パッション・ベアトリスのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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パッション・ベアトリス

[パッションベアトリス]
LA PASSION BEATRICE
1987年上映時間:131分
平均点:6.00 / 10(Review 3人) (点数分布表示)
ドラマ歴史もの
新規登録(2004-01-07)【fero】さん
タイトル情報更新(2009-07-19)【マーク・ハント】さん
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監督ベルトラン・タヴェルニエ
キャストジュリー・デルピー(女優)ベアトリス
撮影ブリュノ・ド・ケイゼル
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【クチコミ・感想】

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3.《ネタバレ》 まだ食事でフォークを使わない、バリバリと肉を手づかみで食べる。そういう時代の、家を巡る悲劇。娘ベアトリスは、父が帰ってくるので初めて頬紅をつける。家長の役を降りて、ただの娘に戻れるという安堵感。しかし父は昔の父ならず、すさんじゃってるの。「わしより後まで食べるな!」 この食事のシーンは、カメラがあっちこっちと回って、父の変貌を観察してるよう。そして、この父は家長の器ではない、となる。高い理想に輝く完全無欠の「家長」のイメージが、この家を圧迫していく。ベアトリスの頬紅は落ちていく。一つの家に複数の家長。悲劇の設定が整った。そして物語の果てに家長はベアトリス一人になれるのだが、その家は何と荒涼とした場所になってしまったことか。マリア像に頬紅をつけるように、父の血をなすりつける。前作がジャズ映画『ラウンド・ミッドナイト』(デクスター・ゴードンのたたずまいが絶品)だった監督、本作では音楽がロン・カーターだが、印象に残っていない。ごめん。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 7点(2013-04-12 10:09:09)
2.「田舎の日曜日」「ラウンド・ミッドナイト」と斜陽な人物を見事な深みを持った演出で描いたベルトラン・タヴェルニエ監督の次なる作品がこの「パッション・ベアトリス」。今回は中世フランスを舞台に父娘の倒錯した愛憎を、キリスト教を背景に人工的照明をまったくもって排除したかのような、暗い画面にのせて描いてきます。屋内シーンは微かに射し込む光がようやく人物の輪郭を浮かび上がらせるほど本当に暗~い・・・です。そしてキリスト教的宗教観を持ち合わせていないと、正直わかりづら~い・・・です。中世ヨーロッパ、といった雰囲気は表われすぎるほどに表われているのですが、歴史感覚、宗教感覚、美醜感覚、それらが試されるような作品で、魂を揺さぶられなかった当方としては、まだまだ修行の足りなさを痛感した映画でありました。
彦馬さん 6点(2004-11-10 22:13:28)
1.《ネタバレ》 うーん、全体的に暗い。ストーリーが暗いのはしょうがないが、画面が暗いのはどうにかならないかな。なんだか気が滅入ってしまう映画です。こういうクリスチャンの反宗教的映画って、なんというか、心理的な葛藤こそ面白いと思うんだけど、なかなかそこが上手くない。それに、登場人物がわかりずらくてちょっと困った。髭の大男がいっぱいで、しかも画面が暗くて、誰が狼藉を働いてるのかわかんなかった。なんだかあまり好きではない。ジュリーデルピーが出ているので、どうしても「恋人までのディスタンス」を想像して、あの美しさを求めてしまうのだが、あまり美しくない。父親である王が、どうしてもベアトリスの魅力にあがなうことが出来なかったように、デルピーの美しさを出して欲しかった。
feroさん 5点(2004-01-07 18:49:39)
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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 6.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5133.33%
6133.33%
7133.33%
800.00%
900.00%
1000.00%

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