185.ソマリア民が米兵の死体をリンチするシーンは生理的に駄目でした。脚色ありのドキュメント映画 【亜空間】さん 9点(2003-10-18 17:40:46) |
184.テンポの良い映画。かなりグロいシーンもあるので、そういうのが嫌いな人は観ないほうが良い。 ソマリアを題材にした作品は希少だから、興味のある人は観てみるべきじゃないかな。地球の裏側には、貧困と暴力に苦しんでいる人達が実際に大勢いるって事を知る事が出来るだけでも、この映画の価値はあると思った。 【エルビス】さん 9点(2003-10-18 17:14:49) |
183.クールな戦争映画だ。手に汗握る展開というのがなく、淡々と戦闘が続き、簡単に兵士が倒れていく。一種異様とも言える位の客観的視点がこの作品の最大の魅力。それは登場人物すべてを同じ距離感で描き、観る側に不必要な感情移入をさせてない換わりに戦争自体の虚無感を強く与えている。「なぜ、外国にまで行って戦争するのか」~アメリカ国の為?家族の為?ソマリア民衆の為?正義とは?…行き着く所は「友の為に戦う」という不毛の論理。 【つむじ風】さん 8点(2003-10-15 03:09:39) |
182.「パール・ハーバー」のようなアメリカ讃美ではなく、「プラトーン」のように 強烈な反戦メッセージも伝わってこない。 リドリー・スコットは歴史的事実を踏まえた上で、阿鼻叫喚の負け戦で展開される米兵達の 人間ドラマを、リアルな描写と共に描きたかっただけではないだろうか。 しかし、人間ドラマとしては余りにもありきたりだし、リアルな戦闘シーンなら 二度と見る気が起こらない「プライベート・ライアン」のほうが上だ。 アメリカ人にはどう映っているか知らないが、日本人の私としては 巨費を投じた単なる戦争アクションものにしか見えなかった。 【光りやまねこ】さん 6点(2003-10-14 23:46:01) |
181.よくもこんな映画をよく撮ったなぁと、感嘆させられた。ソマリアの人々が、自分の年収よりも高価かもしれないような武器を持ち、女性も子供も銃をとって戦闘に参加している現実を、思い知らされた。まさに愚挙としか言いようのない事態を、ドキュメンタリー風にして一つの映画にしてしまったことが、まず、すごい。ソマリアへの軍事介入の意味を、たぶんあまり分かっていなくてやってきている兵士たちは、安直な正義感を燃やしていて、作戦は簡単に成功すると思いこんでいる。オーランド・ブルーム演じる新兵の、現状を何も知っていない無垢さ、きらきらと目を輝かせたあどけなさが、とても印象に強い。たった一つのアクシデントから、なし崩しに悪化する状況。犠牲を増やすことが分かっていながら、兵士の逐次投入せざるを得ないアメリカ軍。迷走するトラックが、戦闘の無意味さを象徴している。指がもげ、内蔵が飛び出し、死んでいく兵士の描写が、よくもここまで、と思うほど描写されていた。冒頭で、兵士たちが高みから同情していたソマリアの民衆は、やがて、襲いかかる敵になり、最後は息も絶え絶えなレンジャーたちを見送る側になる。ソマリア側1000人、アメリカ側19人という死者の数も、考えさせられる数字だった。 【ルクレツィアの娘】さん 9点(2003-10-13 22:44:08) (良:2票) |
180.幸せなことに実際の戦場に行ったことは無いが、この映画がリアルだということは分かる。凄まじい臨場感。初めっからラストまでほぼ戦闘が続くが、実際の戦争にはもちろん心が休まる時などないわけで、変なドラマとかが入っていないのがよかった。 【紅蓮天国】さん 7点(2003-10-13 08:05:21) |
179.リアリティ溢れる映像でしたが、ドキュメンタリー通りに撮ってみましたというだけで、ストーリー的に何も無い。 【ロカホリ】さん 5点(2003-10-12 23:46:12) |
178.《ネタバレ》 戦争映画でブラックホークダウンとプライベートライアンの隣に並べるものはほかにはないと思う。やはりこの手の映画なのでグロイシーンは結構あるが、兵士の足の動脈が切れたのを治療するシーンは、本物ではないとわかっていても見るに耐えない。なかなかテンポも良い。迫力も満点。5.1導入で部屋が戦場に。 【JACK】さん 9点(2003-10-05 02:44:29) |
177.単純に戦闘だけ楽しむにはもってこいか。とにかくあきれるほど市街戦が続くこんな映画なかなか無いですからね。でもこれが実話だってのが驚く。何に驚いたかって米軍のお偉いさんたちの頭の悪さ。それとゾンビ(走るからバタリアンと言った方がいいかな)のごとく無防備に突っ込んでくるソマリア人。ほんとにソマリア人ってあんな戦い方したんでしょうか?ほんとなら、そりゃ1000人死にますよ。 【カズゥー柔術】さん 6点(2003-09-30 22:45:04) |
176.みんな同じような髪型、服装で登場人物もいっぱいだったので途中で誰が誰やら見分けるのが大変だった。ジョシュが主役なのだろうけどユアンマグレガーのほうがいい感じでした。映像すごいって思いました。生と死隣あわせって感じで。ソマリアのことを知らなかった自分を恥ずかしく思いました。 【しずく】さん 7点(2003-09-29 21:25:58) |
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175.この映画の内容はすべて本当に起こったことという訳ではない。(実際エヴァーズマン軍曹はアラモの砦にはいなかった。)しかしそれは映画というものなのだから仕方が無い。戦闘の状況がわかりやすくしてある。ソマリアでの戦いは計画どうりにいかず、失敗がすぐそばにあるという戦闘があったのだと思う。 【NO.4】さん 10点(2003-09-28 17:03:51) (良:1票) |
174.アメリカニズム満載のむかつく映画であるのは確かだけれど、戦闘シーンの緊迫感というか緊張感、これは凄いと思う。どの戦争、紛争のどういった戦闘場面を描くかによって違うから簡単に比較すべきじゃないけど、この緊張感はトップレベルだと思う。ただ一方でお決まりのアメリカンジャスティス的プロパガンダっぷりは過去最悪なほどひどくて、ブラッカイマーが生まれてなければ少し戦争紛争減ってんじゃねーかって改めて思う。 【koh-mt】さん 5点(2003-09-23 02:52:11) |
173.《ネタバレ》 作り込みが非常に素晴らしい映画。実話を元にしている作品でアフリカのソマリアで米軍のレインジャー部隊とデルタフォースの作戦中に同軍のヘリが現地の民兵に撃墜され、乗務員の救出のために向かった部隊が民兵に包囲され、泥沼の市街戦となっていく・・・というのが話のあらすじ。ストーリーの三分の二が戦闘シーンで、それが淡々と続くので盛り上がりに欠けるし、「おもしろい作品」ではない。けれども、逆にそれが戦闘のリアルさを引き立てている。この作品は映画として楽しむのではなく、「ソマリアでこういう戦いがあった」ことを描いたドキュメンタリー作品でしょう。それとこの映画を見た人で「ソマリア兵死にすぎ」だとか「米兵死ななさすぎ」、「米兵19名とソマリア民兵1000人なんて割に合わない」などと書かれる人が多いが、民兵というのはその名の通り、民間人が銃を持っているに過ぎないので戦闘能力は米兵、特に精鋭のレンジャー・デルタの合同部隊と比べて装備・技量共にはるかに劣る。それと、この映画は実際に起きた事を描いた作品であるということを忘れずに・・・。 【フレッチャー】さん 10点(2003-09-13 22:53:24) (良:1票) |
172.なぜ30分で終わるはずの作戦が15時間にも及ぶ市街戦に突入してしまったのか?その作戦の一部始終をリドリー・スコットがわかりやすくリアルに、時に皮肉って描き切った傑作。「アメリカ万歳映画じゃん」や「ソマリア人の視点でもっと描くべき」というレビューをよく目にするが、これ以上登場人物や上映時間を増やしていったんじゃきりがない。第一この悲劇が起きたのは米軍の失態なのだから米軍を中心に描いていて当たりまえだし、ソマリア人の描写も間違っているとは言い切れないはずだ(原作に忠実だったのは間違いない)。 個人的にはリドリーの映像(ヘリの飛行シーン)やハンスの音楽(テクノ系の音楽と北アフリカの民族音楽の見事な融合)などが大変気に入ったのでこの点数です。 【ガガガ】さん 10点(2003-09-07 21:51:38) (良:2票) |
171.個人的に、戦争映画のなかではあまり記憶に残っていない。でも実際の戦争ではこれ以上の惨さ、酷さがあるんだろうな。近年の実話だけにちょっと感慨深いめ…。 【西川家】さん 7点(2003-09-03 14:45:13) |
170.《ネタバレ》 ソマリア兵が1000人死んで、アメリカ兵が19人!!??僕はアメリカ兵がボカスカにやられる映画だと思っていたのに・・・ 【映画大臣】さん 1点(2003-08-27 12:20:11) (笑:1票) |
169.すごく生々しくてこれが実話なんだと思うと、胸が痛くなりました。でも、中身はすかすかで、アメリカ人はヒーローでソマリアの人々は…って思いました。市街戦って怖いですね。。やはり、戦争映画を見たときのお決まりの感想ですが、平和のための戦争はありえないなぁと。私たちは平和ボケしてるからかな?? |
168.戦争オタクさんは、とても喜んでいた映画。私は最近ダメです。こういう戦争映画 年のせいか!? 【KINKIN】さん 4点(2003-08-17 20:20:06) |
167.この映画、ヨーロッパで旅をしている最中、チェコの田舎町で見ました。チェコの人に、この映画を「見にいくんだ」って話すと、「アメリカが好きなのか?」と絡まれた・・・。映画自体は、迫力があり、見応えは十分にあったが、「映画」としてのシナリオは甘く感じた。 【sirou92】さん 3点(2003-08-12 04:56:29) |
166.単純に良い映画とは言い難いけれどなかなか怖くて面白かった。そういえばロメロとサビィーニはゾンビ映画撮る前はベトナム戦争のドキュメンタリー撮っていたんだよねと今更ながら思ったりして・・・。配役が誰が誰だかわからないのが難 【こま】さん 7点(2003-08-06 01:33:35) |