22.《ネタバレ》 個人的にクリント・イーストウッドの作品とはあまり相性が良くなかった自分なので まったく期待していなかったが、良かったですね。 どこまでが事実か脚色かは分からないが全く知らない話ばかり。 機長が雄弁でなければ機長自身の名誉も守られなかった可能性が高く このレベルの調査を調査と言って居るのが事実なら恐ろしい事だが 小難しい専門用語を並べられても眠くなるだけだろうから 見せ方が上手で時間も丁度良く最初から最後まで見入ってしまった。 ただ残念なのは事故調査側があっさり機長の発言を受け入れ逆に賛辞まで贈る所までに 機長側のドラマは描いて居るが調査側のドラマが描かれておらずちょっと拍子抜け。 それで納得するなら機長からの事前説明で納得するだろ・・・と。 またこの映画を見るに当たり知っておいた方がより映画を楽しめるのではないか?と言う事柄は、 アメリカでの飛行機事故は故意では無い限り事実関係の確認を円滑にする為に パイロットや整備士などの個人に対しては刑事・民事共に責任を問われないと言う大原則があり その責任や補償は飛行機会社が負うことになっている。 【デミトリ】さん [DVD(吹替)] 7点(2017-08-12 07:08:49) |
21.いい映画だなあと思ったら、クリント・イーストウッド監督。 なるほどねえ。 短い上映時間の間に、ぎゅっと感動が詰め込まれた作品でした。 【プラネット】さん [インターネット(字幕)] 7点(2017-08-11 21:12:47) |
20.2009年の事故だから、まだ記憶に新しい。あのニュースの後に、こんな事態になっていたとは知らなかった。良いことも悪いことも徹底的に調査、分析して報告する。これはアメリカの伝統みたいなものなのだろう。こんな国と戦争すべきじゃなかったと毎回思う次第なんだけど、本題に戻って、各々がプロフェッショナルとしての自覚を持ち、働く姿はかっこいいなと。乗客の命を救ったという点では機長の判断と腕によるところが殆どすべてではあるが、副機長、管制官、CA、救助を行った人たちまで皆、冷静に自分のすべきをことをした。それを称える機長と、副機長の最後のジョークが素晴らしい。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-07-02 01:07:14) |
19.《ネタバレ》 これです。これ。『フライト』の時に見たかったの。こういった、正しい判断が正しく評価される物語。この話にもちょっとしたサスペンス的要素として、左のエンジンの推力があったのなんのとの疑義が出ているが、実際の現場の状況尾を無視したり、「~はずだ」でシミュレーションが行われて、人が断罪されるのは恐ろしい。 でも、最後に正しい者が救われる話は良かった。でも、普通ボイスレコーダーとか時間的な経緯とか、基本的に検証されるもんじゃないのかな? 【Tolbie】さん [DVD(字幕)] 7点(2017-06-08 05:38:58) |
18.事件の内容は知っているのでどのような結末になるかヒヤヒヤする類の映画ではなく、 ゴールに向かってどのような見せ方をするのかがとても重要な映画。 とてもシンプルに丁寧につくられた映画はさすがイーストウッドなんだけど、 イーストウッドだからこそ、もっとハッとする演出も期待してしまい 期待に応えてくれる何かがなかったのが残念だった。 |
17.《ネタバレ》 旅客機が無事着水、死亡者ゼロなどという偉業をなしとげてしまうのは、やはり大リーグのプレイなんかを見ていると、納得感があるから不思議だ。アメリカという国は問題も多いが、仕事に就いている人たちは大リーグ並みのファインプレイを日々しているんだろうなと思う。短編ではあるが、面白かった。美女のハグがあったり、女性のお偉方が、公の場で個人的な意見を言って、賛辞を示したり、アメリカの女性もまた日本とは違うなぁと思った。 【トント】さん [DVD(字幕)] 7点(2017-04-09 08:44:40) |
16.《ネタバレ》 シミュレーションとの違いが問題だったのだとしたら、おそらくそれほど世間的には大きな事案になることではなかったのではないでしょう。機長しか判断できないことを、責任回避することなく行い、それで結果、死者をださなかったのだから。いわゆる疑惑の部分は、わりとあっさり解決します。しかし。本作でワタシが恐ろしかったのは、英雄的なことを成し遂げた後の憂鬱、あがりきったテンションから日常に落ち着いたときに現れるやるせないだるさ。凡人のワタシ、日常レベルでも今日は年に何回あるかないかのうまくいった日の高揚の後のなぜか寂しい感じ。あれが、国家レベルの事だったら、どれだけきついことかと。ワタシ、芸能人やスポーツ選手が薬物に手を出してしまうのは、このような高揚があったがゆえの憂鬱のせいだと思っています。って、何を言ってるんだ、オレ。 【なたね】さん [DVD(字幕)] 7点(2017-02-26 17:05:36) |
15.イーストウッド監督すごい!!あと20年は撮り続けてほしい。本当にそう思います。よくこの題材 で、こんなに魅せられる映画ができたものだ。 【代書屋】さん [DVD(字幕)] 7点(2017-02-16 00:49:21) |
14.《ネタバレ》 機長の判断が完璧に正しかったというのが鑑賞してみてよくわかりましたね。 引き返して滑走路を目指そうとしたらニューヨークの街の上を飛ぶことになり、 もしそこで墜落でもしたらとんでもない大惨事になる。 ハドソン川に着水するという選択肢以外ないとわかるのですが、川に不時着するというのはすごく危険なこともまた事実。 そこで機長の腕前発揮ですよ。頭が上がりすぎても下がりすぎてもいけない。 機体が沈まないように着水させるには本当に高度なテクが必要なようです。 トム・ハンクスも実際のサリー機長にすごく似てました。さすが名役者の役作りは素晴らしい。 【あろえりーな】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2017-02-11 22:21:36) |
13.《ネタバレ》 フラフラになりながらも、最後まで制服を着続けて、職務を全うし、さらにフラフラになりながらも、自分の判断を信じ続けた機長の物語なのですが、繰り広げられる言い争いが、人と人との争い事ではないことに注目すべきではないでしょうか。 これ程、溜飲が下がるのは、極限の状況下で人の下した判断が客観的なデータに基づいた判断を上回ったからだと思った。金メダルを獲得することは間違いないけれど、人類の限界を目指すボルトの走りに感動するのと同じようなもの。 【うー】さん [映画館(字幕)] 7点(2017-02-08 01:52:21) |
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12.《ネタバレ》 副機長の人柄まで良く再現されてましたね 【osamurai】さん [ブルーレイ(吹替)] 7点(2017-02-08 00:57:44) |
11.《ネタバレ》 クリントイーストウッドの映画らしい重厚さは健在。ただ、不時着のシミュレーションで人的要因を考慮するのは当たり前だと思う。公聴会で最初その点が考慮されていないのはあまりにもお粗末。映画だから誇張されているのかな、もし事実であればシミュレーションした側はその仕事をやめた方が良い。 【珈琲時間】さん [DVD(字幕)] 7点(2017-01-28 11:00:04) |
10.《ネタバレ》 ハドソン川に飛行機を不時着させたニュースはテレビで見て、全員の命を救ったなんて奇跡だなと思った記憶があります。その後、その判断が正しかったか否かで機長たちが苦しんだなんて想像だにしませんでした。クリントイーストウッドの映画は、重厚な雰囲気がありながら、非常に分かりやすく私は大好きです。この映画も機長たちの事故後の苦悩や、ラストの公聴会での逆転劇をドラマチックに分かりやすく描いているとおもいます。よかったです。 【ぽじっこ】さん [映画館(字幕)] 7点(2016-12-24 07:57:34) |
9.トムハンクスが走ってると、どうしてもフォレストに見えてしまうのは私だけではないはず。全員が助かるのはみんな知ってることなんで、どうやってドラマ化するのか楽しみだったけど、こんなことが起きてたとはびっくり。最後の一言でなんか救われた気がした。ああいう冗談が言えるアメリカが好き。 |
8.《ネタバレ》 さすがのイーストウッド。安定した面白さの佳作でした。 この事件のその後の顛末は知らなかったので、主人公がどうも怪しげなサイドビジネスをしているとか、最初の墜落シーンでの唐突な着水判断とかに、私は見事にだまされて、機長を疑いの目で観てしまい、しっかりサスペンスとしても楽しんでしまった。 乗客に関するエピソードや、船・ヘリの救援隊のエピソードなど、話を膨らまそうとすればいくらでもできそうなのに、それらはあくまで肉付け程度にしか扱わず、とことん機長個人にだけ焦点を合わせていく。画面にトム・ハンクスが出ていない時間が果たしてどれくらいあったか?というくらい。無駄を削ぎ落としたといえばそうなのですが、個人的にはすこし物足りなさを感じてしまった。 せっかくコパイロットのアーロン・エッカートが良い味を出してたので、彼にももう少し活躍してほしかったところですが。 【Northwood】さん [映画館(字幕)] 7点(2016-10-15 00:48:41) |
7.《ネタバレ》 『感動の実話モノ』はどっちかっていえば映画のジャンル的には苦手な自分です。9.11を扱ったO・ストーン監督『ワールド・トレード・センター』なんかも全く入り込めなかったし。この作品を映画館で観たかった理由は、監督がクリント・イーストウッドだからという、ただその一点のみ。ずっと以前からこのヒトの監督作品には、どこか『人間の死』に対する独特の哲学といおうか理論を持っていると思っていました。そのイーストウッド御大が『奇跡の生還』ネタを、どのように演出したのか興味津々でした。結果はこの採点の通り。万人が共感できる角のない無難な作品に仕上がっていました。逆に巧くまとまり過ぎてたのが私には少々不満。結局人間って『死』についての考察を深く突き詰めていくと『生への賛歌』にゆきつくものなのかなあと思ったりして。『実話ネタは人々の記憶が若干薄れた時期を狙って映画化すべし』 【放浪紳士チャーリー】さん [映画館(字幕)] 7点(2016-10-14 22:00:53) |
6.スカイルズ副操縦士のラストの一言は、敵味方なく、その場にいたすべての人の心が一つになる、いわゆる「ノーサイド」の瞬間。 あれがこの映画最大のカタルシスだった。 前作「アメリカンスナイパー」から2年弱。 あの時も書いたけど、このペースならまだまだいけるよ、イーストウッド。 次回作の準備、もう始めてるよね? 【チャップリ君】さん [映画館(字幕)] 7点(2016-10-08 15:05:46) |
5.イーストウッドっぽくない素直にまとめた話ですね。 特に起伏のある話ではなく、前例のない局面での人間のとっさの判断には正解も不正解もないのかもしれません。 【東京ロッキー】さん [映画館(字幕)] 7点(2016-10-03 18:04:50) |
4.《ネタバレ》 上映時間が短い映画でしたが、「よくここまで膨らませたな」というのが正直な感想です。映画は単純明快でとても面白いです。後味が悪くなる・見終わって疲れる・いろいろ考えさせられる、のいずれもなかったのですが、広がり・幅を持たせるのは難しいですね。話は変わりますが、この映画もアメリカン・スナイパーも、アメリカ人の9.11の傷跡を感じます。 【jcross18】さん [映画館(字幕)] 7点(2016-10-02 16:06:35) |
3.《ネタバレ》 無事全員生還して結果が良ければ全て良しとして検証はしないよりもキチンとした方がいいが、この間抜けな事故調査委の話が事実というのが驚き。 【ぶん☆】さん [映画館(字幕)] 7点(2016-10-01 18:44:15) |