1.《ネタバレ》 全然関係ないんですが、AKB48の峯岸みなみが恋愛禁止条例を破ったとして坊主頭になったが、世間の反応が意外と冷たいことに驚いた。「ルールを守らなかったのだから仕方ない」とか「髪を切っただけでは許されない」なんて言われてる。彼女は人でも殺したのか?どうしてうら若い女の子が頭を丸めて、罪人のような扱いを受けなければならないのだろうか?そもそも、年頃の女性に対して「恋愛禁止」などというルールを突きつける方がおかしい。基本的人権の侵害に値すると思う。さて、映画『ストロベリーナイト』では、恩師に迷惑がかかるから事件を隠蔽してもいい、などという警察の体質が問われている。もちろん姫川はそんなルールを無視して突っ走るのだが、最近の世の中を見ていて、これに似た不気味さを感じることが多い。話が逸れたので本題に入ろう。せっかく劇場公開するくらいなら、姫川がやくざと恋愛する話なんかより、ガンテツから「人殺しの目をしている」とまで言われている彼女が、本当に人を殺すかどうかの瀬戸際に立たされるくらいの内容にしてほしかった。女性の観客に対するアピールなのかもしれないが、ずぶ濡れの菊田が切なくて胸キュンなんて、必要か?姫川も終始単独捜査をしており、TVシリーズの醍醐味だったチームプレイが見られず、ガンテツがあまり活躍しないのも淋しい。ただ、姫川班最後の事件として、シリーズのファンなら観て損はない。