1.めちゃくちゃ熱い映画だった。
フォードがル・マンで優勝する為に雇ったのは優勝請負人シェルビー。彼は友人のマイルズをドライバーに任命し、共に最強の車を作り上げて行くというもの。
大まかなあらすじを聞いただけでもう面白そうなんだが、迫力のあるレースシーンと共にじっくりと人間ドラマを描いているので凄く引き込まれた。
ただ、モヤモヤしたのはフォードを必ずしも正義として描いている訳ではなく、大企業故の奢りや汚ならしい部分もあったり、主人公であるシェルビー達との軋轢なんかも描かれていて、仲間同士での揉め事が次第にメインになって行ったのがちょっと不満ではある。
ただ、これは実話らしいのでそれが本当にあった事なのだとしたら文句は言えない。
とにかく、2時間半もの間全くだれる事無く楽しめたのでかなりオススメである。