16.内田けんじ監督は女のことがよくわかってる。 この主人公が現実にいたら、あんなにも女に対して良いようには動けないだろう。 それ以外はつっこみどころもなく、特にヤクザのストーリーは素晴らしい! 最初と最後のビリー・ワイルダーへのオマージュもとても微笑ましかった。 こんな才能のある監督が日本に現れてくれたことを大変嬉しく思う。 【祥子】さん [DVD(邦画)] 8点(2008-06-26 17:13:05) |
15.良い時の宮籐官九郎に三谷幸喜エキスが少し入ったようなイメージ。時間が微妙に何度も戻りながら真相、というかその裏側を明かしていくある種のザッピング的構成が絶妙。時間の受け渡しがとても上手く出来ている。観たことも無いような役者が殆どというのもこの映画を素直に楽しめるポイント。良作です。 【MARK25】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2008-04-20 18:22:00) |
14.ストーリーがとにかくおもしろかった。何回も見たくなる作品。 【ホットチョコレート】さん [DVD(邦画)] 8点(2008-01-29 21:32:59) |
13.時間軸を捻じ曲げ、多くのストーリーが1つに重なるスパイラルムービーの傑作。タイムパラドックスを利用した中盤からの脚本は秀逸。目が離せないとともに、おもしろおかしく、それでいて安定したストーリー展開。ラスト電話をかけるシーンは嘲笑してしまうほど、引き込まれている自分に気付いた。後味も最高レベル。知らない役者さんばかりだったが、これは見て損なし。 【Andrej】さん [DVD(邦画)] 8点(2008-01-16 02:33:03) |
【なますて】さん [DVD(邦画)] 8点(2007-11-07 11:48:01) |
11.ほんとよくできてる!面白い!飽きさせない!低予算でありながらこんだけ面白い映画が作れるんだ、と感心。この監督には今後も目が離せない。 【やぶからスティック】さん [DVD(邦画)] 8点(2007-09-29 10:48:43) |
10.「パルプ・フィクション」の良さが分からなかった人は、きっとこれを観れば良いんだと思う。時間軸の操作という点だけならパルプより面白いと感じるでしょう。特に話は盛り上がらないしかなり地味だけど素直に楽しめます。平均点は高いですが決して期待はしすぎないように観て下さい。 【ケ66軍曹】さん [DVD(邦画)] 8点(2007-09-11 18:01:59) |
9.渋谷のユーロスペースにて、映画『運命じゃない人』を鑑賞した。 この映画、前知識ほとんど無しで観にいったんだけど、かなり楽しめた。 カテゴリは「ヒューマン」となっていたけど、サスペンスっぽい部分もあり、スリリングな展開も楽しかった。 「一つの場面を複数の視点から繰り返し映し出す」というのがこの作品の最大の魅力である。 そしてエンドロールが流れ・・・ 「え?!これで終り・・・ははは。。むむ??何?え?おいおい!」 という感じに最後はなれるはず。 ネタバレ無しの代わりに、かなり分かりずらい作品紹介となってしまった。 だけど、ネタバレしてしまうと確実に面白さ8割減の映画だ。 久しぶりに観た「しっかりと楽しめる邦画」だった。 最後まで油断させない細かい作りは一見の価値アリ! 中古チケットショップで映画鑑賞券を購入。 価格は1330円だった。 「回数券」をバラ売りしたものらしい。 半額デーとかだと、安かったとしても館内が混雑しているので微妙だが、この1330円は価値のある1330円だった。 【にじばぶ】さん [映画館(邦画)] 8点(2007-09-01 20:19:35) |
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8.よく練られた話でおもしろかった。日本にこういう映画がある事が嬉しかったです。 【しっぽり】さん [DVD(邦画)] 8点(2007-07-18 09:36:33) |
7.脚本がいいと低予算でもこれだけの作品がつくれるという見本ですね。内田監督の次回作に期待したい。それにしても、内田監督のように才能溢れる若手がなぜ作品を撮れないのだろうと思いちょっと憤慨する。(才能ないのに金かけてしょーもない映画撮る奴が多いのにね) 【kainy】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-02-01 16:57:52) |
6.《ネタバレ》 人が死ぬような事件が起きるわけでもなく、ごく日常的な中にこういった事件を盛り込むのは思わずにやっとさせてくれる。同じ時間を何回も繰り返し映すというありふれた手法ながら、非日常ではなく日常の中というのは独特だろう。 エンドロールのウソは、ここをみて初めて気づきました。このサイトに感謝です。 【θ】さん [DVD(邦画)] 8点(2006-12-19 09:03:14) |
5.《ネタバレ》 うん!これまたやるじゃん!内田けんじ監督!脚本の良さ、面白さにアイデアの上手さ、偶然が重なって起きるとんでもない出来事をテンポ良く描いているので飽きずに楽しめる。やはりこの監督さん、若いのに上手いなあ!どうすれば面白い映画になるかって事がしっかりと解っているのだと思う。だからこそ面白い映画を撮れるんだろうと思う。映画の基本は第一に脚本てことがこの作品を見れば誰もが解るぐらい本当に上手いです。そんな上手い脚本とやはりこの作品、有名人を使ってない所もわざとらしさが全く無くて好感が持てます。主人公の一人、宮田君のトボケっぷりが素晴らしい。探偵で親友の勇介が宮田君の元彼女のあゆみに騙され、やくざに連れて行かれてることなどまるで知らないでレストランで知り会ったもう一人の女、真紀に別れる際に嘘の電話番号を教えてもらって、嬉しそうにしている時の喜びを身体中で表している所の素晴らしさと教えて貰った番号に電話しても電話しても繋がらないのに、彼女はそんな人ではないと責めずにいるそんな男のだらしなさ、哀れさが抜群です。ところでこの作品を見て、女の人はどう思うのかという事も含めてちょっと興味がある。内田けんじ監督の女の人に対する皮肉と読める場面を最後の方で見せていると感じた。個人的にはこれより一つ先の「WEEKEND BLUES ウィークエンド・ブルース」の方が私としては好みですが、これはこれで十分、面白かったし、今の金ばかりかけて、やたらうるさい音楽とめまぐるしい映像だらけのハリウッド映画よりも何倍も好きです。 【青観】さん [DVD(邦画)] 8点(2006-12-09 18:32:41) |
4.物語を複数の視点から描いたり、時間軸をずらしたりして構成している意欲作。 パルプ・フィクションやブギーポップは笑わないのパクリとまで言ってしまうと褒め過ぎかも知れないが、構成がやたら上手いので素直に楽しめる。 【もとや】さん [DVD(邦画)] 8点(2006-09-15 05:26:22) |
【サイレン】さん [DVD(邦画)] 8点(2006-09-03 00:18:29) |
2.《ネタバレ》 演技もさりげない感じでその中にも結構いいせりふがあったりして、あまり期待しないで見ていたのだが見てよかったと思う。やくざのエピソードも最後をしめるのにふさわしかった。予告は見ていなくて本編の後に見たのだが、見ているとストーリーが少しわかってしまうので前に見なくてよかったと思う。 【HK】さん [DVD(邦画)] 8点(2006-04-07 21:03:20) |
1.パルプ以来、いくつかのエピソードを絡み合わせる脚本というのは珍しくもなくなったが、これはそんな幾多の作品とは一味違う。絡み方が尋常じゃない。とにかく遊びまくって、練って練って練られた脚本だと思う。しかもすっきりとまとまっている。5つのエピソードが縄をつむぐように一つの太いドラマを作っていく様に深く感心した。それは変やろ、と突っ込んでしまうようなところが、その後すべて納得の行くものになっていくのが快感だった。笑いもほどよく、まったりじっくり楽しめた。まさしく小粒ながらピリリ。 【ぷりんぐるしゅ】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-10-08 01:37:34) |