60.映像だけ見ていて、このストーリーを語るのに最適な描写なのかどうか首をひねるような場面がそこかしこにあり、同好会の実験映画的な要素を感じてしまったため映画に入り込めなかった。森本レオの声もアンマッチだ。キャラクターに魂が感じられない。 【神谷玄次郎】さん 3点(2003-12-23 16:16:35) |
59. 新しい世界観を作ろうとして努力してる跡は伺える。でもキャラクター達の存在感が軽すぎるというか、どうも素人が背伸びして書いた台本(そんなことは無いのだろうが)のように見えて入り込めない。「ここでそんなこと言うかな」とか「ここでそういう反応はしないだろ」って思ってしまう。単に自分の好みでは無いだけかもしれないけど。坂本龍一の音楽は素晴らしかった。 【ロイ・ニアリー】さん 6点(2003-12-12 11:39:27) |
《改行表示》58.ぱっと見で面白そうなんですよね。ほんとに。今観ると「いかにもガイナックス」という絵と話なわけですが。 でも、なんつーかですね、もっと面白くなったという気がするんですよ。なんかが足りないというか..でもそのなんだかちょっと足りない感も含めてこの映画の味なのかなぁ..と。 打ち上げまでの緊張感はなかなか好きなんですけどね。 主人公(シロツグ)程度の力の入り具合で観るとちょうどいい映画なのかなぁ、と。 【あばれて万歳】さん 6点(2003-12-02 00:06:49) |
57.最初から最後までワクワクしてのめり込める作品です。”何もすることがないから宇宙軍に入った”森本レオが、やがて宇宙に出て淡々とメッセージを語るシーン、何度観てもジーンとします。その直前のシーン、敵軍の侵入と打ち上げの緊張感がなんとも言えずハラハラドキドキ感を盛り上げ、そして、無音のまま空に立ち上るロケット打ち上げの軌道が青空に映えるシーンは、とても美しいです。 【オオカミ】さん 9点(2003-11-19 21:58:10) |
56.結構評価割れてますね。僕は80年代の若者の空気をよく表した、いい作品だと思いますよ。世界のどーしよーもない状況(戦争とか貧困とか)に対してどーしよーもなく無気力になっている主人公はいわゆる「シラケ世代」を体現しているように思えるし、そんな彼が一人の少女との出会いによってやる気を出しちゃうところは安易といえば安易だけど、人間って案外そんなもんでしょ?って思うし。徹底的に作りこまれた「もうひとつの地球」の文化もよかったです。しかしこの作品は好きなんだけど、同じガイナックスが作った「トップをねらえ!」はマニア臭プンプンで、ちとついていけません。 【ぐるぐる】さん 8点(2003-11-14 19:30:17) |
55.見どころは、ロケット打上げ寸前の、戦闘シーン と ロケット打上げシーン..圧巻です..庵野秀明 の執念を感じます..セル画を使ったアニメでは、もっとも実写に近い描写で、忠実に描かれたアニメ! と言っても過言ではないでしょう~ 一見の価値あり!です..しかし、映画としての評価は、凡作..物語に起承転結がなく、メッセージ性も弱く、まったくもって面白くない..メインである有人ロケットの打上げ、そもそも、有人ロケットを大気圏外(宇宙)に打上げることの “大変さ” を、まったく理解していない!ナメている! たった1回の打上げで、トラブルもなく、あんなに簡単に打上げることは 不可能!(ソ連やNASAの苦労を知らないのかぁ?) それから、緻密な作画のクオリティーの高さに比べ、キャラクターデザインのショボさ!ミスマッチ! なんとかならなかったのか..(顔のことです、漫画ぽい顔に、みんな団子っ鼻) さらに、架空の星とは言え、小道具類の機能美を無視したデザインにはガッカリ..変えればいいってもんじゃないでしょ!(例えば三角スプーン) 地球上で人間が作った道具という道具の形には、すべて意味があり 歴史があり、紆余曲折を経て最善、最良な形として現在に至ってます..それを軽んじてもらっては困る..理系/工学系の脳(頭)を持っていれば、すぐに気がつくはず..センスの無さに、失望..最後に、某アニメ夜話で制作側の意図、熱い思いを聞かされ..それを聞いた上で、再度観直してみた..う~ん、何度観ても、凡作..これが最高傑作!って言い張るのなら、それは制作側の自己満足にほかならない..本作が稚拙でダメダメだと気づいていないのだとしたら、制作スタッフ全員が幼くて幼稚ってこと..映画は、“脚本が命!” ですよ、岡田さん!! 【コナンが一番】さん [映画館(字幕)] 5点(2003-11-13 12:15:02) |
54.まるで、巨費を投じたアニメ研の研究発表作品のような映画とおもっています。私には製作者の熱意が完全に空回りしているようにおもえてなりません。 |
53.独特の世界観とOP、打ち上げ後のモノローグはいいと思いました。坂本教授らの音楽も未だに独立して聴き続けてるほど良いです。何かに打ち込んだことのある人ならわかる、かな? 【ひろほりとも】さん 6点(2003-10-28 13:52:57) |
52.有人宇宙ロケットを打ち上げる熱意と、当時若手だらけだったガイナックス製作陣の想いが被ります。音楽も感動的。 【ロカホリ】さん 9点(2003-09-17 00:27:26) |
51.世界観がしっかりとしていて面白いとは思うけどそれだけ。 【亜流派 十五郎】さん 4点(2003-08-08 20:29:17) |
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50.「ロケットを打ち上げる」。凄いのは、このテーマを、日本で、アニメで、映画で作った事。徹底的に創り込まれた世界観にファンタジーでありながら「リアル」を感じる。登場人物の人間味を上手くドラマに生かしてる為、主人公が宇宙に行ってからのセリフに重みを感じる。宗教性は強いものの、人間の「強さ」と「弱さ」を感じさせる脚本は、素晴しい!!。 【sirou92】さん 8点(2003-07-24 14:38:26) |
49.中1ぐらいの時に観たのですが県立地球防衛軍の続編だと思ってみて内容難しくてショックだったことを覚えています。当時ではわからなかったのですが、最近ビデオ借りてみたら良かったです。 【福助】さん 8点(2003-07-09 00:02:44) |
48.神の存在?人間の可能性?結局の所、この作品は何を言いたかったのかがよく分かりませんでした。よってこの点数なのですが、制作自体は結構金を掛けたものだと思いますし、異国の(異星の?)雰囲気はなかなか面白かったです。メカの描写の随所には、執拗なまでのこだわりを感じました。音楽が印象に残りました。 |
47.他の人の感想をみると、ほんとにいろんな見方があるんだなあと思った。昨日、久しぶりに見て前回(10年くらい前)上っ面しか見てなかったのを思い知らされた。結論はないうやむやの映画とも言えるけど、何も考えなかった人間がいろいろなことを考え始め変わっていく過程が見所なんだと思う。宇宙ロケット打ち上げる情熱だけじゃなくて。あのヒロインは平凡じゃなきゃリアルじゃないと思うなあ。哀しいくらいの愚直さが出ている。美しいもの、凄いものだけじゃなくて、そんなまっすぐな愚直さに心動かされることもあるという感じが好きです。森本レオの声も、良かったと思う。打ち上げシーンの描写もなかなか萌えましたけど。リレー電算機らしい機械やどこの文字か分からないけど数字らしいニキシー管表示に萌えた私は変? 【あ】さん 9点(2003-06-15 03:15:27) |
46.ガイナックスの第1作目としても有名なアニメ映画。庵野秀明×貞本義行と言えば、「不思議な海のナディア」や「新世紀エヴァンゲリオン」が有名ですが、個人的にはこの映画を思い出します。巨額な制作費8億円を一体どこに使ったのか…シーンの一部一部を「ここかッ!?」と食い付いて当時劇場で観ました。しかし、主人公の青年・シロツグの声を、俳優の森本レオがやるのはどうしたものでしょう。終始気になる声とキャラのアンバランス。更に、街で神の教えを説く少女・リイクニのキャラクターに嫌気がさして仕方ない(苦)。自分の存在価値を見い出そうとする、シロツグの葛藤や苦悩を中心に描いているのは良く分かるのだが、結局最終的に何を伝えたかったのかイマイチ不明確。グラフィック的な問題のみで評価するのはどうかとも思うので客観的な評価で。 【_】さん 5点(2003-06-01 17:42:20) |
45.やっぱ面白いです。こんなに何度も見たくなる映画ってそうないです。 【Petra】さん 10点(2003-05-19 01:17:31) |
44.初めて見たのは、小学生の頃、夕方にテレビでやっていたような。あれから何年たったのだろう?雰囲気を思い出して独特のにおいがたゆたうのは、オネアミスの翼とうる星やつらのBeautifulDreamer、ルパン三世のバビロンの黄金伝説の三作。これは当時、素晴らしいできでした。今、冷静に批評すれば違った感想を抱くのかもしれないけど、当時本物の一つであったことは間違いない。 |
【山本】さん 4点(2003-05-11 03:31:27) |
42.面白かった。森本レオも、坂本龍一も、GAINAXも、どれをとっても完璧。ちょっと誉めすぎたかもしれないが、本当にそのくらい思ってる。 【ガゼル】さん 10点(2003-05-05 16:35:04) |
41.テーマも陳腐、キャラクターの外見も特に美しくない。これが、このアニメーションを傑作の域に高めているのではないかと思います。依怙地なまでに実験的な作品にこだわったスタッフの意欲が表れていると。まあ、少々依怙地が過ぎる所もありますが、科学礼賛と自然回帰の絡み合いを基調とした作品としては、「もののけ姫」よりよほど分かりやすいかと思います。王道の、若者の成長物語が根幹となっているだけに、スタッフの意欲が熱く、見るものに語りかけてくるのではないでしょうか。中学生のときにはじめて見てから十数年、社会人となった今、仕事に対する自身の取り組みを、改めて考えさせられます。 【でぃーまん】さん 9点(2003-04-21 16:43:51) |