158.設定はおもしろいと思うし、当時としてはこれでよかったのだろうと想像する。 でも、もう一ひねりはないと盛り上がりに欠ける。 古典として一度観るのはいいと思うが、絶賛するほどではない。 |
157.面白かった。事件が動くまではダルさを感じたが後半は画面にかぶりつくように見入っている私がいました。ストーリー構成メチャメチャ上手いです。私が見たヒッチコック作品の中で今のところトップ。 【鼻くま】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-01-25 10:12:27) |
156.《ネタバレ》 カメラ越しにレンズを通してみる世界は独特の雰囲気がある。 実際に目で見るのとは少し違った独特の見え方。 (人々が籠の中のハムスターみたい) 傍観者的な見方というか、第三者的な関わり方というか、独特の距離感があってなんか変な感じ! 物語のなかで、「向こう側」で起こっている関係と、「こちら側」で起こっている関係は違う。 しかし、その違う関係どうしがお互いに交錯し始める。 また人それぞれの私生活が見事に可笑しく描かれている。 それぞれの部屋の様子などでその住人がどういう趣味で性格で、、、というのが想像できて面白い。 レンズを通してみた人々の暮らしは、まるでミニチュアの世界を見ているようなどこか不思議な感じがした。 でも最後はホントに怖かったです。。。 【ゴシックヘッド】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-12-04 03:19:51) |
155.いやー、面白い! 特に終盤の畳み掛ける様な細かい展開。 まさしく傑作です。 ヒッチコック作品の中では今のところナンバー1ですね。 それと怖い怖い。 特に、窓の向こうの人間と目が会った瞬間のドキリ感や、廊下をコツコツと歩いてくる間の緊迫感。 サスペンス色を十二分に見せながらも、ストーリー展開も見事で、バランスの取れた作品でした。 ヒロインのグレース・ケリーも美しい、、いや、ヒッチコックがとても美しく巧く撮ってますね。 【にじばぶ】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-11-12 18:15:49) |
154.あれで殺人事件だと思うのはちょっと無理があるのでは・・・。でもそれなりに飽きずに観れました。他の人も何人かコメントしていますが、グレース・ケリーという女優さんめちゃくちゃ綺麗です。 【たけよし】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-08-15 22:54:28) |
153.《ネタバレ》 人間観察が趣味とか言う奴にろくな奴はいないと思う。たいていそんな人間は、自分が観られて笑われた時にヒステリックに反応するものだ。人を観るのは結構だが、自分のことも笑い飛ばせるような人間でなければ、そもそも人を「観る」資格などありはしない。。。 とかそういう話はどうでもよくて、これは単なる覗きの映画です。精神的に圧倒的に有利な「覗く」側が「覗かれる」側に転落した時、何が起こるのか。まあ、結局たいした事は起きないんですが、きれいにまとまっていて個人的には大好きな作品です。グレース・ケリーが尋常じゃなく綺麗です。こんな設定ありえね~!! 【枕流】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-07-22 01:21:11) |
152.なんの捻りもなくあえなくラストへ・・・。 え?なにがおもしろいの? その時代だとよかったのだろうか? 設定としてはわるくないけども 【とま】さん [地上波(吹替)] 2点(2007-06-16 18:53:13) |
151.もうひとつひねりが欲しかったなあといった感じ。物足りなさを感じた。でも、グレース・ケリーを見れたから許しちゃおう。 【思込百遍】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-04-30 04:41:57) |
150.ヒッチコックの古き良きテクニックを観るためだけの作品。 【カラバ侯爵】さん [地上波(吹替)] 2点(2007-03-27 08:30:16) |
149.《ネタバレ》 やはりこの作品は、細部まで緻密に作り上げられた完璧なセット、肉眼とレンズの切り替え、そして裏窓から見える他人の生態(声やピアノなど含め)が渾然一体となって蒸し返すような暑さと匂いすら感じる鼻血の吹き出るような映画です。そう映画ならではの表現でありながらも、表現技法は実験的で、自分も観ている途中に息苦しくなってきた頃に殺人事件の疑惑解明へ向けて一気にストリーが動き出す展開も巧いです。しかしこんだけ観る者の妄想をあおっておいて、最高に魅力的なリサ(グレース・ケリー)に愛されて、ラスト両足ギブスじゃあ、こっちの妄想はまだまだ続きそうです。 【よし坊】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-02-25 20:22:59) |
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148.ヒッチコックの中でも普通。そんなにドキドキはらはら感がない。この時代に観てるからかね。 【Michael.K】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2007-01-19 03:14:11) |
147.グレイス・ケリーが美しかった。こういう古典的サスペンスをのんびり見る時間がとれることは幸せだ。テレビ放映に気付くとチェックして、また見てみようかなと思う映画。 【ジャッカルの目】さん [地上波(吹替)] 7点(2007-01-14 13:43:29) |
146.映画を観ている間、終始ジェームズ・スチュワートにいらいらしてしまった。犯罪まがいのただのプライバシー侵害だよ。しかもあの距離ならばれるでしょう。 【doctor T】さん [DVD(字幕)] 1点(2006-12-26 01:44:02) |
145.《ネタバレ》 最後の最後まで、犯人は実は別にいると思っていたらそのまま犯人だとは・・・グレイスケリーはきれいでした。 【θ】さん [地上波(吹替)] 7点(2006-12-18 19:34:37) |
144.《ネタバレ》 場面の(ほぼ)全てをジェフが掌握する映画と言えばよいのか。そう、物語はジェフの視線の先で行われる。つまり、そこには常にジェフという第三項が介入しているということになるのである。バレリーナの卵が踊り、未婚女性が幻の彼と杯を交わし、演奏家がピアノを弾き鳴らすその先には常にジェフがいる。このようにして、ヒッチコックは「私とあなた」、「敵と味方」、「善と悪」といった、二項関係で終始する対決の図式(西部劇、アクション・・・etc)を抜け出して、第三者、第三項的な映画を創出した。興味深いのは、主人公であるジェフが物語を動かす重大な役目を担っていると思いきや、結局のところアパートの住人が織り成す物語を覗き見る「観客」でしかない、とるにたらぬ存在だということである。つまり私達が「映画をみてかれこれ思惟する」ようにジェフは「窓辺の向こうの出来事を覗き、事件の真相を巡って相談している」のである。いやむしろこういった方がよい。ジェフは、私達見る側と完全に同化している、ジェフは私であり、私は窓の向こうで起こることをこそこそ見ている、と。だからこそ、クライマックスのシーン、犯罪者と思しき大男がジェフの部屋を突然入ってきたとき、観客は自分の部屋に入られたかのような新鮮な驚きを覚えるのだ。 【ノマド】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-07-17 14:44:38) |
143.《ネタバレ》 これは恐くない映画。ヒッチコックにとってこの映画を恐いと言われるのは美辞麗句に聞こえるはずです。 人様の家を覗いてあれこれ詮索する噂好きの主婦のような主人公はまるで火曜サスペンス劇場に出てきて事件を解決するおばさんのようですが、そんな彼があんな状況証拠のみで犯人を断定してしまうところに違和感を覚えましたね。だってそうじゃありませんか。カミさんがちょっといなくなっただけで怪しいと思われて、同じ服を二度も着ないという女に自宅を不法侵入されたら、たまったものじゃありませんよ!突然のこぎりを持ちたくなる人だっているでしょうにそんなのは証拠になりません。結果は主人公の推測通りでしたがそれはあくまでも推測なのです。だけどアパートの映像は面白かった。まるでアリの巣の中を見せる手法とそっくりではありませんか?最後に一言。 人は他人の見ていないところではどこか変なことをしているものです。独り言を言ったり思い出し笑いしたりエッチなことをしたり、もっともっと怪しいことをいっぱいしているものだと思います。犯人は怪しい行動をしていたように見えますがそれは誰だって同じなんです。誰も見ていないならばみんなそうなります。私もかなり怪しいです、見られたら逮捕されるかもしれません。 【花守湖】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2006-03-03 21:27:59) (笑:4票) |
142.初見はいつだろう、中学生か高校生か。それ以来何回か観てます。そうですね、見せ方が斬新。オープニングあたり、アパートの一室のどこかにヒッチコックが出てくるはずだと目を凝らして観てたなあ。グレース・ケリーが窓をよじ登っていくシーンは彼女自身のアイデアらしい。とにかくハラハラしました。退屈しのぎで他人の部屋を覗いていて、ちょっとした変化だけでどうしてそこまで思うか?というところはあるけど、まあ新聞記者ならではの勘というところかな。ラストでまた怪我して動けなくなる主人公、覗くという行為はやっぱりよくないよという戒めでしょうか?でも「仕立て屋の恋」の主人公みたいにならなくてよかったね。 【envy】さん [地上波(吹替)] 9点(2006-02-19 17:35:44) |
141.???意味がわからなかった。時間返してください。 【よしふみ】さん [DVD(字幕)] 2点(2006-02-19 17:08:49) |
140.ジェームズ・スチュアートがギプスで曲げられない足の先を必死に掻こうとする場面を観て、昔骨折して満足に身体を動かせなかったときのもどかしさを思い出した。この届きそうで届かない"もどかしい感覚"というのを上手に使っていると思う。 肝心なものは見えそうで見えない、証拠はないのにどう考えてもあやしい、調べたくても人に頼むしかない……とくにグレイス・ケリーの行動を遠くから見ていることしかできない場面はものすごく恐ろしかった。こういう悪夢をときどき見る。ある人に危険が迫っていることがわかっていても報せることができず、殺人者はどんどん近づいてくるのだ。肌がざわざわと粟立つようなスリルを味わう作品であって、どんでん返しを期待するのは筋違いではないかと思う。 BGMもなく必要以上に派手な演出をせずに淡々とみせるのは、サスペンスを日常生活に組み込もうとする試みだろう。地味すぎて現代では通じないという意見もあるが、たとえば『サイコ』だって音楽やどんでん返しが重要な仕掛けとなっているわけで、この作品の異常なまでの抑制の仕方は当時としても異色だったに違いない。 休暇中に部屋からぼんやりと窓の外を眺めていて、ふと目に留まったささやかな光景から始まる恐怖の物語。悪夢は非日常の世界にあるのではなく、あくまでも日常生活の裏側に潜んでいる。一見平和な生活も、裏窓から覗いてみればどんなグロテスクな様相を示すかわからないのである。この着眼点が秀逸な作品だと思う。 【no one】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-02-19 12:13:01) |
139.製作年('54年)当時だったら珠玉の名作と呼べる映画だったのかもしれませんが、今の私の感覚で観る限り、どうしても古臭さは拭えません。プロット、スリル感のいずれも、今どきに置き換えてみれば至って平凡だと思います。「当時だったら凄かったはず」という差し引いた見方で点を付けても仕方が無いので、5点献上です。 |