2.実際に子どもの臓器売買、児童買春の現場へ行き取材した事があります。
想像を越えるあまりにも許されざる悲惨な内容に胸が詰まる思いで帰国しました。
日本人も関わっている問題にも関わらず、日本国内でその事を語っても反応は薄く期待したほどではありませんでした。
その結果から、この映画を見るかどうしようかと迷っていたのですが...。
正直、見て良かったです。
皆さんも仰られているように、ラストのオチは全くいらない要素ではありますが、しっかりと辛く深い問題と向き合い、子ども達の末路まで隠さずに描いている。
この問題をたった一人でもいいので、知る切っ掛けになるのであれば、この映画の役割は十分に評価すべきだと思います。
子どもを買う大人がいる限り、誰かが語り続けなければなりません。
そして、この映画の内容が空想だと言える日が来る事を願わずに要られません。