王立宇宙軍 オネアミスの翼のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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王立宇宙軍 オネアミスの翼

[オウリツウチュウグンオネアミスノツバサ]
ROYAL SPACE FORCE
1987年上映時間:119分
平均点:7.30 / 10(Review 120人) (点数分布表示)
SFアニメ
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-01-03)【イニシャルK】さん
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監督山賀博之
助監督樋口真嗣
赤井孝美
増尾昭一
森本レオシロツグ・ラーダット
鈴置洋孝ドムロッド
戸谷公次チャリチャンミ
安原義人ネカラウト
島田敏ヤナラン
大塚周夫グノォム博士
小林優子娼婦
飯塚昭三指揮官
納谷悟朗貴族A
寺島幹夫貴族B
熊倉一雄トネス殿下
曽我部和恭マティ
平野正人カロック
伊沢弘ダリガン
安西正弘マジャホ
槐柳二ロンタ
及川ヒロオデクロ
沢りつお空軍パイロット
石井隆夫管制官
山下啓介空軍士官B
林一夫空軍士官C
後藤敦酒場の男
勝生真沙子酒場の女/記者/オペレーター
内田稔カイデン・ル・マシーレ
弥生みつきリイクニ・ノンデライコ
村越伊知郎空軍士官/男性記者
原作山賀博之(原案)
脚本山賀博之
大野木寛(脚本協力)
音楽坂本龍一(音楽監督/音楽)
野見祐二
上野耕路
製作バンダイ
企画渡辺繁
岡田斗司夫
プロデューサー山科誠(エクゼクティブ・プロデューサー)
制作GAINAX
配給東宝東和
特撮庵野秀明(スペシャルエフェクト)
作画庵野秀明(作画監督)
貞本義行(作画監督/キャラクターデザイン)
江川達也(原画)
前田真宏(絵コンテ/レイアウト/デザイン/原画)
井上俊之(原画)
松原秀典(動画)
渡部隆(レイアウト)
高坂希太郎(原画)
摩砂雪(原画)
窪岡俊之(作画監督補佐/原画)
美術小倉宏昌(美術監督)
庵野秀明
貞本義行
樋口真嗣
武重洋二
渡部隆(プロダクションデザイン)
高屋法子(ハーモニー処理)
編集尾形治敏
録音林昌平
あらすじ
無気力な青年シロツグは王立宇宙軍に入った。そこで密かに開発されていたロケットは使い物にならない代物だった。ある日リイクニという少女と知り合ったシロツグは、彼女のことばに動かされ、情熱を持って有人宇宙飛行計画を推進することになる。開発が進み打ち上げが間近になるにしたがって、隣国にとって軍事的な脅威と受けとめられ、ロケット奪取のための戦争が起こってしまう。果たしてロケットはどうなってしまうのか?そして、シロツグ達の運命はいかに!
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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1
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18.《ネタバレ》 100点満点でレビューします。

■画質 95点
単純な絵としてはやっぱりほとんどアマチュアの人たちが描いてるので荒い部分もあるが、
通貨から文化から一から作ってあるだけあってビジュアルは非常に良い。
惜しむらくは、キャラデザをしてた人がもうこの絵を描けないってことくらいか。

■音楽 100点
確かサントラを持っていたと思いますが、半数くらいは上野さんで、坂本さんはメインテーマだけかもう一曲かそのくらい。
これもまた異世界を強く意識づけるものが多く名曲揃い。

あとは、出会いですかね。
少なくともリアルタイムではなく、最初はDVDあたりだったと思うんで20年前後くらい前ですかね。
ガイナックスアニメでいうとカレカノやフリクリと同時期に見たんじゃないかなぁと。
最初はそこまで好きにならなかったんですが、数年置きに見てたらいつのまにか家にBDが。。。

内容は、誰も宇宙を目指してなかった頃にギリギリ宇宙空間に行けるか行けないか
程度の技術力で宇宙を目指す人たち、といった感じですかね。
情熱を持っているのはごくごく一部でほとんどの人は本気ではない、主人公もそんな一人。
ある日主人公は宗教家の少女に出会って、、、という。

あー、そういえば、見てて気まずくなるシーンがあるんですが、それの作画が確か江川達也さんでしたね。
それは本当にどうでもいいですが、宇宙ものとかSFものとか異世界ものとか考えずに
青春もの、として見ていただくのがいいんじゃないかと。
にしても80年代は本当、冒険してるアニメが多かったなぁ。
にんじんさん [ブルーレイ(字幕なし「原語」)] 9点(2019-10-09 23:19:50)
17.《ネタバレ》 この映画は庵野の作品で最も退屈であり、最もワクワク興奮する最高のアニメの一つだ。
自暴自棄になり女の子を襲いそうになる主人公、だが女はそんな男を許し、新しい道を示してしまう。

主人公は宇宙に自分の道を見つける。あのロケットを空にぶち上げる瞬間を待ちわびる時の興奮!淡々とした言葉と空気が緊張を盛り上げ、凄まじい噴射煙がもうもうと画面を包み込み、ロケットが天高く空に上がっていく瞬間!!製作サイドと劇中ストーリーのシンクロが、そのまま作品の凄味になっているんだ。
森本レオも声を演じるという意味では“素人”同然。ナレーションに反して、シロツグの口調は不安が混じったような声だった。
その瞬間までをメチャクチャ盛り上げる坂本龍一の音楽よ!

この作品を見た後に、庵野の大阪芸術大学時代の創作の数々も見て欲しい。アマチュアとは一体・・・あんたすげえよ庵野。
すかあふえいすさん [DVD(邦画)] 9点(2014-12-26 22:14:23)
16.《ネタバレ》 何度も観ている作品です。「ライトスタッフ」をモチーフとした青春アニメ。1950年代の技術水準をベースに、架空国家の有人ロケット計画が描かれる。
単純な切っ掛けから盛り上がった主人公のモチベーションが原動力となり、国家間情勢の大きなうねりを縫ってプロジェクトを成功へ導く。でも、主人公はヒーローでは無い。進行する大事業に揉まれる中で、若者らしく戸惑い、疑問を覚え、異性に欲情もする。テーマはあくまで主人公の成長にある。
とは言え、ラストのロケット打ち上げシーンは、作画力でクライマックスを演出する。上昇して行くロケットに見惚れてしまう。棒状のコインとか、縦にスクロールする新聞とか、端々に窺われる文化習慣の小味アレンジも上手いと思う。日本のアニメ技術はこの時点でひとつのピークを迎えていたのだと思わせる。
アポロ11号のアームストロング船長は、個人的な1歩と月面着陸の意義を対比させた。本作の主人公は人類が初めて飛行した衛星軌道上から、プロジェクトの意義ではなく、自身の想いを語る。大掛かりなプロジェクトを個人の内的な世界観の変化に帰結させるあたりが、60年代・70年代の青春映画を引きずっているような趣きです。それはおそらく制作者たちのルーツであり、私が本作を好きな理由なんだと思うこの頃です。
アンドレ・タカシさん [ビデオ(邦画)] 9点(2013-01-05 03:47:14)(良:1票)
15.音楽が神です。
承太郎さん [ビデオ(邦画)] 9点(2009-05-04 00:20:44)
14.「くだらねえなんて悲しいことというなよ。立派だよ、歴史の教科書に載るくらい立派だよ!」
いまだにこのセリフにしびれます。
あきんどさん [地上波(吹替)] 9点(2006-09-15 07:21:26)
13.最初から最後までワクワクしてのめり込める作品です。”何もすることがないから宇宙軍に入った”森本レオが、やがて宇宙に出て淡々とメッセージを語るシーン、何度観てもジーンとします。その直前のシーン、敵軍の侵入と打ち上げの緊張感がなんとも言えずハラハラドキドキ感を盛り上げ、そして、無音のまま空に立ち上るロケット打ち上げの軌道が青空に映えるシーンは、とても美しいです。
オオカミさん 9点(2003-11-19 21:58:10)
12.東洋でも西洋でもなく、過去でも現在でもない、あの独特な世界観の構築に高いセンスを感じる。この後、「ナディア」「エヴァ」とヒットを飛ばす、庵野秀明×貞本義行コンビの才能が発揮された初期の傑作。

当時の若いスタッフのアニメにかける情熱が、そのまま作中の登場人物達に重なるものがあり、「何かを成し遂げたい」という気持ちを持った事のある人なら、誰もが共感できるはず。まだアニメに元気があった頃の「熱」を感じる。

テーマが分かりにくいと言われているが、個人的にはそうは思わなかった。「夢を諦めない」、「今の自分を変えたい」、「人間の可能性」、「科学の功罪」、「友情と恋愛」と要素は複数あるものの、むしろテーマとしてはベタで分かりやすいくらいで、決して小難しさなどは無い。見る人がそれぞれに感情移入できる部分を見つけつつ、考える余地がある。そういう意味で、感動の押し付けがましさが無いのも好感。音楽のオリジナリティと完成度の高さもさすが坂本龍一氏といった印象。

評価としては賛否あるようだが、この作品も見る人の年齢や時期などによって評価は変わっていくタイプのものかも知れない。
FSSさん [ビデオ(邦画)] 9点(2003-11-12 18:06:01)(良:1票)
11.有人宇宙ロケットを打ち上げる熱意と、当時若手だらけだったガイナックス製作陣の想いが被ります。音楽も感動的。
ロカホリさん 9点(2003-09-17 00:27:26)
10.他の人の感想をみると、ほんとにいろんな見方があるんだなあと思った。昨日、久しぶりに見て前回(10年くらい前)上っ面しか見てなかったのを思い知らされた。結論はないうやむやの映画とも言えるけど、何も考えなかった人間がいろいろなことを考え始め変わっていく過程が見所なんだと思う。宇宙ロケット打ち上げる情熱だけじゃなくて。あのヒロインは平凡じゃなきゃリアルじゃないと思うなあ。哀しいくらいの愚直さが出ている。美しいもの、凄いものだけじゃなくて、そんなまっすぐな愚直さに心動かされることもあるという感じが好きです。森本レオの声も、良かったと思う。打ち上げシーンの描写もなかなか萌えましたけど。リレー電算機らしい機械やどこの文字か分からないけど数字らしいニキシー管表示に萌えた私は変?
さん 9点(2003-06-15 03:15:27)
9.テーマも陳腐、キャラクターの外見も特に美しくない。これが、このアニメーションを傑作の域に高めているのではないかと思います。依怙地なまでに実験的な作品にこだわったスタッフの意欲が表れていると。まあ、少々依怙地が過ぎる所もありますが、科学礼賛と自然回帰の絡み合いを基調とした作品としては、「もののけ姫」よりよほど分かりやすいかと思います。王道の、若者の成長物語が根幹となっているだけに、スタッフの意欲が熱く、見るものに語りかけてくるのではないでしょうか。中学生のときにはじめて見てから十数年、社会人となった今、仕事に対する自身の取り組みを、改めて考えさせられます。
でぃーまんさん 9点(2003-04-21 16:43:51)
8.「宇宙に行く」っていうお題目に最初敬遠したが、主人公たちの熱意が無茶苦茶ステキ。実はコレ、アニメオタク道に否応なく引き込まれた最初の作品。
aksweetさん 9点(2003-03-01 11:32:37)
7.決して一度見て面白いと思える作品ではないのは事実だと思う。この作品は、この作品が作られたバックグランドを理解して、何が言いたいのか考えつつ見てやっとその面白さが伝わってくる作品だと思う(という事は、駄作であるとも言えるのだが)。私個人としては、一度見たときは全く面白くなかったのだが、何度か見る機会があって、何が言いたいのか?を考えつつ見ているうちにその世界観に嵌ってしまった。それは世界観をしっかり作りこんだ故の結果だと思うが、この世界観を感じることなく過ぎ去ってしまう観客も多いだろうから、この作品の賛否は両極端に分かれてしまうだろう。エンターテイメントせいはかなり薄い作品なので見る人は選ぶと思います。見たい人は是非見てください。嵌るかもしれません。
onny1976さん 9点(2003-02-20 19:55:58)
6.《ネタバレ》 最後の、女の子(名前失念)が「雪・・・」とかなんとか言って空を見上げるシーン(カメラがグーンと引くような映像)なんだか余りの美しさに、ゾクッときました。ストーリーも絵も良い。というわけで、9点差し上げる。
ししゃもさん 9点(2002-09-21 00:58:52)
5.本当に手のこんだアニメ。作業が細かい・・・。
林檎☆さん 9点(2001-08-30 03:23:41)
4.岡田斗司夫が全力をかけて製作したものの、大いにコケたのはこの映画のやっている事がまだ早すぎたからかも知れない。シロツグが森本レオと聞いた時はあの口調がああいったアニメで合うのかと思ったけど意外なくらいピッタリと合ってましたね。みんなで有人宇宙ロケットを飛ばそうというだけの映画をあそこまで盛り上げられたのは脚本の勝利だったのだろうなぁ
奥州亭三景さん 9点(2001-07-18 19:51:43)
3.高校の時に五十嵐 格(悪友)にビデオを借りて観てから十年以上たちますが、今だ ヤナことや、落ち込んだ時に観てしまう力を、もっています。「ライト・スタッフ」「スペース・カウボーイ」に匹敵する男のロマンを物語っている。と思っているのですが。LDやDVDに走らせてくれた記念すべき作品です。山賀監督ありがとうございます。
新潟のピョンピョンひげ男顎まではえている。さん 9点(2001-06-09 23:04:16)
2.アニメとして観れば最高水準です。しかし当時の世相が求めていたものが少し違っていたような。その辺はエヴァの監督でもある庵野監督には、少し時代が早過ぎたような気もします。・・・って、実はこの作品を製作するために設立されたのがGAINAX(エヴァを製作した会社)で、監督は山賀博之と言う人で、庵野秀明はスペシャルエフェクトアーティストに留まっています。しかしキャラクターデザインを貞本義行が担当しているため、エヴァと共通の雰囲気を醸し出しているのでしょう。はっきり言って庵野監督だったら良い作品にはならず、意味不明で終っていると思います。☆この作品、私の周りの反応はイマイチでしたが、個人的には及第点です。坂本龍一の音楽は作品とは関係無く最高でした。
イマジンさん 9点(2001-04-30 15:42:15)
1.豪華なスタッフだったんですねぇ。初めて見た時は制作費とかスタッフとか何も知らなくて見てましたけど、映像と音楽の綺麗さやストーリーの素晴らしさに純粋に感動しました。宇宙開発に携われたらいいねなんて夢みたいなことを兄と二人で話したなぁ・・・。
雪うさぎさん 9点(2001-04-09 10:54:46)
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【点数情報】

Review人数 120人
平均点数 7.30点
000.00%
110.83%
210.83%
375.83%
486.67%
5119.17%
61411.67%
71310.83%
82117.50%
91815.00%
102621.67%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.25点 Review8人
2 ストーリー評価 7.00点 Review13人
3 鑑賞後の後味 7.35点 Review14人
4 音楽評価 8.23点 Review13人
5 感泣評価 5.83点 Review12人
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