110.高校生の頃に、ジョディ・フォスター好きの同級生と新宿の映画館で見たのを覚えています。最高の傑作ですね。 【wayfarer】さん [映画館(字幕)] 9点(2020-06-14 02:25:55) |
109.《ネタバレ》 3度目になってしまうけど投稿のために改めての見直し。レクターの脱走劇、バッファロー・ビルのアジト突入のすれ違い、真っ暗闇の中の殺人鬼との銃撃戦等々、初見の時のハラハラドキドキ感が鮮やかに蘇る。と同時に、細部の見落とし(ただ忘れていただけかもしれないが)に結構気付かされる。救急車で脱出するレクターが剥ぎ取った看守の顔面をマスク代わりに使っていたり、ラストシーンのレクターからクラリスへの電話で「古い友人と夕食」ってひょっとしてチルトンを食べるってこと?等々。3回目でも色々楽しませてくれる映画はやっぱり最高。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2016-10-26 16:13:54) |
108.久々に見直しましたが、改めて面白かったですね。レクター博士の表情とセリフがヤバいくらい魅せられてしまいます。クラリスもさすがの表情で上手いです。シナリオも文句なく面白いし、緊張感あります。 【SUPISUTA】さん [DVD(字幕)] 9点(2016-05-29 19:30:37) |
107.アカデミー賞で、ホプキンスがキャシー・ベイツからオスカー像を受け取る時に、頬にキスしたのですが、一瞬噛みついたんじゃないかとドキッとしました。しばらくの間、ホプキンスを見たらレクター博士が頭から離れなかったです。勇敢に立ち向かうクラリスを演じたジョディー・フォスターももちろん素晴らしかったです。何度も見直すよう映画ではありませんが、私が映画好きになるきっかけになった、思い出深い映画です。 |
106.《ネタバレ》 ジョナサン・デミによる傑作サイコ・サスペンス。 劇中のアンソニー・ホプキンスの狂気は「サイコ」のアンソニー・パーキンスを彷彿とさせる狂い振り。涼しい顔して何人も血まみれにしていく様子には戦慄する。「ハンニバル」は脳味噌ハンバーグというイカれポンチ振り(褒め言葉)。 その狂気の連続に襲われるこの作品は、最初女性が走ってくるシーンから始まる。整備された森林、女が人気の無い道を走ってくるという場面だけでもワクワクさせられる。汗ばみ息も荒ぎはじめる彼女にこれから何が起こるのか、あるいわ何も起こらないのか。そんな緊張が冒頭から生まれているのだ。 彼女が何者なにか判明するのは、クロフォード主任からの“任務”をスターリング実習生が知らされるシーンだ。 髪を結んでいる時は可愛い、下ろしている時はカッコ良い。見た目はキマッているが内心はまだ訓練を積む新人。 部屋に張られた夥しい“被害者”には慣れっこだが、厳重に管理された独房には身がすくみそう。一人だけ鉄格子でなくガラスの壁という時点で、ハンニバルがどれだけ危ない野郎なのか物語る。 ハンニバルとの会話は妙な緊張が持続し飽きない。スターリングは気丈に振舞うが、本当は囚人からの汚い“送りもの”に叫び声をあげてしまうほど。ハンニバルは彼女を冷静に分析する。内に秘めた狂気を時折覗かせて。 客人に対し“無礼”を働いた囚人仲間を言葉責めだけで追い詰めてしまうのはまさにそんな場面。 ハンニバルとスターリングの取引、乳首にピアスをする人間の気持ちは中々理解できないいやしたくない、スターリングを絵に描くほど“お気に召した”ハンニバルの殺戮ショー、現代アートのように処刑される“標本”。この映画はアチコチに“蝶”のイメージが出てくる。 ハンニバルが何処まで彼女を気に入ったかは知らないが、少なくとも鉄面皮のようで一番彼女を心配していたクロフォード主任は一番の勝ち組。 たった一人で果敢に乗り込むスターリングの覚悟。それを察知した犯人が自ら出向いて来るか待ち伏せるのか解らない緊張、閉鎖的空間のいつ何処から現れてもおかしくない恐怖。それを煽りたてる不協和音。一瞬の銃撃による決着! 教訓:撃鉄は得物を射程に捉える前に落とすべし。 ハンニバルは蝶のように飛び去り、蜂の様に今日も殺人を続けるのだろう。 【すかあふえいす】さん [DVD(字幕)] 9点(2014-08-18 07:42:25) (良:1票) |
【虎】さん [DVD(吹替)] 9点(2013-07-29 00:13:33) |
104.《ネタバレ》 もう映画の神様が現場に舞い降りてきたんじゃないかってくらい、奇跡の完成度を誇るサイコ・サスペンスの古典的名作。それまでシュワちゃんやスタローンやインディジョーンズとかのアクションエンタメ、あるいはゾンビ系のホラー映画しか観てこなかった当時の僕に、ガツンと強烈な衝撃を与えてくれたことを今でも鮮烈に覚えています。主人公は、まだ幼さが残りながらもその心に抱えたトラウマから強い正義感を持ったFBI訓練生、クラリス。そんな彼女に、女性を次々とさらってきてはその皮を剥ぎ、死体を河に捨てるという残虐な猟奇殺人犯バッファロウビルの捜査の過程でとある指令が廻ってきます。それは、かつて自分の患者7人を無残にも殺しその肉を喰らったとして獄中にあるかつての天才精神科医レクター博士の意識調査をしてほしいというもの。軽い気持ちで引き受けたクラリスでしたが、暗鬱な地下牢の奥深くに待ち受けていたのは、社会のちっぽけなモラルや常識など一切通用しない恐るべきモンスターだった…。画面の端々にまで横溢する不穏な空気感がとにかく素晴らしく、おどろおどろしいそんなストーリーを見事に盛り上げてくれています。そして、何より特筆すべきは、やはり“クラリス=ジョディ・フォスター”“レクター博士=アンソニー・ホプキンス”という奇跡とも呼べる見事なキャスティングでしょう。特に、レクター博士という強烈な〝悪〟を体現してみせた、希代の殺人鬼を見事に演じきったホプキンスは映画史上屈指の名演!これ以降、似たようなサイコ・サスペンスが量産されるのですが、いまだレクター博士を超えるようなキャラクターは一向に出てきていません。この世の中には、世間では常識と信じられているモラルなど一切通用しない暗い世界が隠されていて、そこには必ずといっていいほど男の歪んだ性欲が絡んでくる。もしかしたらこの社会を形作る源泉なのかも知れないそんな男たちの性欲に決然と立ち向かうクラリス、彼女を父のように見守りながら勝利へと導く社会から超越した存在であるレクター博士…。正義と悪の定義を根底から覆してみせるその深いストーリーは、混迷する現代社会にあっても一向に色褪せることはありません。映画史に残る唯一無二の名作として語り継がれるのも納得の素晴らしい出来だとあらためて思います。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 9点(2013-03-29 14:39:31) (良:1票) |
103.レクター博士の存在感があそこまでとは。何かを思わせるエンディングが大好物な私としては、これ以上の緊張感を持たせている作品は無いと思います。そりゃ流行るよね。 【dy2cyr】さん [ブルーレイ(字幕)] 9点(2012-03-04 01:17:07) |
102.《ネタバレ》 レクター博士の圧倒的な存在感、一見ただの上品なオッサンにしか見えないのに、一皮むいたらとんでもない狂気を秘めている。映画史に残るキャラクターですが、そこにばかり焦点をあてた続編たちとは一線を画し、今作はサスペンスがあくまでも第一義!いったいどうなってしまうのか?おどろおどろしい事件とのっぴきならないレクター博士、怖い映画です。この怖さから逃れるためには最後まで目ん玉ひんむいて観るしかありません! 【ろにまさ】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2012-02-16 22:26:33) |
101.《ネタバレ》 何度も何度も繰り返し観て,見続けて、わかる事。があった映画。 一番最初は全く意味不明(中学生)。 少しずつだがわかって来た。繰り返し観ていると。 レクターとクラリスのやり取りに漂う,もの凄いエロティシズム。 【Pecco】さん [映画館(字幕)] 9点(2011-06-30 22:50:39) |
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100.いや~面白かった。この作品は雰囲気作りがすごくうまい。空気が世界観にぴったりマッチしている。お見事。 【eureka】さん [DVD(字幕)] 9点(2011-06-09 19:07:47) |
99.アンソニー・ホプキンスに最後までビビらされた。レクター博士は何を欲し罪を犯したのだろうか…。 【なこちん】さん [DVD(字幕)] 9点(2011-02-09 16:13:50) |
98.プロファイリングものとしては初めて見た映画かも。 プロットやストーリーはうまく出来ていて、そこに俳優たちの圧倒的な演技が加わる。 ここ二十年に限っては最高のサスペンス映画だと思う。 【たんたかたん】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-09-04 01:27:43) |
97.本作は「羊たちの沈黙」。どうりでスチーブンセガールが出てこないはずだ。「沈黙の羊たち」ではない。 【くまさん】さん [ビデオ(吹替)] 9点(2010-07-07 03:00:26) (笑:1票) |
96.《ネタバレ》 この作品のレビューをしていなかったとは…。レクター博士の衝撃ったらないですな。矢張りサスペンスものの悪役はIQの高いサイコパスでなきゃ!って思わせてくれた作品デス。今観ても色褪せない脚本が秀逸です。「飛んで行け~」って言われてみたい。 【キノコ頭】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2010-03-19 18:39:38) |
95.《ネタバレ》 これは恐らく誰もが賛同すると思うのですが、とにかくメイン二人の演技が素晴らしい。特にアンソニー・ホプキンスは、ハンニバル・レクター博士のような極端な人物を演じるのは特に難しいと思うのですが、その異常性、カリスマ、インテリゲンチャを見事に演じきっています。ジョディ・フォスターもクラリスの感情の機微の変化が、表情のかすかな動きによって画面から伝わってくるのは、卓越した演技力を持っている事の証でしょう。 実力のある役者を前面に出し、映画としての派手な演出は逆に抑え気味だったのも好感が持てました。 今では巷に溢れているサイコサスペンス物に慣れていても、十分に恐怖を感じられる傑作ですね。寧ろ、派手な残虐描写も大して無いのに、これだけの緊張感を出せている方が映画として素晴らしいと思います。 【民朗】さん [地上波(字幕)] 9点(2009-12-03 23:06:13) |
94.10年以上ぶりに再見。メチャメチャ緊張感のある仕上げに大満足。ジョディフォスターの演技はとにかく光る。もちろんAポスキンスもだけど。二人の掛け合いのクライマックス場面は息を呑むほど。足りない頭でストーリーを完璧には追えなかったし、伏線も見逃したかもしれないけど、極上のサイコサスペンスのひとつであることは間違いない。なら何故マイナス1点なのか。初見時は完璧な満点それ以上だったが、今回は現代基準とってしまったから。脚本謎解きに解り易さとか特にサプライズが欲しかったかな。贅沢だけど。目が肥えてしまったのかな。演出演技に関しては18年たった今でも全く文句なし。 正真正銘の傑作です。 【タッチッチ】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2009-08-11 18:00:52) |
93.サイコ犯罪モノでは未だに最高峰ではないかな.主役2人の演技・雰囲気が素晴らしい. 【noji】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-07-18 08:49:21) |
92.サスペンス映画の金字塔!雰囲気、俳優陣の演技、素晴らしいです。 レクターシリーズでは本作が個人的に一番好き。 【おーる】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-01-18 13:21:35) |
91.《ネタバレ》 バッハのゴールドベルグ変奏曲アリアを聴くと、反射的にレクター博士の顔がうかびます。被害者誘拐の瞬間に犯人が発したセリフと、その現場を階上から目撃してた被害者の飼い猫がリアルでした。 |