1.ちょっと点数的には甘いかもしれませんが、凄く気に入ったというか肌合いが良かった作品です。ドキュメンタリーかと思わせておいて「ヤラセ」の映画。モキュメンタリーと言うらしいです。カメラに向かって得々とインタビューに応える出演者たちのどこかトボケた風情が可笑しくってずっとクスクスしてました。モンティ・パイソンに感覚は近いかな。演出されたものとわかって楽しんでいたら、いつのまにかその「ヤラセ」演出に涙するシーンまであって諸手を挙げて降参です。この監督どっかで聞いたことあるな、どっかで観たことあるなと思って調べたら「ドッグ・ショウ」の監督だったんですね。しかも出演者のほとんどが同じだったなんて。