1.《ネタバレ》 ほろ苦い…せつないねぇ…3作を通じての感想です
いくら大いなる力を得ても、ピーターの小市民的な気持ちは変わらない
いつもドキマギし、有頂天になったり沈んだり
今回は憎しみという感情に囚われた彼の気持ちが描かれています
確かに“うえっ、やりすぎだろ!”と思うブラック・スパイダーマンでのシーンもありますが、おとなしい人でも(怒ると)こうなる(んじゃないかな?)という心理はわかるような気がします
いつも静かだからといって、不満が無いわけではない
誰だって荒々しいものが心の底にある
フツーの人だからこそ、スパイダーマンが他のヒーローと違って“親愛なる隣人”として米国民に愛されているのではないでしょうか
単なる勧善懲悪でないところに私は惹かれるのです…
追加:キルスティンは25才になったばかり
20才の時のぽっちゃりしたイメージから脂の抜けた女性へと変貌しています
この5年間を計算してキャスティングしたのならば…監督はスゴイですね(笑)