28.《ネタバレ》 はじめて見た時の感動がいつまで経っても忘れられない作品。父親の歪んだ愛情、それを乗り越えひたすら純粋にピアノに没頭する息子。精神が破壊されても、父親の言葉を忘れてしまっても、ピアノに対する愛情だけは忘れなかった。見た目は普通じゃなくても、みんなに愛され、ピアノを愛したヘルフゴットという人間の魅力に、心をわしづかみにされたまま今日に至っています。 【ちゃか】さん [地上波(字幕)] 10点(2007-04-17 16:58:43) |
27.それを息子に対する愛だと信じて、自分の音楽への夢を押し付けていただけだった父親。彼はただ、自分が幸せになりたかっただけだったのだと思う。「自分が教えたから息子はこんなにうまくなれたんだ」。それをずっと証明するために、誰のところへもやろうとはしなかった。自分から離そうとはしなかった。父親として最低だと思う。だけどどんな親であっても、子どもは親に愛してほしいと思う。認めてほしいと思う。そういうものなのだろう。そしてそれはとても強い。音楽学校に行って一見自立したように見えても、彼は父との約束の、ラフマニノフを弾いた。ヘルフゴットは、ずっと父親のために弾いてきたんだ。認めてもらいたくて。けどラストは違った。独力でこぎつけたリサイタル。人生で初めて自分のために弾いて、初めて自分に向けられた拍手。その感動は、いかなるものだったのだろうか?もう、涙涙した。ほんとに、素晴らしい映画だったと思う。 【透き通るBlue】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2005-12-16 02:27:25) (良:1票) |
26.とてもドラマティックな半生。挫折、挫折の連続。それでも最後は復活と希望がある。 父親は嫌われる役柄だけど、彼と主人公のやりとりには感動した。「美しいヴァイオリンを買った。だが それを・・親父がそれをどうしたか知ってるだろ?」 この台詞に父親の思いが秘められていると思う。 ラフマニノフはじめ、いろんないい曲を使っているのはうれしい。出演者も皆いい演技。ジェフリー・ラッシュはもちろん、ノア・テイラーも光ってる。 観てよかった。 |
25.《ネタバレ》 ディビットがおかしくなるのは当たり前だ。父親は、自分の幼児性を愛と信じ込み、息子に押し付けるクズ。自分の本音は決して言わず、心理的に息子を追い詰め自分の思うように誘導する最も卑怯な父親だ。おかしくなったけど、ディビットはそうならず良かったと思う。 |
24.なんとなく観に行って大感動で次の日も一人で見に行きました。「クマバチの飛行」のシーンのあまりのかっこよさに涙が止まらないのは僕だけでしょうか!?。今はエレキギターでクマバチの練習してます。 【レンジ】さん 10点(2005-02-28 19:15:49) |
23.私も昔ピアノを習っていたが、挫折・・・。あれだけ弾けることはすばらしい! 【テンダータッチ】さん 10点(2005-02-06 21:05:05) |
22.僕は、おそらくこのタイプの映画は好きではありません。 でも何故ゆえにこの映画が好きなのか。 監督の作り方がうまいんでしょう。 その謎が解けた時には、自分の映画論に関して、少しは成長しているのかもね。 【やぶ】さん 10点(2004-10-10 22:57:05) |
21.《ネタバレ》 感動系でした。私は映画では泣いたことは2回しかありませんが、これは泣きました。最後に流れてきたラフマニノフの曲が涙を誘いました。 映画の途中で流れてくるラフマニノフピアノ協奏曲第3番は、この曲はとても情熱的な曲で、たしかに難しそうな曲です。 「人生は永遠には続かない、でも人生は続いていく、捨てちゃいけないんだ。」というのがとても印象に残りました。 見て損はありません。 ジェフェリーラッシュの演技に脱帽 【マック】さん 10点(2004-03-12 18:05:40) |
20.《ネタバレ》 デヴィッドが教授とピアノ協奏曲3番を練習する場面が好きです。 音楽と映像がピッタリで良かった。 第1楽章のカデンツァがまるまる聞けておいしいです。(笑) 【へろ】さん 10点(2004-03-01 00:37:33) |
19.《ネタバレ》 素晴らしかった!ピアノ音楽を愛する者にとって、とゆーか音楽を愛する人にとって本当にいい作品だと思います!何度見ても最後の場面は感動で、悲しい涙ではなく心が温かくのる涙を流してしまいました!僕は今も実際に存在している「ディビット・ヘルフゴット」にピアノコンサートで会いに行って来たのですが、これもまた、映画の主演の人と凄く似ていて嬉しくて感動でした。実際のヘルフゴットのピアノ弾いている時は、凄く輝いていました。劇中に色々な困難もありますけど最後には愛に包まれて幸せそうな彼の涙シーンを思いうかべると・・・。本当にいい映画でした |
|
18.音楽が取り扱われる映画で感動出来なかった作品は無く、殆ど反則のようにすら思える。更に精神を病むという設定で、これはあざといと感じれば引いてしまうものだが、それを全く感じさせないジェフリー・ラッシュの演技はやはり凄いとしか言いようがない。私としては、「ラフマニノフの第3番」より、社会復帰の足がかりとなるレストランでの演奏の曲が一番印象に残った。オーストラリア映画なのだが、余計な演出が無かった分返って良かったと思う。 【まさサイトー】さん 10点(2003-12-28 01:11:05) (良:2票) |
17.《ネタバレ》 この映画は、実はもっと一般に評価されていいように作れたのではないか?ほとんどオスカーの、ジェフリー・ラッシュの演技に負うところが大きい。もっとキレがよく、もっとわかりやすく。それを差し引いても満点をつける。ハリウッド的な派手さはない。娯楽がない。実話で、しかも現在でも実の主人公は、コンサート活動をしている。私はこの作品が大好きなので、もっと多少脚色を加えても明るめにしてほしかった。父のトラウマ、才能あるピアニストの記憶喪失、復活と内容はやはり重い。だが、ラッシュの演技は、彼が登場する中盤から飽きさせない。彼に(大人)変わり、急に生きた人間のリアルさを感じた。妙に明るく自由だ。もしかしてこのギャップを狙ったのか?バーでピアノをつまびく姿にじわじわ来て、コンサートではもう涙が止まらなかった。爽やか過ぎる感動だ。たぶん私が観た俳優の中で一番うまいと思う。この役、やると結構あざとい人が多いだろう。彼の他の作品も観たくて、レ・ミゼラブルも観た。あまりの違いにもう、やはりすごいと納得。 【アルメイダ】さん 10点(2003-12-07 11:15:16) |
16.これはこれはもう、大好きな映画です。クラシック音楽、ピアノ好きなワタシにとって、心に残るものでした。あと、映像・色がとても好きです。部屋の中の色がとっても!それに、あの手の動きす・ご・い!! 【お抹茶プリン】さん 10点(2003-11-30 18:19:31) |
15.ラフマニノフの「ピアノ協奏曲第3番」は,この作品のサントラで何十回と聴いた。デヴィッド・ヘルフゴットの生演奏も聴きに行った。彼の生涯を思うとき,心と身体が遊離するような不思議な感覚におそわれる。この映画,本当に好きだわ。最高! 【ロウル】さん 10点(2003-11-04 08:07:45) (良:1票) |
14.《ネタバレ》 家族に統合失調の人間がいるので、どうしても重ねてみてしまった。本人も、父親も。 雨の日も風の日も、映画館へ足を運んだ映画の一つです。父親からの束縛は画面のどこそこにちりばめられていて、息苦しい。父親との再会で、父のかけていためがねは割れていたんですよね。なんか、泣けてなぁ。父親の存在は、息苦しくもあり、愛しくもあり。切ない映画です。 【きなこ餅】さん 10点(2003-10-20 23:04:45) |
13.《ネタバレ》 ラストだけシリアスに泣いてしまうジェフリー・ラッシュ、その姿に涙が止まりませんでした。みんなに薦めるのだが、あまりいい評価を聞かないのが残念です。 【コジコジ】さん 10点(2003-09-19 20:09:26) |
12.音楽最高!リストの愛の夢を聞くと切なくなります・・・。純粋な人だから表現力が豊かで、そんな主人公を演じきるのもすごいと思いました!何回見ても涙出てくる。結婚しようって言うシーンとか、お父さんが認めてくれたシーンとか。もちろんラストも! 【つぶこ】さん 10点(2003-04-16 22:53:32) |
11.テレビでやっていたのを何気なく見ていてたら最後まで見入ってました。ジェフリー・ラッシュ凄すぎ。 【ゆき】さん 10点(2003-04-15 20:17:37) |
10.実のところ、この作品はいつも涙なくしては見られません。 あそこまでの抑圧を受けたわけではないけれど、私自身が親の望むコースに抗えなかった一人なので、他人ごととして受けとめられないのです。 しかも、私の涙をさらにしぼるのは、監督が、泣かせよう、という作り方をしていないから。父親の描き方があざとくなくて、父のほうもいっぱいいっぱいだったのがよくわかる。 その悲劇性も心にしみます。 でも、いくら愛情から出発したことでも、個人の人生を抑圧しちゃいけない。 そちらのメッセージのほうが上回っている。 だから、その人間理解の深さ、監督が人間に寄せる愛の深さに、余計に泣けるのです。 このストーリーを、芸術家の特異な人生、と読む人も多いかもしれないし、それも間違いではないと思いますが、普遍性をも描ききれたからこその、名作だと思います。 過去を浄化する力も持っている音楽の力にも感動しますが、それ以上に、後半、運命的に出会ったパートナーと交わす、シンプルで豊かな愛情表現に心打たれました。 【おばちゃん】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2003-03-21 04:18:35) (良:1票) |
9. たまたまテレビでしてたのを観て、すごい惹かれてしまった。小さい時からの英才教育で人はやはり一流になれる。それが行き過ぎておかしくなってしまったけど。 【相対性理論2】さん 10点(2002-11-06 00:30:30) |