9.《ネタバレ》 恋愛を悲しく切なくするにはどんな仕組みが必要なのかを考える。愛し合う二人にどんな障害がありうるのか。愛しているゆえに出来てしまった障害こそが美しく心揺さぶる。この映画に描かれた物語こそがこの条件に当てはまる。 最高の恋人に激しく求婚され周囲からも祝福されながらも絶望と困窮のために身を落としたヒロインが求婚を受け入れられずに自殺してしまう。こんな悲劇があるのでしょうか。まあ、今の日本で女性の共感があるのかどうかは未知数ですが。 しかし、ロバート・テイラーかっこいいな。井上順は真似していたかも。字幕じゃビビアン・リーは踊り子だけどバレリーナなんだね。「伊豆の踊子」とは大違いだ。そして最大の疑問は何でこの映画で結構重要な扱いのラッキーアイテムがビリケンさんなの? 【たこのす】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2021-05-23 14:50:13) |
8.人間は仏さんじゃないんですよ!!マイラちゃん。さすが大国アメリカ。せつなすぎますが大変美しい恋愛映画、戦時中によく作れました。 【白い男】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2008-12-18 23:42:43) |
7.《ネタバレ》 ヴィヴィアン・リー主演映画というと「風と共に去りぬ」がおそらく一番多くの方に見られていることは間違いなく、あちらはあちらで十分映画史に入る名作であり、作品のスケール、完成度などでは上かもしれない。しかし、どっちのヴィヴィアン・リーに惹かれるか?どっちのヴィヴィアン・リーが好きか?と聞かれたら迷うことなくこの「哀愁」の方の彼女を選ぶ。ストーリーそのものはどこにでもありそうなほど至ってシンプル、モノクロの映像美に浮かび上がるヴィヴィアン・リーの美しさは今の時代に連れてきても、文句無し通用すると思います。深い霧に閉ざされるロンドンのあの橋、ウォルタールー橋の二人だけのシーン、ヴィヴィアン・リーのマイラが出会った大佐との初めてのデートの場面、美しく甘く、そして、切ない音楽、二人の踊る場面の余韻、そして、別れから再会、ラストのヴィヴィアン・リーの悲しい女の全てがここにありのような悲劇的な死には何度見ても涙が止まらない。「風と共に去りぬ」と同じぐらい語られてもおかしくない映画だと思うし、またこのマーヴィン・ルロイという監督さんももっと語られても良いぐらいの職人監督であると私は思います。 【青観】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-12-02 23:52:23) |
6.ロバート・テイラーかっこいい~!かっこよすぎる!この映画見て泣いた人多いんだろうな。切ないよ~。そのまま再会してハッピーエンドで終わらせてほしかった。でも正に名作中の名作。 【蘭】さん 10点(2003-07-07 22:27:39) |
5.昔、深夜放送で見て、ラストのロバート・テイラーの顔を見て、悲しくて悲しくて、深夜だってのに、オイオイ大声で泣いてしまった。ビビアン・リーは最高に美しくて、悲しい。昔の役者は、演技力より何より、顔!顔が命!美男美女の悲恋は最高に泣ける。 【パキサン】さん 10点(2002-09-23 08:21:37) (良:1票) |
4.ビビアン・リーは本当に演技が上手くて、ため息が出るほどきれいでした。少し、悲しすぎる話だけれど、この方がいいとおもいます。60年程前の映画だけれど、古臭いとは思いませんでした。 【ショコラ】さん 10点(2002-08-31 10:12:33) |
3.駅でのシーンが忘れられません。男性を誘う目つきから一転して、本当に純粋に一人の人を愛する目に変わるヴィヴィアンの表情の変化に心打たれました。戦時下にありがちな悲しい物語ではありますが、ヴィヴィアンの美しさや、雰囲気にとろけてしまい、何度も見たくなった私はビデオも買いました。だからもちろん満点です。 【もちゃ】さん 10点(2001-08-01 13:22:27) (良:1票) |
2.個人的に「風と共に去りぬ」のヴィヴィアン・リーより、「哀愁」のヴィヴィアン・リーのほうが好きです。どの角度から見ても美しい顔に、思わずため息が出てしまう。高潔な女性を見事に演じていたと思います。キティとの友情も見ていて心温まるものがありました。哀愁に満ちたシーンやメロディが脳裏に焼きついた。 【まき】さん 10点(2001-06-14 01:05:23) (良:1票) |
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