1.世界一といっていいほど馬鹿正直で素直な娘、神崎直が裏切りや人の欲望をむき出しにするライアーゲームに巻き込まれる物語。普通ならそんな子は、すぐにゲームに負けそうだが、彼女には、最高の策士、秋山とゆうとても頼りになる味方がいて、この二人のコンビが、様々なゲームや強敵を、最高のコンビネーションで乗り越えていくのが痛快なテレビシリーズ。物語の構造として、途中、もうこりゃダメだろうとゆう所まで2人は何度も追いつめられるのだが、そのたびに、秋山の意外なところから勝利をもぎとる作戦と神崎直の人を信じる心により、最後はゲームに勝ち、それだけでなく、彼らを追いつめる強敵達が例えゲームには負けても、人として救われるってところがミソ。これにより観てる僕なんかは、ゲームに勝つカタルシスだけでなく、ちょっと感動も得られたりしちゃって、最高のタイミングでかかる音楽や、キャラの変人性を際立たせる誇張演出もあったりして、ドラマのシーズン1も2も飽きることなく毎回楽しめました。で、これはそれの映画版。正確には、シーズン2の最終章で、もちろん映画だけでも楽しめるんだけど、より楽しむためには、シーズン1からの視聴はゆうまでもありません。特にヨコヤなどはシーズン1の最後の強敵で、彼の登場は、なんかうれしくもあります。当然、テレビドラマが面白かったので、映画も楽しめました。、よーやく、ライアーゲームに終止符をうてた直ちゃんを観てると、よかったねとゆう気持ちもありますが、なんかちょっと寂しくもあります。原作は読んでませんが、シーズン3、やらないかな~。人を信じる事がますます難しくなる現代社会だからこそ、一見、馬鹿にしてしまえる直ちゃんのような価値観と、そんな彼女を冷静に守り抜く秋山がかっちょよく思えてしまいます。