デビル(2010)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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デビル(2010)

[デビル]
Devil
2010年上映時間:80分
平均点:5.97 / 10(Review 34人) (点数分布表示)
公開開始日(2011-07-16)
ホラーサスペンスミステリー
新規登録(2012-01-25)【あろえりーな】さん
タイトル情報更新(2017-05-23)【イニシャルK】さん
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監督ジョン・エリック・ドゥードル
キャストクリス・メッシーナ(男優)ボーデン刑事
ローガン・マーシャル=グリーン(男優)トニー・ジェンコウスキー
ボキーム・ウッドバイン(男優)ベン・ラーソン
ジェイコブ・バルガス(男優)ラミレス
マット・クレイヴン(男優)ラスティグ
カロリン・ダヴァーナス(女優)
ヴィンセント・ラレスカ(男優)
檀臣幸ボーデン刑事(日本語吹き替え版)
沢田敏子ジェーン・コウスキー(日本語吹き替え版)
江川央生ベン・ラーソン(日本語吹き替え版)
小森創介(日本語吹き替え版)
原作M・ナイト・シャマラン(原案)
音楽フェルナンド・ベラスケス
編曲ロバート・エルハイ
撮影タク・フジモト
製作M・ナイト・シャマラン
サム・マーサー
ジョン・ラスク(共同製作)
配給東宝東和
特殊メイクロバート・ホール[メイク]
オルモスト・ヒューマン社
録音ゲイリー・A・ヘッカー
その他フェルナンド・ベラスケス(指揮)
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1.《ネタバレ》 逆さま映像から始まる。カメラは見えない何かを追っているかのごとく、奇妙な動きを繰り返し、問題のビルに照準をあわせピタリととまる。その瞬間、ビルから人間が落下。ついにデビルがこのビルに狙いを定め、「仕事」を開始したことを表現している。アイデアは最高だった。密室エレベーターの中で、人が次から次へと死んでいく怪奇現象、その現象を監視カメラを通して、なすすべもなく見つめる部外者たち、彼らの声はエレベーター内には聞こえるが一方通行となっている。この絶妙な設定により、刑事による素性調べが抜群に面白くなった。刑事がビル内を走り回って彼らの素性を調べたら、なんと被害者全員が罪を抱える人たちだった。ここで観客はだれが犯人なのか?と焦燥感を覚えるだろう。しかしである。シャマランゆえに、犯人探しがテーマではない。「デビル」という怪奇現象をメタファーとして表現することに重点が置かれているのだ。それを私なりに解釈してみる。エレベーター内の人間たちはこの世の縮図だ、人は外見では判断できないが、誰もが罪を抱えて生きている。自分に罪がないと思っている人間がいますか?いたら手をあげてください。はい、素直に手をあげてくれた人、あなたは間違いなくデビルに秒殺されます。「悪人」がデビルの標的にされたのではない。罪に無自覚な者が標的にされたのだ。デビルの魔の手から逃れた男は、己の罪を自覚した─。ゆえあの刑事は赦しの感情が芽生えた─。もし、誰もが己の罪を自覚して生きれば、もっと他人にやさしい世の中になっている、違いますか?私はそう思う。映画の究極のメッセージはここに濃縮されている。赦しの本質はそこにある。宗教的な言い方をすれば、罪を背負って生きていく決意をした男の命が救われたのだ。そしてラスト。映像は逆さまから元に戻る。この映像のみでデビルが去ったことを暗示させている。いかにもシャマラン風味。想像こそ映画の醍醐味だと改めて感じさせてくれる。
花守湖さん [DVD(字幕)] 10点(2012-01-27 22:05:49)
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【点数情報】

Review人数 34人
平均点数 5.97点
000.00%
100.00%
212.94%
325.88%
425.88%
5617.65%
61029.41%
7926.47%
838.82%
900.00%
1012.94%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.33点 Review3人
2 ストーリー評価 6.25点 Review4人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review4人
4 音楽評価 6.33点 Review3人
5 感泣評価 4.00点 Review1人
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