5.リメイクとはいっても、すみずみにまで製作者の狙いや意図がいきわたり、渋い役者を揃えて練り上げられた作品は、最近ではなかなか観ることができなくなったなぁ~という傑作だと思います。メルの作品は非常に好みですが、その中でも最上位に評価しても良いのではないでしょうか。アニマルハウスに出ていたティム・マティスン、ここでもやや女性に目がない役どころなんですね。 【J-coffee】さん [DVD(字幕)] 10点(2008-11-22 11:48:18) |
4.「新サイコ」を観て以来、メル・ブルックスの世界にハマッてしまいました。そこで、他に作品が無いものかと探していたら、本作品を見つけました。名作コメディ「生きるべきか死ぬべきか」をリメイクしたものらしいので、そちらを先に観た方がいいかと思ったのですが、いくら探しても見つからないので、待ちきれずに観てしまいました。するとまあ、予想以上に面白い!メルのヒトラーが最高!!シュルツとのやりとりにも爆笑してしまいました。コメディの中では一番面白い作品だと思います。文句ナシに10点!ところでビックリしたのですが、あの奥さんは何と「卒業」のロビンソン夫人で、メルとは実生活でも夫婦だそうですね!驚きました…。男を誑かす役がホントにうまいなあ(笑) 【Ronny】さん 10点(2004-01-13 23:53:17) (良:1票) |
3.本作は、ルビッチの傑作「生きるべきか死ぬべきか」の割と忠実なリメイクだと言われているが、恥ずかしいことに、このルビッチの作品は、まだ見たことない。ルビッチのもそうだし、この「大脱走」もそうなのだが、まだDVDがどちらも出てないし、当然ビデオなどもすべて廃盤。なかなかお目にかかれない。少なくとも、近くのレンタル店では置いていない。以前、本作をCSで見たことがあり、かなり面白かったのを覚えていて、やっとここ最近に、ある店で未開封新品ビデオを300円ワゴンセールをやっていて本作を奇跡的に発見。即効で購入した。再度、観てみると、やはり最高に面白い。第2次世界大戦におけるナチスを痛烈に皮肉ったコメディなのだが、全編に渡ってテンポが緩むことなく、次から次に飛び出す「化かし合い」が強烈な印象を残す。知性あふれる「笑い」と、その真裏を流れる「辛らつな皮肉」は、神がかり的な芸術を感じる。冒頭からミュージカル仕立ての舞台で始まり、最後もまた舞台で幕を下ろすアイディアも最高。また終盤にユダヤ人の人権を訴える名場面は「ベニスの商人」のセリフまで飛び出す。「生きるべきか死ぬべきか」も超絶的な完成度を誇っているらしいので、ぜひ観たい。 【叫真】さん 10点(2003-05-13 20:03:49) |
2.スタージェスの大脱走を見ようと思って間違って借りてきた。しぶしぶ見たら、大当たり!!!サイコーに可笑しい!完璧な脚本と絶妙のテンポが笑わせる。始まりから終わりまで本当に笑いました。ドタバタや下ネタばかりの近頃のコメディとは一線を画します。絶対おすすめ。もっと色んな人に見てもらいたい。 【しろにい】さん 10点(2002-09-30 16:40:12) |
1.メルブルックスの映画の中でも、良くできている映画の一つだと思います。あまり安っぽく感じないし、しっかりとしたストーリー。椅子がくるっとまわって、ナチに正体がばれるシーンは、大好きです。ポーランドを舞台にして、ユダヤ人迫害の悲しいストーリーの中に、メルブルックスのコメディー。私は、大好きです。 【つくる】さん 10点(2002-03-24 19:50:30) |