1.隠れた名作だと思います。私が映画を好きになったきっかけとなった作品の一つです。小学校の頃、友達と映画館に見に行きました。で、十数年ぶりに観ましたが、今観ても良かった。歌に合わせていろんな空想の世界に入っていけます。ちびまる子ちゃんワールド満点でした。いくつかのシーンは『トレインスポッティング』とかよりハイなんじゃないかと思えてきます。おねえさんとのお別れシーン、お馬の歌と重ね合わせてしまってグッときます。大切な人との別れをこんなにも素直に、のびやかに描いた映画を他に思い出せません。「うれしいお別れは悲しくない」という台詞がいい。さくらももこの世界とぴったり合っていて、さわやかな気分にさせてくれます。エンディングに流れる音楽「だいすき」も、小学校の時に一度聴いただけなのにまだ覚えてました。