1.《ネタバレ》 この映画では、殺人犯の家族とはいえ、何の落ち度もない妹を「死ぬべきだ」と言い張る人がでてきたり、ネットで晒し者にしたりと、徹底的に叩いています。
ですが、これは一体どこの世界の話ですか?と聞きたくなります。
現実でも聞いた事ありませんし、ネットでもいませんよ、そんな人。
またその妹を守ろうとする警察を叩くなんて、妄想としか言い様がないです。
この点で、映画としてのリアルさが大きく欠けてしまっていると思います。
脚本書いた方は、思い込みだけで話をつくらず、現実世界をもっと取材するべきじゃありませんかねえ・・・
佐藤浩市の秀逸なキャラクターで救われていますが、正直言って内容はズレすぎてるという印象です。