1.《ネタバレ》 スポーツはたいてい何でも食いつけるが、スケボーは見ていても何が面白いんだかさっぱりわからない。
興味のないジャンルを舞台に何が起こっても、全然関心が沸いてこないので退屈。
カッコいいとも思えず、冷めた目で見つめるしかない。
だいだいプロスポーツものの映画化自体が難しい。
演じるのがスポーツの素人なので、本物のプロの技を見せられないからだ。
この映画でも役者がスケボーの大会で技を見せているが、すごさがまったく伝わらなかった。
それなのに、すごい技が決まった態で話が進行するので、そのギャップに戸惑う。
メインのキャラクターも好きになれない。
無法者のギャング映画は好きだけど、なぜだかこの映画のティーンはウザく感じた。
中途半端で傍迷惑なガキがメインでは、ストーリーに乗れなかったのかもしれない。
青春ものは好きなジャンルの一つではあるけど、この作品は生理的に合わなかったようだ。
ただ、時を経てそれぞれがまったく違った人生を歩んでいる姿には感じるものがあった。
ラストで4人が昔の仲間に戻ってプールで遊ぶシーンは、退屈じゃなかった。