17.《ネタバレ》 勝手に爽快なサクセスストーリーを期待して見てしまったがために、予想とは大きく違う内容に、期待を裏切られる結果となりました。 スポーツとしてのスケボーを楽しむというタイプの作品ではないみたいです。 どちらかと言えば、スケボーを起点としたそれぞれの人生の在り方、捉え方を淡々と表現しているだけ。 幼馴染?のジェイ、ステイシー、トニーの3人。知名度が上がったことをきっかけに、それぞれ違う道を選択します。違う立場で3人が接する後半は、青春映画ならではの『切なさ』や『ほろ苦さ』みたいなもんが満ちています。特にステイシーとトニーは、成功しているはずなのに、なぜか失くした物のほうが大きい、みたいな、そんな感覚。 スポーツ映画としては物足りないです。 理由。技量。人物。そのどれもが説明不足であり描写不足だと思います。 あれよあれよという間に雑誌に載り、ヘッドハンティングされる。いつの間にか超有名人で、ちやほやされている。なんでしょう、この違和感。 トニーやスキップはわかりやすいのですが、ステイシーやジェイは何をしたいのかがさっぱりわかりません。二人がそれぞれの選択をしても、それが二人の目指していたゴールなのかどうなのか、それすらようわからんのです。人物の心が描けていないのですから、カタルシスも生まれるわけがありません。 『こーゆーことがありましたよ。』っていう事実をただ並べるだけなら、それは映画とは言えない代物だと思います。 個人的にはスキップのエピソードが好きです。 スキップが終盤で、他の人の店でボードを作成しているシーンが、凄く心に残っています。 青春は、何も十代の少年少女の特権ではないのだと感じさせてくれる名シーンです。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 5点(2017-05-29 14:01:04) |
16.《ネタバレ》 意外と良かったですね。ザラついた画作りとか、昔の青春の風景といった雰囲気が出ていましたし。 日々スケボーをするうだつの上がらない若者たちですけど、そんな彼らが時代の波に乗ってあれよあれよとスターになっていく。 水不足の時に、ヒズが貼ってないプールがあちこちに貼って、そこでスケボーしてみたらすごく楽しくて、というところから あんな風にスターまでになっていく。面白いものですね。 もろちん、チヤホヤされたい奴もいれば、そういうのが嫌で一匹狼を貫くものもいる。 大人の思惑も絡まってチームが引き裂かれたり、また集まってスケボーしたり。 悲喜交交って感じで、とてもいい青春映画になってましたね。 【あろえりーな】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-05-01 17:34:41) |
15.とにかく画質が汚くて・・・しかも画面は無意味にちゃっちゃか切り替わるし、何が撮りたくてこの作品が制作されたのか、さっぱり分からないレベルです。もちろん、スケートボードの楽しさや喜び、プレイのテクニックや躍動感、それに向けた登場人物の心理や変化など、どこにも表現されていません。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 2点(2017-04-22 23:34:08) (良:1票) |
14.《ネタバレ》 なんか若いオニーチャンたちが好き勝手にやってるだけの内容にしかみえないんだけども、そこはアメリカ人がやると何故かカッコいい。。。そんなとこが悔しいですね(笑)。空のプールで滑ることがきっかけになったというのは初めて知りました。まぁ結局こういうノリのものは嫌いじゃないので、の、6点 【Kaname】さん [DVD(字幕)] 6点(2015-06-18 18:00:45) (良:1票) |
13.スケボー映画なので、かっこいい兄ちゃん達が、かっこいい生活を送るチャラい映画かと思ったが、舞台が70年代ということもあり、かっこいいのだがチャラいという感じはあまりない。何かに夢中になった少年達の、いろいろな葛藤と友情の古き良き時代の青春映画に、スケボーというスパイスを振りかけましたという感じ。一昔前の青春映画ファン必見な映画です。 【シネマファン55号】さん [インターネット(字幕)] 7点(2014-09-16 11:51:33) |
12.《ネタバレ》 スポーツはたいてい何でも食いつけるが、スケボーは見ていても何が面白いんだかさっぱりわからない。 興味のないジャンルを舞台に何が起こっても、全然関心が沸いてこないので退屈。 カッコいいとも思えず、冷めた目で見つめるしかない。 だいだいプロスポーツものの映画化自体が難しい。 演じるのがスポーツの素人なので、本物のプロの技を見せられないからだ。 この映画でも役者がスケボーの大会で技を見せているが、すごさがまったく伝わらなかった。 それなのに、すごい技が決まった態で話が進行するので、そのギャップに戸惑う。 メインのキャラクターも好きになれない。 無法者のギャング映画は好きだけど、なぜだかこの映画のティーンはウザく感じた。 中途半端で傍迷惑なガキがメインでは、ストーリーに乗れなかったのかもしれない。 青春ものは好きなジャンルの一つではあるけど、この作品は生理的に合わなかったようだ。 ただ、時を経てそれぞれがまったく違った人生を歩んでいる姿には感じるものがあった。 ラストで4人が昔の仲間に戻ってプールで遊ぶシーンは、退屈じゃなかった。 【飛鳥】さん [DVD(吹替)] 3点(2013-01-06 00:50:25) (良:1票) |
11.《ネタバレ》 サーフィン仲間でスケボーチームを作り世間の注目を浴びていく前半のおもしろさに比べ、それぞれが自分の人生を歩んでいく後半はあっさりしすぎ。が、迫力あるスケボーシーンに、青春期を過ぎて大人になっていく少年たちのドラマは見ごたえありました。脇役ですが、ヒース・レジャーの存在感はかなりのものです。 【カワウソの聞耳】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-02-13 09:11:35) |
10.《ネタバレ》 幼馴染みが成功して、それぞれバラバラの道を歩き出す。新しい仲間や、価値観に触れ、歯車が少しずつずれてしまった彼等は、不仲になってしまう。青春映画でありがちな展開です。そして、どうやってその離れていった距離を埋めるのかなと眺めていると、ほぼ葛藤は描かれずに、昔みんなで楽しく過ごしたあの頃のように、プールの中をスケボーですべるだけ。離れていた心が、自然とあの頃に帰っていく。言葉なんかいりませんよね。このあたり、すごく共感できます。彼等の住んでいた街、犯罪の横行する薄暗い街は、スケボーに乗って滑走する瞬間だけは、輝いて見えていたのではないかなあ。スケボー文化の自然発生と、その黎明期を見れるという点では貴重な作品でした。 【Nujabest】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-11-14 20:13:15) (良:1票) |
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9.スケート友達と示し合わせたかのようにほぼ同じ日に観てたのが印象に残ってる。 だいたいスケーターってゴロゴロうるさいし、路上で縁石壊したり迷惑な世間のクズみたいなもんだろうけど、これを観たら少しは生態を理解してもらえるかも。 クズかも知れんけど、スケートやってる子って素直ながんばり屋さんが多いですよ~ 日本では縁の薄いサブカルチャーを観るのは楽しいのではないかな~ スケートボード興味ない人の方が案外おもしろいかも 【おでんの卵】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-10-21 22:45:27) |
8.《ネタバレ》 こちらのレビューで高評価だったので観てみました、Xゲームとか好きなので楽しめました、創生期って事もありド派手なトリックではないですが、歴史の1ページを知る感じでした、本物のZボーイズ達はおじさんになっちゃってますが本人達が出演してます^^、特典映像で紹介されてましたが、スタントでえぐい骨折とかしてますので確認してみてください(汗 【ないとれいん】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-05-18 19:49:37) |
7.観てて気持ちがいい青春映画。自分はスケートボードなんて全く興味ないし、パフォーマンスも別にかっこいいと思えなかったのですが、彼ら自身に対しては本当にかっこいいと思いました。仲間達と好きなことをやって楽しむ。とても単純なことだけど、良いものです。 【Trunk】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2008-12-20 01:03:26) |
6.10代の頃の友情とホロ苦い青春時代を描いた作品。主人公の3人の個性がとても良く描かれていて良い。 チームとしてやっていた仲間達が、実力を評価されていくうちにバラバラになっていく。 富や名声を求めるもの、己の力を磨くもの、有名になっていくうちにすれ違いが続く仲間達だが最後は昔のようにひとつになっていく。 自分の青春時代、やってたことは違ったけれど仲間の大切さや、心のすれ違いなどを思い出し懐かしくなってくる。 見終わった後、実話だったと知ってさらに興味をもった。音楽もGood! 【茶畑】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-01-21 23:55:16) |
5.スケボーやっている姿がとても格好良かったです。 男の子って良いなぁと憧れる映画でした。 【なっぱコム】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-01-18 23:13:44) |
4.ご近所さんにプールがポコポコあるって状況がまず羨ましい。 【Junker】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-03-10 00:11:36) |
3.《ネタバレ》 人んちのプールで勝手にスケボーして、見つかったらワーッと逃げていくあのシーンがとても楽しさが伝わってきて良かったです。ストーリーも重すぎず、軽すぎずいいバランスでした。 【srprayer】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-10-01 21:47:29) |
2.《ネタバレ》 主役の3人がイイ。これを観るまで実話という事は知らなかったのだけど、彼らは伝説のZ-BOYSを見事に演じきっていた。何より、スケボーシーンがカッコイイ。車と車の間をスイスイと進むのなんか観ててスカッとする。あんな風に滑れたらキモチイイだろうなぁ。監督が言うように、3人の描き方の違いも良かったと思う。ジェイは家庭環境に恵まれない少年。アルヴァは女好きでヒーロー的な少年。ステイシーはいつでも冷静で真面目な少年。個人的には「エレファント」で注目していたジョン・ロビンソン君がイイなと思った。1つ1つの表情が他の役者とは違う。主役の3人はスケボーは全くの初心者で、1から練習する風景が特典映像に入ってるのだけど、撮影が進むごとに上達していくのを観てホントにスゴイと思った。本物のZ-BOYSも出演していて再会を喜びながら抱き合う所は見てて微笑ましい。この映画をもっと知りたいという方はDVDをおススメする。 【アンナ】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-08-02 08:27:13) |
1.スケートボード界に新スタイルで一石を投じたZ-BOYSの中心メンバー3人を真正面から描いた作品。青春時代、仲間との分かち合いや、ぶつかり合いの描き方がとても巧い。彼らはスケボーで、土俵は違えど、共感できる部分は大いにある。あの頃、「いつまでも友達でいよう」と言った親友たち。徐々に離れて暮し出すと、いつの間にか違う価値観を持つようになってしまう。けれど、どこか心の底では繋がっていて、また僕らは分かり合える。そんな青春時代を過ごした仲間との少し切なくて、甘酸っぱくて、熱い作品である。本作を撮った監督のキャサリン・ハードウィックは、本作が10代の女の子が悪の世界にハマっていく過程を描いた「サーティーン/あの頃欲しかった愛のこと」に続く監督第2弾作。雰囲気がどことなく前作に似ている。こういった10代の少年少女の葛藤を描くのが本当に上手なんだなぁと思わせてくれる。女性と男性の視点の違いってあると思うんだけど、女性監督なのに、ここまで男性を頷かせることができるというのは、なかなか凄い。仲間は生涯で最も大切な宝物なんだ、そんなことを再認識させてくれるクールな作品。 【こばやん】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-03-16 19:46:38) |