1.合唱や歌っている変顔に目を付けた点は素晴らしい。しかし残念ながら作りとしては相当甘い。数々のエピソードがあったが、どれもメインの話を盛り上げておらず、なおかつそのメインの話もしっかり出来ていない。キャストについてもゴリは目立ち過ぎ、バカとして生きてきた間寛平をテーマに取り込むのかと思えばそうじゃない。さらにそれだけでメインに成り得る尾崎を3曲も入れる。これはもう反則としか言えません。合唱曲には素晴らしいものがたくさんあります。それらを無視して無難な尾崎を使うなど逃げもいいとこ。合唱を扱うならメジャー曲じゃなく合唱曲だけで勝負しなさい!という事で褒められるのは目の付けどころのみで、悪い点ばかりが目に付きました。美しい歌声には悪いがこれは駄作。