2.《ネタバレ》 先ずレビューの前に私が高校生の時、この映画『マタンゴ』のことを豪く熱く語る同級生が居て、事ある毎にマタンゴ、マタンゴと連呼し、そのしつこさからソイツ自体がマタンゴというあだ名をつけられ、3年間みんなから“マタンゴ”と呼ばれ過ごすことになった同級生(今、思い返すと何となくキノコっぽい奴でした・・・確かに)を思い出しつつの、念願叶っての鑑賞です。
最初のスタッフロールで原案・星新一って出たから期待したんだけど・・・
観終わっての素直な感想は、よく私の同級生はこの映画を熱く語れたもんだと感心しました。
だってキノコが・・・
キノコの怪物が滑稽で襲われているのに、戯れて遊んでいるように見えるんだもの・・・
何か、中途半端に漂流モノとして真面目な作りなので退屈しちゃうとこもあり、どうせならもっとオチャラケて作っちゃえば良かったのに・・・と。
まぁ、観る年代でも印象変わる映画なのかもですが、オッサンになってからの初見はキツカッたです。
気になったのは、生き残った人は、キノコを食べてないけど胞子を吸い込んだかしてマタンゴ予備軍になったんですかね~?
それとも誘惑に負けてコッソリ隠れて食べてたんですかね・・・?
おっと結構熱く語っちゃいましたが、マタンゴとは呼ばないで下され~。