6.《ネタバレ》 予備知識なしで鑑賞、冒頭の状況説明のテロップと吉永さんと渡辺さんの夫婦設定に違和感を覚える、個々の演技やカットごとのシーンは良いと思うのですが、なんだかツギハギっぽい印象でした。ふーんといった具合に感動できる点は無い感じでした。 【ないとれいん】さん [ビデオ(邦画)] 4点(2013-10-15 08:20:35) |
5.《ネタバレ》 大勢の人たちが汗水たらして鍬を振るう。序盤とラストで象徴的に使われるシーンです。画的な華やかさがあります。ただどうも引っかかる。経験がないので、的外れな指摘だったらゴメンナサイなのですが、あんなふうにやるものでしょうか。右を向く人、左を向く人。四方八方に散らばって鍬を振り上げるのは危険です。それに無駄も出る。一列に並んで耕すのが普通では。(そのほうが連帯感も感じられますし、画面手前から奥にかけてずらりと並んで鍬を振る姿は壮観ではないかと。)ここで自分が指摘したいのは、作業方法の問題ではありません。この場面に集約されている“雰囲気重視”の姿勢が気になるのです。大仰な音楽が多用されることにもそれが言えます。“感動”を安易に考えている気がしました。主人公の人物像。どこまでも清らかで、耐える姿は美しいです。でも“正し過ぎて”近寄りがたい。本作は開拓の物語。切り開くのには、途方も無い労力を要します。もがき、苦しみ、絶望することもあるでしょう。でも成果の喜びは、何物にも代え難いはず。苦労は存分に描かれていますが、喜びの描写がほとんど無いのは何故でしょう。それは感動を生むロジックを、画一的に捉えているからではないかと思いました。ですから感動ポイントが決まっています。でも優れた作品の場合はどうでしょう。不意をつかれて涙を流したことはないでしょうか。厚みのある作品は、点で心を捉えようとしません。雰囲気重視の一面的な描写で得られる感動は、やはり“それなり”である気がします。 【目隠シスト】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2007-05-17 18:07:03) (良:2票) |
4.《ネタバレ》 いくらなんでも配役に無理がありすぎ・・ストーリーはささいな事を大きく見せようとして失敗・・結局つまらない。 【東京ロッキー】さん [DVD(邦画)] 4点(2007-05-02 17:13:33) |
3.とても素晴らしい題材だと思いますし、豪華キャストで期待してしまいましたが、面白くなかったです。ほんと映画は脚本が一番大事ですね。 【アキラ】さん [地上波(邦画)] 4点(2007-01-06 22:39:00) |
2.皆さんのおっしゃるとおり、吉永小百合の役は無理がありすぎる。絶対におかしい。吉永小百合を使えば無難だとおもっているのだろうか?お客を馬鹿にするんじゃない!!過剰な演出も私にはあわなかった。脚本は結構面白いと思うのでもったいない気がする。もうこの監督の作品は観たくない。 【ビンセント】さん 4点(2005-02-14 01:23:51) |
1.《ネタバレ》 確かに、スケールの大きさや吉永小百合らの演技は素晴らしいかもしれません。しかし、話の中に救いがなさすぎる。竜之介は死んでしまうし、竜之介の母親も夫を捨てて倉蔵と結婚してしまう。大事にしていた田畑はいなごに食われ、帰りを心待ちにしていた小松原も志乃を捨てていったことが分かる。志乃を悲劇のヒロインに仕立て、そのヒロインに同情を集めることで、感動を得ようとしているのが見え見えだ。しかし、さらに許せないのが、最後をハッピーエンドとしてしめくくっていること。結局は何の解決もしていないのに、音楽で感動をあおっているのには閉口する。ドラマという設定を見直し、もっと素直に製作すべき。 【トナカイ】さん 4点(2005-01-24 20:29:00) (良:1票) |