1.西川美和監督の作品は、相変わらず素敵です。
同様のオムニバス映画『female フィーメイル(2005)』の中の短篇『女神のかかと』では、大塚寧々が演じるお母さんの“かかと”を優しく、そしてエロティックに撮っていて、素晴らしく非凡でした。
そして本短篇でも、“女性のかかと”“女性のふくらはぎ”を美しく撮っていました。
元々、美しい緒川たまきが更に映えて見えたのです。
女性の脚を艶かしく撮るということに関しては右に出るものはいないですね。
そして、それを女性監督が撮っているということに改めて驚きを感じました。
むしろ女性だからこそ、あの様な艶かしい映像を撮ることができるんでしょうか?
ところが、西川美和監督以外の短篇は、いずれも駄作揃いです。
風変わりでセンスの無い映像のオンパレードでした。
それがとても残念でなりません。