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星の子

[ホシノコ]
2020年上映時間:110分
平均点:4.75 / 10(Review 8人) (点数分布表示)
公開開始日(2020-10-09)
ドラマ小説の映画化
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タイトル情報更新(2024-11-03)【にじばぶ】さん
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監督大森立嗣
キャスト芦田愛菜(女優)ちひろ
岡田将生(男優)南先生
大友康平(男優)雄三おじさん
高良健吾(男優)海路さん
黒木華(女優)昇子さん
蒔田彩珠(女優)まーちゃん
新音(女優)なべちゃん
見上愛(女優)
池内万作(男優)
宇野祥平(男優)
永瀬正敏(男優)ちひろの父
原田知世(女優)ちひろの母
脚本大森立嗣
音楽世武裕子
ポニーキャニオン(オリジナルサウンドトラック)
製作ハピネット・ピクチャーズ
東京テアトル(「星の子」製作委員会)
テレビ東京(「星の子」製作委員会)
朝日新聞社(「星の子」製作委員会)
博報堂DYミュージック&ピクチャーズ(「星の子」製作委員会)
配給東京テアトル
照明水野研一
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4.《ネタバレ》 結論から言うと、ちょっと何を伝えたいのかがわからない映画でした。宗教というものを内から見るか外から見るか、ちょうどその境目にいる少女ちひろにスポットを当てたストーリー。彼女の両親は彼女の命を救ってくれた(と思っている)その宗教にどっぷりで、同時にその水の力も信じ切っている。誰かにまやかしだと諭されても耳に入らないほどに。一方でちひろはその宗教には属してない親戚や学校関係の人間ともたくさん交流があるが、概して彼らはそういう宗教を煙たがっていたり批判的。自分はどちらに属するべきなのか、結局最後まで彼女の心は決まってないように思えた。自分の両側から両親に大事そうに抱き抱えられながら、でも本人はなんだか苦しそうに見えた。これから彼女はどういう結論を出すのだろう。

やたらと人を誘ったり物を勧めてきたりしなければ、個人的には特定の宗教を毛嫌いしたりはしない。それぞれの裁量で好きにしてくれれば良いと思う。が、えてして大体の宗教は人集めやひいては金集めにえらくご執心のように思える。明らかに関心ないなって人に対して、ズイズイと土足で踏み込んでくるように勧誘したりする人も見たことがある。気弱な人ほど話を聞いちゃったりして悪質なキャッチと何が違うのか、いつも不思議に思う。そもそも、「信心が大事」と言いながらお金や財産を提供することが必要とされることがもうすでにバカバカしい。心だけあればいいんでしょ?いったいどんな人たちがどの程度本気でその宗教に入ってるんだろう、なんてそんなことを考えたりする。
今はちょうど世間で統一教会の問題がクローズアップされている。別にだからというわけでは無いが、普段から宗教に対して思っている意見を再認識できた映画であった。つまり何が言いたいかというと、小さな子どもや学生などに言うことと同じで、宗教も「人に迷惑かけないのであれば何を信じていても自由」だと思っています。それが、やたらと誰かを勧誘したり、何か買うことを勧めたり、ということになってくると違うと思う。作中であった、ちひろの両親が公園で布に水を掛け合うシーンなども、やはり公の場でやることとしてはそれは異様で、他者からどう見えるかが認識できていないという点ではやはり迷惑だと思う。確かにあの公園は通りたくない。
ここに書いたのは個人的な宗教観です。あしからず。

人はそれぞれ何かを信じています。それが「宗教」と名のつくものであったり、誰か人であったりモノであったり、人によってそれは様々だと思いますが、私はそれは本当に自由なもので、だからこそ誰にも絶対的に不可侵な自分だけのものであって欲しいと思います。同じ思想の人がたくさんいるとか、誰かもやってるからやるとか、いたずらに外側に出すべきものでない。なんだか宗教が嫌いな理由が整理された映画になってしまいました。そういう意味では良い映画かも。
TANTOさん [インターネット(邦画)] 4点(2022-09-12 19:23:10)
3.《ネタバレ》 題材は良いと思いますが、もう少し凄惨なエピソードを盛り込まないとインパクトに欠ける。
途中で突然終わったような終わり方で残念でした。
まっかさん [映画館(邦画)] 4点(2021-09-07 09:40:53)
2.新宗教に限らず、宗教って排他的な感じがするから、それを題材にして描く勇気はすごいと思う。
無神論者の私からすれば、ふ~んって感じにしかならない。(宗教を否定する気はないが)
しかし、水飲んで何とかなるなら、昔の人は全く病気にもかからなかっただでしょうね。
あきぴー@武蔵国さん [DVD(邦画)] 4点(2021-07-06 19:35:17)
1.《ネタバレ》 ハッキリ、かなりセンシティブな題材だと言えるだろう。そこから生じる何ともイヤ~な居心地の悪さとゆーのが全編に色濃く漂っているというか、少なくとも観ていて快適な映画だとは全く言えない。ただ、そこまでシリアス過ぎて観てられない、というホドでもないのも事実で、それは、両親がその「教義」に従って奇妙な行動を日常的に繰り返していたり、おかしな水を買い込んでいたり、怪しげな集会なんかに娘も連れて参加してたりする、とは言え、それ以外の部分では意外と(上納金の払い過ぎで困窮するというよーなこともなく)ごく普通に暮らせているという概した状況の平穏さによるものだと言えると思う。

ただそれが余計に、この映画が結局ナニを描きたいものなのか、という点までまろやかにぼやかしてしまってるのもまた事実。最後まで観終わって本作のテーマというものを半ば無理矢理にココから捻り出すなら、ナニがあっても「家族は家族」ということぐらいしか分からない様にも思うし、だったら尚更もっとハードな状況を乗り越えてその結論に達する方が、お話としては絶対的に正しいのではないかとも思う。(原作未読でもありますケド)個人的には正直掴み切れなかった映画、としか言えませんかね。その意味ではこの評価はある種の採点放棄にも近いですね。

二点、まず芦田愛菜ちゃんの演技は(特に数少ないシリアスな場面の緊迫感なんかが)流石の素晴らしさだったですよ。あともう一人、愛菜ちゃんと同い年の新音(にのん)ちゃんという娘も、シュッとした目を引くビジュアルに加えて、少しだけ風変わりなキャラを表現する演技もまずまず面白かったですね。今後に大いに期待します。
Yuki2Invyさん [ブルーレイ(邦画)] 4点(2021-05-13 21:50:32)
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【点数情報】

Review人数 8人
平均点数 4.75点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4450.00%
5225.00%
6225.00%
700.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

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