メカゴジラの逆襲のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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メカゴジラの逆襲

[メカゴジラノギャクシュウ]
1975年上映時間:83分
平均点:5.27 / 10(Review 22人) (点数分布表示)
公開開始日(1975-03-15)
SFシリーズもの特撮ものモンスター映画
新規登録(2003-10-11)【鉄腕麗人】さん
タイトル情報更新(2023-07-18)【イニシャルK】さん
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監督本多猪四郎
助監督山下賢章
キャスト佐々木勝彦(男優)一之瀬明(海洋開発研究所員)
平田昭彦(男優)真船信三(海洋生物学博士)
藍とも子(女優)真船桂(サイボーグ少女)
大門正明(男優)草刈
睦五郎(男優)ムガール隊長
中丸忠雄(男優)田川(インターポール東京支局長)
佐原健二(男優)防衛隊司令
伊吹徹(男優)津田
沢村いき雄(男優)真船家の老人
鈴木和夫(男優)宇宙人
加藤茂雄(男優)
広瀬正一(男優)
榊田敬二(男優)
小川安三(男優)
脚本高山由紀子
音楽伊福部昭
撮影富岡素敬
製作田中友幸
配給東宝
特撮中野昭慶(特技監督)
美術本多好文
編集黒岩義民
録音東宝録音センター(整音)
矢野口文雄
照明高島利雄
その他東京現像所(現像)
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6.この「メカゴジラの逆襲」はシリーズのひとつの節目になっているので、この場を借りて作品レビューじゃないことも少し書かせてもらいます。1954年の誕生から1975年のこの作品まで、約20年間に15本のゴジラ映画が作られた。一般に昭和ゴジラシリーズと言われている。自分は小学生の頃に、東宝チャンピオンまつりという数本立ての子供向けオムニバスの中の一作品として初めてゴジラに接した。
東宝チャンピオンまつりは、春や夏の子供集客企画で、毎回ゴジラ映画の新作を上映する訳ではなく、過去作品の再映で体裁を作っていた。なので自分は対キングコングや対モスラ、三大怪獣などを1970年代に観た。つまり鑑賞当時は5年~10年過去の作品を劇場で観ていたことになる。数か月後のレンタル流通が当たり前になった現代では考えられないことだ。でもこれは結果として良かったと思っている。概して昭和ゴジラシリーズは後半に行くほどダメダメであるが、初期の作品を劇場で観たからこそ、自分は本格的な(?)ゴジラファンになったと明確に言い切れるからだ。初期のゴジラ映画は日本独自の怪獣映画というジャンルを確立し、自分の小学生時代の映画とはブルース・リーが現れるまではゴジラ一色だった。
そのシリーズも興行的理由から今作で一旦打ち切りとなる。シリーズものを続けるのは難しい。新しい魅力を提供し続けない限り客足は遠のいて行く。シリーズ前半はゲスト怪獣が頑張ったり、出演怪獣の数を増やしたりしてしのいだが、後半になるとゴジラは擬人化し、人類の味方になり、空を飛んで、プロレスまでやった。よく続いたと思うのである。ただ、内容がどんどんと幼稚になって行ったことは、本当に正しい方向性だったのか? 子供の鑑賞視点はそんなに低いのか? 少なくとも小学生時代の自分は、子供の味方のゴジラより、悪役としてモスラと戦っているゴジラの方が強そうで凛々しくて好きだったぞ。
この「メカゴジラの逆襲」だが、学会から異端扱いされ、宇宙人側に寝返ってチタノザウルスを操る真舟博士役を平田昭彦が演じている。奇しくも1954年の第一作で、自分が発明した兵器の恐ろしさを自覚し、その兵器でゴジラと共に海底に消えた芹沢博士も彼が演じていた。この二人の科学者のスタンスの違いが昭和ゴジラシリーズの20年の変遷の両端にあって、それを同じ平田昭彦が演じていることが啓示的である。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 4点(2008-11-19 01:45:21)(良:1票)
5.《ネタバレ》 「ゴジラ対メカゴジラ」の直接の続編だけど、一部キャストが重複していながら違う役だったり、ブラックホール第三惑星人の真の姿が違っていたりと、結構いい加減です(ボスがグラス片手の成金親父風、って点では一貫してますが)。前作はマトモに見るとツライ映画でしたが、今回は微妙にマトモな映画なので、真面目に見ようという姿勢になってしまって、それはそれでまたツラい、と。暗いドラマを背負っているものの、いかんせんそれをドラマティックに見せられるだけの役者がおらず、シンドいなぁ、もっと気持ちのこもった演技ができないかなぁ、と。全体的に陳腐でありながら、シネスコの構図は綺麗だし、伊福部サウンドは聴かせてくれます。でも、それが逆に哀しいですね。第一作と同じ監督、同じ音楽、同じ俳優による科学者。でも第一作からは遠く遠く離れた、全く違った存在になってしまったゴジラに対して、なす術なく最早ゴジラを突き放すしかなかったような感じ。この映画ではゴジラ、活躍らしい活躍をしていません。唐突に現われた二人の無謀な少年を救うくらいで、あとはメカゴジラを破壊し、チタノザウルスを倒すものの、二体を操っていた、サイボーグとなったヒロインが自殺した時点で戦う意味は喪失しています。人間同士の争いに、ゴジラは傍観者となるしかなく、セピアの海に帰ってゆくゴジラの姿は居場所を失ったようにも見えて、本多監督がこの遺作をどんな思いで撮ったのか考えると、なんだかとっても切ない映画でした。その後復活したゴジラは果たして本当の居場所を見つける事ができたのでしょうか?
あにやん‍🌈さん [DVD(邦画)] 4点(2006-07-23 01:06:12)
4.子供の頃見た時はおもしろかったのだが・・・いま見ると面白くないですね。伊福部さんの音楽があってこそ見れる映画。それがなければ最悪かも。メカゴジラのデザインはこの頃のが一番。チタノザウルスはザコキャラっぽいデザインですね。
はりねずみさん [ビデオ(字幕)] 4点(2005-11-12 18:35:57)
3.小学校低学年の頃に見たが、やたらと暗い内容で退屈だった記憶あり。ゴジラ映画でストーリーをほとんど覚えていないのはたぶんコレだけではないだろうか。これが監督作としては遺作になった本多猪四郎監督と、同じくこれが最後の怪獣映画出演になった平田昭彦に4点。
イニシャルKさん [ビデオ(邦画)] 4点(2005-04-09 16:29:11)
2.全体的にやたらと暗い。メカゴジラは前より弱くなってるし、チタノザウルスはあんまり意味がないと思う。キーパーソンのサイボーグ少女にもう少し工夫があればだいぶ違った作品になっただろう。
パンツァー・フォーさん 4点(2003-12-28 19:02:48)
1.もう10年は観ていないと思うのですが、確か……チタノサウルスはペットだったような。尻尾で突風は起きねえよ。あんな尻尾じゃ、まず無理だろう。せっかくメカゴジラはカッコイイのに君は何してんだまったく!! デザインもありえねえー。覚えてるのは、軽く対象年齢が上がってたようなイメージだけです
ようすけさん [ビデオ(字幕)] 4点(2003-11-03 14:51:53)
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【点数情報】

Review人数 22人
平均点数 5.27点
000.00%
100.00%
200.00%
3313.64%
4627.27%
5313.64%
6522.73%
7418.18%
800.00%
900.00%
1014.55%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.66点 Review3人
2 ストーリー評価 7.00点 Review3人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review3人
4 音楽評価 9.00点 Review3人
5 感泣評価 5.66点 Review3人
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