3.《ネタバレ》 どんな感じか予想できていたので、観に行こうと思いつつ、腰が重くなる一方でしたがヒース・レジャーの最後の出演作だし、もしかしたら意外に面白いかもしれないしね、と少ない期待を抱きつつようやく観にいきました。
感想は...だいたい予想通りでした。予想をちょっと下回った。。。
動く絵画展、みたいな感じで楽しめばいいのかなと思います。
ジョニー・デップ以外のシーンでは、顔が変わる必然性がシナリオの展開にあまり組み込まれてなく、やっぱりヒースの不在は苦しかった。
テリー・ギリアムワールドの忠実な映像化には膨大な予算が必要だなあと思いました。予算不足と折り合いがつけられない監督なのかな、という印象があります。
ともあれ、何かと製作上のトラブルが多いギリアム作品が、ぶじ日の目を見れてよかったです。
ワールドを表現するのに、監督が自分だけでできる方法(絵画や小説など)とか、小規模な製作(フィギュアとかアニメとか)を見つけることができれば、ギリアムワールドがもっと世に出れるんじゃないか、なんて思いました。
ストーリーもグダグダ感があったのですが、脚本も監督なのか....。