10.《ネタバレ》 幼少のころから何回か見てます。原作未読。タイトルの響き、悪くないです。桜田淳子、悪くないです。草刈正雄の3枚目役、これも英断で悪くないです。犯人の最後は圧巻です。舞台も、病院坂、写真館、廃屋など、孤島や寒村とはまた違った趣があり、乙です。でも、それ以外がイマイチです。最後にすべてが1つにまとまってドンとぶつかってくるようなミステリとしての迫力に欠けるのかなと。市川崑、石坂浩二の金田一シリーズの5作目にして最終作ですが、1作目、2作目が傑出していて、3作目、4作目とインパクトが薄れてきていることを考えると、これで終わりにしたのは英断だったと思います。 【camuson】さん [DVD(字幕)] 5点(2023-06-21 19:30:36) |
9.《ネタバレ》 金田一にはよくあるパターンだと思うのですが、血縁関係の系統図が複雑すぎて置いてけぼり。 それに、最初の事件で佐久間良子が案内もなく現場へ向かった瞬間に確信してしまう人、相当多いのではないでしょうか。 あと、最初の事件に関する二人の協力関係は、血縁関係が解っていても、いまいち説得力がないというか、違和感を感じます。 内容とは関係ないのですが、あおい輝彦の声でどうしても矢吹丈を思い出して、映画に入り込めなくなるのは私の悪い癖。 【マー君】さん [DVD(邦画)] 5点(2017-10-07 11:36:58) |
8.映画より2時間ドラマ等のテレビ向といえる。 他の作品と比べると地味な印象は拭えないが、 石坂浩二と草刈正雄のコンビがコミカルで作品全体のトーンとしては明るめだ。 古い街中を歩いてるこの2人を真俯瞰からとらえたショットが美しい。 病院坂のファーストシーンやラストシーンは特に市川監督のこだわりが出てました。 にしても、この当時、赤ペンキのような血しぶきはご愛嬌としても、普通あんな風に血が飛び散ったりしないよね。ま、そういう鑑識知識を入れなかったり、警察当局の捜査手順のトロさなんかも盛り上げ要素のひとつか。 【シネマブルク】さん [DVD(邦画)] 5点(2012-05-21 10:42:15) |
7.金田一シリーズ、最後の映画作品。 「犬神家の一族」や「八つ墓村」のスケールと比べると地味で、映画というよりはドラマ向き。 それでも複雑な人間関係やドロドロした展開は、やっぱり面白い。あまりにも複雑すぎて、 やや置いていかれたけど。草苅正雄が金田一の助手的な役回りでコミカルな演技を見せており、 そのせいか緊張感にちょっと欠けた部分があるのかも。 横溝正史色はしっかり出ているので、横溝ファンなら十分満足できる内容かと思う。 【MAHITO】さん [DVD(邦画)] 5点(2011-08-02 10:38:59) |
6.昔の桜田さんが今の栗山千明タンに見えました☆ 横溝先生の棒読みが気になるものの、それ以外は名作っぽかったかなと。 弥生さんの最期が哀しく美しい。 でも原作では金田一さんが傷ついたあまり探偵をやめて渡米しちゃう エピソードなのにあんな軽いオチでええんか?とも思いました。 あと廃屋のおばあさんはいい味出してますね。 【ひろほりとも】さん [DVD(邦画)] 5点(2008-08-17 13:22:02) |
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5. 草刈正雄がいいですね、って書こうとしたら他の方の指摘がたくさんありました。みなさんの印象も同じだったのでちょっと安心しました。それにしても、筋がなんだかよくわからない。私だけかな。 【海牛大夫】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2008-01-20 17:56:51) |
4.そもそも原作があまり好きな作品ではないので、上手く改変してるとは思ったがやっぱりもうひとつだった。原作読んでるのに分かりづらい。意外に草刈正雄が良かった。それにしてもどうして坂口良子がでてないのさ、プンスカ! 【すらりん】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2008-01-02 14:41:09) |
3.人物関係が複雑な原作を扱うのであれば、映像的にそれなりの状況設定で観客にわからせようとするのが筋ってモンでしょう。それを家系図なんか持ち出して安易に台詞で説明しようとしたってダメ!せっかくの佐久間良子の名演技も少しだけ肩から力が抜け初めた頃の桜田淳子の美しさも宝の持ち腐れ。「犬神家」や「手毬唄」はその点うまく原作を消化してたと思います。 【放浪紳士チャーリー】さん [DVD(吹替)] 5点(2005-04-17 11:23:52) |
2.金田一の気持ちがそのまま映画の雰囲気になっている。市川-金田一作品の中でも2番目に哀しい映画だと思っている。特に金田一ファンは哀しいであろう。 【rain】さん 5点(2003-07-05 02:32:23) |
1....無理に映画化することなかったんじゃないかな... |