6.《ネタバレ》 淡々と進んでいくドラマ。
あまり退屈に感じさせないのは、ケンティー演じる八軒くんに、なんだか期待しちゃうから。
八軒君はどう成長していくのだろう。進学校出身の頭の良さというアドバンテージは、どう活かされていくのだろう。
なんかね、サクセスストーリー的なものを想像しちゃって、勝手にワクワクした自分が悪いのです。
結局、期待した以上のものなんて出てきません。なぜならそーゆードラマじゃないから。
ただ前半から中盤にかけては、そんな期待感と御影アキ役の広瀬アリスのかわいさで、なんか楽しく見られました。
要は、文化祭の準備にはいってから、なんか自分が期待したのとは違うベクトルに話が進んでんなぁと、だんだん興味が薄れてきたのでした。
豚丼のベーコンエピソードは最高に良かったんですけどねぇ。バーベキューのシーン、かなり好き。ただ一番の盛りあがりがそこっていうのが残念。
せっかく打ち解けて仲良くなった駒場の実家が離農。駒場は高校を辞めてしまう。
駒場家がそんな大変な状況なのにさ、文化祭の様子を見せられても集中できないっす。
駒場家は中島先生の紹介で、別の農場で住み込みで働かせてもらえることになりました。
・・・だからなに?根本的な解決にはなってないでしょ?
それが現実だと言われればそれまでだけどさ。映画の世界でまで厳しい現実ばかり見せられると嫌になっちゃうのよ。
進学校から来た主人公が、その頭の良さで何か画期的な解決策を見つけてくれるのを、心のどこかで期待しちゃいました。
原作読んでないから何とも言えませんが、映画向きの題材じゃなかった気がします。