国際秘密警察 絶体絶命のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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国際秘密警察 絶体絶命

[コクサイヒミツケイサツゼッタイゼツメイ]
The Killing Bottle
1967年上映時間:93分
平均点:5.00 / 10(Review 1人) (点数分布表示)
公開開始日(1967-02-11)
アクションシリーズもの小説の映画化スパイもの
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タイトル情報更新(2024-05-23)【イニシャルK】さん
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監督谷口千吉
キャスト三橋達也(男優)北見次郎
ニック・アダムス(男優)ジョン・カーター
水野久美(女優)女の子
真理アンヌ(女優)アヤ子
佐藤允(男優)ケン・ハヤタ
田崎潤(男優)ブッダバル首相
平田昭彦(男優)トルコ帽の男
土屋嘉男(男優)ルべーサ将軍
中村哲(男優)ZZZ香港支局長
北竜二(男優)秘密警察連絡所長
天本英世(男優)殺し屋A
堺左千夫(男優)秘密警察員島田
横山やすし(男優)ギャングの役者
西川きよし(男優)ギャングの役者
矢島正明ジョン・カーター
原作都筑道夫
脚本関沢新一
音楽別宮貞雄
撮影斎藤孝雄
製作田中友幸
配給東宝
美術植田寛
編集黒岩義民
録音西川善男
照明下村一夫
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1.《ネタバレ》 さてこのシリーズもいよいよ最終作です。本家007が日本を舞台にして撮られるというシリーズ当初は予想もしてなかった事態もあり、東宝もこれ以上続けるのがしんどくなったんでしょうね。 お忍びで来日した東南アジアのブッタバルなる国の首相を暗殺から守ると言う、5作目ということもありちょっとマンネリ気味のプロットです。今回北見次郎とコンビを組むのは同じ国際秘密警察エージェントであるニック・アダムスですが、コミカルな芝居をけっこう巧みにこなしています。彼が東宝映画に出演したのはこれが三本目ですが、いずれも水野久美と共演してるのがなかなか意味深です。『怪獣大戦争』と『フランケンシュタイン対地底怪獣』は同年の製作ですので、来日したスケジュールで一緒に撮ったのが判りますが、今度は2年も経ってからオファーを受けてるんですからねえ。彼に執拗に口説かれて困ったという水野久美の回想はどうも本当みたいですね(笑)。 今回はけっこう小ネタにこだわりを見せる脚本になっており、国際秘密警察の支部が刑務所内にあると言うのは笑わせてくれました。可笑しいのは部屋の壁に「国際秘密警察 極東支部」なんてデカい看板がかかっているところで、まったくヤクザの組事務所じゃあるまいし苦笑するしかありません。ブッタバル国の首相である田崎潤もなんかヘンで、大の大人が嬉々としてジェット・コースターなんかに乗ってるんですから。ここで舞台となるのは今は廃墟となってしまった奈良ドリームランドで、本家ディズニーランドをパクったと言われた遊園地の全盛期の貴重な映像でもあります。 本作でもニック・アダムスと佐藤允の方が目立っちゃって、三橋達也がなんか影薄いんですよね。やっぱ40過ぎてた三橋にはこういうアクションは荷が重かったのかなと思います。やはり北見次郎というキャラは丹波哲朗や天地茂みたいな役者の方があっていたと思いますし、考えると当時の東宝にはこういう悪役までこなせるような二枚目スターがいなかったのが痛かったです。強いて言えば宝田明を起用するという手もあったんでしょう、彼には『100発100中』という大傑作もあるから可能性はあったと思うんですけどねえ。
S&Sさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2014-05-29 23:58:41)
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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 5.00点
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200.00%
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800.00%
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 5.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
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