1.《ネタバレ》 某レビューサイトでは「何か圧力かかってんの?」というくらい賛美賛美の嵐で、批判的な意見など一つもなかった中に唯一私が批判レビューをぶち込んだのですが、ここではある意味「正当に評価されている」みたいで一安心しました(笑)。
◆一言で言うと「別にこんな映画珍しくもなんともない」という感想です。
◆公開当初(7月上旬)に話題になりかけているということで池袋ロサで観ましたが、まず引いたのは序盤なんでもない場面での「リピータらしき客の不自然な大笑い」。完全に萎えましたね。冒頭はワンカットの劇中劇というのはすでに知っていたので「あ〜、ここは裏で何かしらコメディ的なことが起こってんのね〜。で、あとで回収するんだよね〜」と冷めてしまい。
◆で、後半の回収はというと、、、「そんなに爆笑するほど面白いネタかねぇ」と完全に周りの観客の「異様な爆笑」についていけず、さらに冷めまくり。
◆もちろん知ってますよ。低予算である意味「文化祭ノリ」で作った「身内作品」だということは。なので、ワンカット部分のクオリティにしても、その後の回収ドタバタギャグにしても、ほっこりエピソードにしても、身内ノリだと「最高に面白い」かもしれないけど、そのそれぞれの規模があまりにもショボすぎて笑えないんですよね。
◆各キャラクターが曲者揃いだというフリ→ベタすぎる。回収時のそれぞれの場面でのギャグ→これまたベタすぎる。なんだかね〜、終始苦笑いしかできなかったんですよね〜。
◆いろんなとこで散々言われてるし、私自身超絶フリークですので、かの監督作品の一級コメディ映画と比べられてますが、確かにその通りなんですよ。設定も、回収も、キャラの濃さも、全部「あるある」なんですよね。しかもこちらの方がかなり粗雑に小味になってます。。。
◆「低予算で無名の方達が作ったこれだけの作品!高評価しないなんて、どんだけ冷たい人間なんだよ!」と半ば某テレビ局の某2○時間テレビ的な「弱者を持ち上げろ」的国民感情が現在なう押し寄せているような、いないようなこの熱狂的状況。。。まあ、理解できない私は所詮マイナーな人間ってことでしょうかね。
◆とはいえ!!こんな私ですが、リピータ割を使って2回も!劇場で見ているのです!!!(笑)。だからこれくらい書いても許してね(笑)
◆唯一大爆笑した回収劇冒頭の監督の「お前の人生全てが嘘なんだよ!」ってセリフと(泣笑)、しゅはまさんの怪演に5点献上いたします。