1.台詞の無いシーンの「間」と映像美の雰囲気で観る映画。
ヒューマンドラマとして観るとちょっと違和感。
しっかりとしたストーリーの明示があまり無いので、
後半に入るまでなんの映画かよくわからなかった。
核心を突いてきた後半でようやく色々つながってくる。
舞台の古びた商店街とか、映画撮影とか、人の行動とか。
…あれ?やっぱ「人」の映画じゃないよな…。
「ヒューマンドラマ」と書かれてて、この映画を観たはずなのに。
大きな山場や盛り上がりもなく、台詞や言葉も少なく、
色んな意味で「静」の映画でした。