八つ墓村(1996)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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八つ墓村(1996)

[ヤツハカムラ]
1996年上映時間:127分
平均点:4.11 / 10(Review 36人) (点数分布表示)
公開開始日(1996-10-26)
サスペンス犯罪ものミステリー小説の映画化
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タイトル情報更新(2024-03-19)【イニシャルK】さん
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監督市川崑
助監督手塚昌明
キャスト豊川悦司(男優)金田一耕助
高橋和也(男優)寺田辰弥
浅野ゆう子(女優)森美也子
萬田久子(女優)田治見春代
宅麻伸(男優)里村慎太郎
喜多嶋舞(女優)里村典子
岸部一徳(男優)田治見要蔵/田治見久弥/田治見庄左衛門
岸田今日子(女優)田治見小竹/田治見小梅
白石加代子(女優)濃茶の尼
神山繁(男優)久野医師
うじきつよし(男優)千石巡査
加藤武(男優)等々力警部
石倉三郎(男優)徳之助
大沢さやか(女優)お島
西村雅彦(男優)仙波清十郎
吉田日出子(女優)ひで
井川比佐志(男優)諏訪弁護士
織本順吉(男優)井川丑松
石橋蓮司(男優)洪禅和尚
石浜朗(男優)森荘吉
今井雅之(男優)尼子の落武者
小林昭二(男優)東坂工場長
横山道代(女優)下宿のおばさん
音羽久米子(女優)
諏訪太朗(男優)
歌澤寅右衛門(男優)初老の老人
原作横溝正史「八つ墓村」
脚本市川崑
大藪郁子
音楽谷川賢作
作詞谷川俊太郎「青空に問いかけて」
作曲小室等「青空に問いかけて」
主題歌小室等「青空に問いかけて」
撮影五十畑幸勇
清久素延(撮影助手)
製作村上光一
東宝映画
東宝
角川書店
フジテレビ
企画高井英幸
プロデューサー橋本幸治(エクゼクティブ・プロデューサー)
島谷能成
松下千秋
配給東宝
特撮大屋哲男(特殊視覚効果)
編集長田千鶴子
録音大橋鉄矢(調音)
北田雅也(効果)
斉藤禎一
照明下村一夫
その他東京現像所(現像)
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1
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13.《ネタバレ》 舞台が昭和24年とのことで、石坂金田一の事件年表に当てはめると、犬神家と病院坂の間のエピソード。
あの怪作'77年版の八つ墓村のインパクトが強すぎたから、どうしても比べてしまって、結果どうにも物足りない気持ちを抱いてしまいます。だけど、市川監督の金田一シリーズって、元々こんなじゃなかったかなぁ?

今振り返ると、何で'96年のこの当時、急にポツリと八つ墓村を一本だけ映画化したんだろ?と疑問に思いますが、公開の数年前から、漫画、ドラマ、アニメで『金田一少年の事件簿』が流行ってたんですね。悪い捉え方をすると便乗ですか。
金田一と言えば市川監督。監督が映画化していなくて、人気の高いエピソードの八つ墓に、白羽の矢が立ったんでしょうね?きっと。

石坂浩二はもう55歳で金田一役はムリ。そして落ち武者狩り、32人殺しと血みどろの事件の映像化はもちろん、鍾乳洞での美也子の怖さも見事に表現した'77年版が既にあるから、似たような演出は出来ない。そして金田一少年ブームに乗るとしたら、少年少女も観に来るかも?となると、あまりに残酷すぎてもダメときたら…市川監督、とっても撮りにくかったことと思います。

小竹さん小梅さんの二役でCGは使ってますが、殺害シーンは昔ながらのマネキンみたいな人形と、ペンキみたいな血しぶき。まだジャパニーズ・ホラーの傑作『リング』が出来る2年前とは言え、平成の世に、まるで昭和のお化け屋敷のような特撮が、かえって微笑ましく思えます。
でも昔っから市川金田一ってこんなテイストだったと思うのですよ。数年前に観てるからか、割と違和感は感じなかったですよ。電線のスズメとか、釣鐘で生首がすっ飛ぶとか、今思うと結構可愛らしかったですよ。浅野ゆう子も3バカ姉妹の役だったし…って全部『獄門島』だわ。
旧来のファンは石坂金田一と'77年の八つ墓村と比較してしまうし、新しいお客には特撮が古臭く人間関係も複雑と、あまり期待に添えない作品だったんじゃないかなぁ?でも作品としては、17年ぶりに等々力警部の「良し!解った!」と、粉薬の大噴射が観られたので、良かったかな。
K&Kさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2024-06-21 21:13:14)
12.《ネタバレ》 しまったーー!や
よし!わかった!!!

のタイミングがわかるんだから、役柄のキャラがたってますね。
リメイクとは言え、狂ったヨーゾーのインパクトは映画史に残るものがありました。
それだけで観るきっかけにはなりました。
そのほかの部分に関しては、観てから、しまったーーー!とは思いましたけど。
ろにまささん [CS・衛星(邦画)] 5点(2019-12-22 13:25:17)
11.《ネタバレ》 当時キャストを見て、あまり期待はしていませんでしたが、一応映画館で観ました。が、やはり失敗作です。どうしても松竹版と比較してしまうのですが、スケール・重厚さ・キャストとあらゆる要素が薄味です。最も気になったのは台詞とリアクションです。まるで舞台を見ているかのような大袈裟な演技と台詞の言い回しです。あと、必要以上に全員しゃべりすぎです。何か1シーン1シーンに余裕が無い感じがして、観ていて疲れます。あえて良いところを言えば、トレンディ俳優を起用して若い人たちにも「横溝正史」の世界を身近にしてくれたことでしょうか。(映画の内容とは関係ないですが)
金田一耕助さん [映画館(邦画)] 5点(2015-01-16 22:45:29)
10.《ネタバレ》 市川崑監督の「金田一」と言えば、やはり石坂浩二だったのか・・・
SITH LORDさん [DVD(邦画)] 5点(2013-07-02 11:28:26)
9.《ネタバレ》  松竹版よりはマシ。何がって、犯行の動機が、ちゃんと原作通りだったこと。そこに犯人の気持ちがあった事。まあ、考えてみれば当たり前だけれども、タダの相続狙いの殺人と言えども「愛の物語」として描いた『犬神家』から始まり、事件の核心には必ず人間のドラマがあった、この市川版シリーズとしては、ここのところは重要だったはず。そしてもちろん、観る側もそのほうが面白い。クイズやパズルを見にいっているのではないのだ。
 とはいえ、そこんトコロ描き切れているかというと、微妙。お約束を楽しみにしている人もいるようだが、毎回同じ事やる警部(この事件は等々力じゃなくて磯川だよね、ホントは)の件を削ってでも、もうちょっとその辺に力を入れて欲しかった。大体、あの人は同じ人にもかかわらず、何故いつもいつも金田一を知らんのだ?

 で、この映画、今までの、少なくとも『女王蜂』までと比べると、何かが違う、何かが足りない感じがする。特徴を備えていない感。おどろおどろしさ?時代性?過去が現代に仕掛けている禍々しさ?そういった「テイスト」が感じられないのだ。あれほどの猟奇事件があるのに、だ。巧くは言えないが。だから、と言うのも、おかしな評価の仕方だが、イマイチ期待には答えていない感じ。
Tolbieさん [DVD(邦画)] 5点(2012-08-09 16:06:08)
8.《ネタバレ》 原作小説、野村芳太郎監督、TVドラマ、そして市川崑監督と見たが、それぞれに特徴があり、これはこれで良いと思う。どの監督が映画・ドラマを作るかで力点が変わってくるのは当然のことだ。
市川版では終盤の鍾乳洞のシーンが簡素化され、達也が母親を慕う場面がないのが残念。それに犯行動機も異なったものになっていて、浅野ゆう子が鬼のような形相に変化することもない。それは逆に野村版のホラー的な要素が消えて、自然に近いものになっているとも言える。
ESPERANZAさん [DVD(邦画)] 5点(2011-03-21 19:07:18)
7.トヨエツの金田一もなかなか良いと思いました。しかし、映画自体が上品で怖く無いのが致命的。八つ墓村はホラーであるべし。と思います。
リニアさん [ビデオ(邦画)] 5点(2007-05-02 00:03:59)
6.なんてことはない無難な作品。トヨエツ金田一も悪くはないが、これ以降続編が出ないのをみると良くもなかったのかな。
Keicyさん [映画館(邦画)] 5点(2007-01-21 17:06:11)
5.ここまで酷評される事もないとは思うけど・・・。どうしても野村芳太郎版との比較になってしまうのでまあこの点数が妥当かあ。浅野ゆう子も小川真由美ほどヒロイン森美也子の醜悪なまでの哀しさを表現しきれていなかったと思います。今自分が一番関心があるのは現在製作中の同監督リメイク版「犬神家の一族」。完成度が極めて高い前作と比較される事ははじめっからわかってるのに何か勝算があってのリメイクなんでしょうかね?野々宮珠世→松嶋奈々子はまあイイセンいってるけど・・・。大好きな市川監督だけに晩節のキャリアを汚してもらいたくないっていうのが正直な気持ち。せめてまだ映画化されていない「不死蝶」か「夜歩く」あたりにすれば良かったのに・・・。
放浪紳士チャーリーさん [ビデオ(吹替)] 5点(2006-03-26 15:20:31)
4.「あ~こういう金田一もアリかな~」と、思いつつも物足りない。芯の無さが最後まで気になる。しかし、物語が何ともスムーズに進むので、余計に違和感。まぁ、猟奇的さでは及第点とおもうので、酷評するほどでもないかな…?
aksweetさん [ビデオ(字幕)] 5点(2005-11-06 10:33:30)
3.原作未読ですが、豊川金田一はちょっとスマートすぎますね。飄々としてるというか。もうちょっと泥臭い人がやったほうがしっくりくる感じがします。演出もあるのでしょうが、本編も若干彼の雰囲気に引っ張られて、陰惨な感じが減殺されています。謎解きミステリーの要素にしても、最初から犯人が推断されてしまいます。「日本的な伝奇」か「火曜サスペンス劇場」が好きなら、見てみてもいいかもしれません。
虚学図書之介さん 5点(2004-10-06 01:23:03)
2.可もなく不可もなくって所です。
ゆきむらさん 5点(2004-04-30 06:12:25)
1.豊川金田一は頑張っていて好感持てましたが、もちょっと落ち着いてほしかったです。それよりも「鍾乳洞の無い八つ墓」なんてメインディッシュの無いフルコース料理みたいです。予算が無いならこんな大作でなく、もっと地味目の物にすればよかったのに。
番茶さん 5点(2004-01-17 00:31:45)
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【点数情報】

Review人数 36人
平均点数 4.11点
012.78%
125.56%
225.56%
3616.67%
4925.00%
51336.11%
612.78%
712.78%
800.00%
900.00%
1012.78%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 10.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review1人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 10.00点 Review1人
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