2.原作を読んでから観たので、映画では心理描写がうまくできていなかったり、さらっと流されていたりで少し期待外れでした。原田美枝子は好きだし、賞をもらったりいろいろしてましたが、正直言ってそんなにすごいとは思いませんでした。原田美枝子の子供役の人(名前思い出せない。たまにドラマ出てますよね?)、なんだか生意気で嫌な感じでした。でも、虐待されたあと、母親の髪をとかして「上手だね」と褒めてもらう場面は涙が出ました。女の子、あんなことされたあとなのにあの言葉を言われて少し笑うんですよね。あんなことされても、やっぱり母親から必要とされたい、愛されたいと思うんですよね。