13.《ネタバレ》 つくづくキャストって難しいなって感じる映画でした。
例えば、奈々と彼氏。
作り手の意図としては、奈々があまりにも自分中心で、依頼心が強くて、彼氏が疲れて、だから……
というふうに持っていきたかったと思われますが、結果としては失敗です。
なぜなら奈々=宮崎あおいが、あまりに可愛かったから。
普通、あんな可愛い女の子が甘えてきて、うっとうしく感じる、疲れるってあり得るでしょうか?明らかにミスキャストです。もう少し平凡なルックスの女優さんにした方がよかったかも。
あと、中島美嘉さん。歌唱力と存在感が圧倒的過ぎです。
別に伊藤由奈さんの歌唱力をどうこういうほどのセンスも知識もありませんけど、
中島さんの歌のシーンがあったあとで、彼女のシーンがあると、明らかに格落ち感が強くて。
いいキャストを揃えたからといって、それが100%生かされるとは限らないんですね。
ストーリーは、退屈はしなかったけど、感じるものもあまりありませんでした。
宮崎さんの可愛さに4点、中島さんの歌に2点です。