12.《ネタバレ》 天使か悪魔かケーブルガイ!
奴に友達認定されたら運の尽き。どこまでも張り付いて離れない粘着質!!!でも味方になれば際どい所まで助けてくれるけど、敵になったら…。
大抵の映画や漫画なら粘着質のヤバい奴は大体不潔感漂う奴なのですが、本作は面白イケメンのジム・キャリーなおかげで不快感少なめで、動きや顔が面白いけれど、言葉や行動の節々にヤバさが漂うくらいの絶妙なバランスの良さで収まっていて絡まれてる本人は気の毒ですけど、外から見てるこっちとしては楽しいんですよね。
居るじゃないですか離れて見てる分には楽しいけれど、絶対にお近づきになりたくない人って。
そんな事で起こるスリラーだけれど、雰囲気はコメディ色も強いしBGMものどかなので楽に見れます。死人も出ないしね。
最後は彼の偏屈性の生まれは孤独にテレビに育てられたからと言うオチになっていますが、さすがに無理やり感はありますね。先天性のヤバさですもんアレは。
ちなみにジム・キャリーの吹き替えはエース・ベンチュラと同じく江原正士氏による狂気より面白さが上回り、終始憎めなさが漂う演技が最高でした。
そんなこんなで面白くも全く懲りてない背筋がちょっと冷える締めで最後まで楽しく見ることが出来ました。