11.《ネタバレ》 思い雰囲気。暗いトーン。ミステリアスな人々。『いきなり首を切られる人』『血だらけで助けを求める少女』断片的で衝撃的なオープニング。いったいどんな謎やドラマが隠されているのか。 いやいや、何てことはない、よくある潜入捜査ものでしたね。 日記に書かれた少女の秘密。その内容は悲惨なものでありますが、マフィアの性犯罪を立証するくらいの扱いで、『さもありなん』の域は出ていません。本格的なミステリーではないみたいです。 ボスの息子キリル、マフィアのボス、潜入捜査官、誰を見てもステレオタイプで、この映画ならではのキャラクターに昇華されてるわけではありません。既視感はあるものの、一人一人の人物描写は精巧で完成度は高いです。 ストーリー、真相は、雰囲気に騙されそうになりますが、結構浅い。とは言え、娯楽作品とも言い難い。でも深みのあるドラマではない。うーん。物語の着地点が気になっちゃうし、目を引くシーンは多くあります。ですので暇つぶしにはなりますが、それ以上にはならない映画です。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 6点(2019-08-19 04:28:29) |
|
9.ニコライの正体にはそれほど意外には思いませんでした。なんだかニコライとジェームズ・ボンドの対決が無性に見たくなった。おっとジェイソン・ボーンともいい勝負か?でもニコライが一番人間味がありそうなんでちょっと分が悪いか・・・ 【きーとん】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-08-03 00:10:41) |
8.《ネタバレ》 いまいち食い足りなさが残る作品でした。無駄がないというよりも、ドラマのお膳立を省きすぎているので、のめり込むことはできなかったというべきか。狙ってやっているのでしょうが、どの人物にも深く感情移入させる作りにしていないです。そういう浅いドラマでも作品の総体として何かが伝わってくるのならいいのですが、それも弱い気がします。人物描写は上手く自然に出来ているので、それを活かす局面が観たかったです。サウナでの死闘は一見の価値ありかと。 【Nujabest】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-02-10 19:39:19) (良:1票) |
7.《ネタバレ》 ヴィゴ・モーテンセンが渋くてかっこいいです。潜入捜査っていうのはなんとなく読めてたけど、それでもおもしろかった。 【しっぽり】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-09-23 11:59:30) |
|
6.《ネタバレ》 見ながらしばしば日本の仁侠映画の世界と比較していた。似たような設定がよくあった。愚かな二代目をため息まじりに見守る親分がいて、「おめえが俺の実のせがれならなあ」と渡世人のモーテンセン(たとえば健さん)に愚痴ると、「いえ、あっしはただの運転手で」と無表情のまま答えている、そんな場面。しかし任侠ものの艶っぽさはこちらにはなく、ただただ陰惨な光景が広がっている。親分は少女をレイプする人間だし、主人公のほうも渡世人のふりをしているもっと大きな組織の人間だったりする。もちろん単独で潜入してるってとこに一匹狼の味はあるんだけど、かなりガックリした。親分アーミン・ミューラー・スタールの演技の問題じゃないのよ。あの人はいいの。久しぶりに会ったけど、ああいう顔していて、複雑な内面の人やらせると凄味が出る。コスタ・ガブラスの『ミュージック・ボックス』なんか良かった。この人、若いときはヴァイオリン弾いてたそうで、今回その技能が生かせたわけだ。 【なんのかんの】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-03-19 12:12:53) |
5.《ネタバレ》 サウナでの戦闘シーンは圧巻。でもストーリーは普通。 |
4.《ネタバレ》 面白かったけど、もう一歩といった感じ。雰囲気や構図、音楽はよかったのだが、どこか盛り上がりに欠けた感が否めない。「それがこの映画のいいところ」と言ってしまえばそれまでなのだが、もう一ひねり欲しかった。また、ヴィゴ・モーテンセン、ヴァンサン・カッセルはいい味出していたのだが、ナオミ・ワッツのキャラがいまいち微妙。もうちょっと上手く起用できなかったのか。このような役ならば、ナオミ・ワッツである必要性があまりない気がした。こんな中途半端な使い方なら、もっとマフィアの内情やストーリーに比重を置いて、恋愛的な要素も無くした方がよかったと感じた。 【グングニル】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-11-30 18:45:54) (良:1票) |
3.《ネタバレ》 ドンパチは全然なく、ナイフでの殺戮が他のマフィアものと ちょっと違うところか。ただ潜入捜査官になるまでの経緯とか 全くないのでちょっと説得力かけるというか、普通気づくだろ とか思ったりしてしまう。患者の日記を取り上げて..これ日本 でやったらとんでもないことなるなあとか。 まあ普通でした。 【K2N2M2】さん [DVD(吹替)] 6点(2008-11-22 23:36:19) |
2.これはどう評価してよいものか悩みます。ムードはすこぶる良いです。役者もまたすこぶる良いです。しかし、話のスケールが何とも小さいのです。最後は、え、これで終わっちゃうの、という感じに不満でした。映画館に足を運ばねば後悔すると思って臨んだのですが、ちょっと不完全燃焼でした。 【ジャッカルの目】さん [映画館(字幕)] 6点(2008-06-19 23:24:00) |
1.《ネタバレ》 ヴィゴ・モーテンセンの、悪い奴やのかいい奴なのか分からない存在感が映画の核です。それだけに、ヴィゴの正体が明らかになってからは、ラストの盛り上がりに欠けてしまった感あり。ヴィゴがクローネンバーグ監督と組んだ『ヒストリー・オブ・バイオレンス』に比べると、印象に残らない映画です。暴力描写は、リアルですが。 【カワウソの聞耳】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-06-19 07:31:36) |