7.《ネタバレ》 もう少しでトンデモ映画になってしまうような脚本の展開を、ギリギリの線で一級のホラーに持っていっていると思う。しかし、評価のし難い作品。給水塔(?)から落ちる場面には戦慄したが 【j-hitch】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-01-01 02:23:12) |
6.《ネタバレ》 頭が混乱してしまったので、自分なりの解釈をして整理します。本作の基本設定は武田真治が述べたこと。霊界はいまや飽和状態。死んだ魂の行き場所が無い。溢れ出る場所は現世しかない。霊界から現世に溢れ出るには“回路”が必要。その回路とは“開かずの間”。(タイトルロゴとガムテープを赤色で統一し、観客に説明。)幽霊(霊界に行き場所がなくなって困っている魂。だから“助けて”と繰り返す。)がインターネットを使い“開かずの間”を人間に作らせようとする。その誘い言葉は「幽霊に合いたいですか」。霊の誘いに乗り開かずの間を作った人、あるいは開かずの間に入った人は死ぬ。それは開かずの間が霊界(の入り口)だから。霊界にいるということは死んでいるということ。(最初は自殺という分かり易い方法で死んだが、次第にただ影を残して消えるという形式になる。これは霊界と現世の区別がだんだん無くなっていきているため?)最初、開かずの間は入り口のひとつでしかなかったが、それが増えると霊界と現世の境界が無くなってしまう。霊界=現世。よって現世は崩壊を迎える。言い方を変えれば、生と死の区別が無くなる。(実際、死者にも実体があった。)伝えたいメッセージはパブロン中毒さんのおっしゃるとおり。ラスト15分前までは、展開上の不合理やアラが目に付き、イマイチと思っていましたが、見終わった感想は“凄い”。ここまで話を大きくされると、かえって気持ちがいいです。個人的にCOCCOが大好きなので「羽根」を聴いて好感指数もアップ。ホラーであってホラーでなし。面白い作品だと思いました。でも自分は、本作の本当の姿を分かっていない気がします。一度観ただけでは厳しい。そのため点数は控えめです。 【目隠シスト】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2006-09-15 18:00:38) (良:1票) |
5.途中までけっこう恐かったなあ。まあラストはちょっと話が大きくなりすぎってのはあるけど発想はいい。 【rainbow】さん 6点(2004-06-26 08:44:16) |
4.《ネタバレ》 作品の完成度と言われれば、ラストにかけてのあまりに違う雰囲気にブッ飛んでいった崩壊振りはちょっとどうかと思うので低いんですが、それでも前半~中盤にかけての異様な怖さの演出は特筆すべき作品だと思います。「嫌だ」という感覚を見せる監督のセンスは素晴らしいです。飛び降りシーンやあの一心不乱にドアの目張りしている女も怖かった… 【ゆうしゃ】さん 6点(2004-03-15 11:18:14) |
【k】さん 6点(2004-02-25 10:42:26) |
2.《ネタバレ》 前半は、ネットから流れる幽霊(?)の映像や、暗い部屋に現れる不気味な影など、得体の知れない恐怖にビビリながら観ていました。ただ、後半になると一気に世界の終わりみたいな終末的世界に突入しちゃって、なぜああなったのかイマイチ理解できなかったし、リアリティも感じられず、「???」な感じで終わっちゃいました。主人公達は船にのって一体何処へ向かったのだろうか・・・? 【きのすけ】さん 6点(2003-11-07 00:26:00) |
1.《ネタバレ》 インターネットに絡む都市伝説がエスカレートして行き、現実世界を侵食してしまうというような内容か。 残念ながら「CURE」に比べるとテーマが分かりづらい。 次第に崩壊していく日常の雰囲気は最高に好みだが、ストーリー展開は全体的に淡々としていて退屈。「ゾンビ」などに共通する「例え世界が滅んでも、人は人として生きていかなくてはならない」という悲壮さはよく出ている。 【FSS】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2003-07-02 00:40:01) (良:1票) |