33.この映画が公開された当時より今の方がこの映画に関してはむしろ説明しやすく、潜在的トランプ支持者をカリカチュアライズして描いた映画だと言えばわかりやすいかと。 座右の銘が「なるようになる(ケセラセラ)」で、アラブの「明日できる事は今日するな」ということわざが大好きなタイプの自分には想像もつかない思考方法で、そういう意味ではほぼモンスター映画です。 「自分は真面目にやってるのに、あいつらは…」という社会や政治経済、近所の人や家族までに対し潜在的な恨みやストレスをかかえてる(俗に言うA型っぽい)人はアメリカよりむしろ日本人に多そうで、しかも「蒸し暑い」とかは日本の潜在特許なので、そういう性格と真逆な自分からすればこういうモンスター溢れる日本が恐ろしくてしょうがありません笑 【あばれて万歳】さん [地上波(吹替)] 6点(2021-06-22 15:42:59) |
32.《ネタバレ》 一言で言うと、きれる中年の悪いワラしべ長者。 時代背景として行き詰まりつつあるアメリカの白人社会や家庭問題があり、 それらの理由が描かれつつも、やはりおかしくなっていく様を狂気に満ちた演技で擁護しない。 一本道でありながらも実は奥深い作品です。 アメリカについて描き続けるサムメンデス作品をいくつか見た上で観賞すると、 なかなかに味わい深い映画ですが、名作とまではいかないでしょうし、 ただ90年代前半のアメリカの苦悩ってどゆことって映画である割には、 シンプルなところは面白い作り方だなと思います。 【病気の犬】さん [DVD(字幕)] 6点(2016-05-20 19:27:06) |
31.無礼な店員、無駄な工事、ファーストフードの誇大広告、街のチンピラなど、この世のちょっとしたむかつきや理不尽さを、マイケル・ダグラス演じる主人公が武器を手に次々と粉砕していくブラック・コメディ。ストレス解消にはもってこいの映画である。 【野良猫】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-09-09 20:02:09) |
30.《ネタバレ》 人がキレちゃうのにはいろんな理由があるとは思うんですけど、それ以前に「キレやすい心理状態」ってのがあると思うんです。 例えば、マイケル・ダグラス演じる主人公が、もし夫婦円満、仕事も順調であれば、渋滞ぐらいでキレはしない。お店も破壊しないし、ナイフを持っている相手をバットでたこ殴りにもしないはずなんです。でもやっちゃった。これってきっと、キレやすい心理状態だったっていうのが大事だと思うんです。 離婚・リストラの二つが重なれば誰だって自暴自棄になります。そんな最悪の心理状態のときであれば、きっかけなんてきっとなんでも良いんでしょう。劇中では「わかるわかる。そりゃキレるよ!」と共感する部分もあれば、「ええ、そんなことでそんなにキレちゃうの?」とドン引きしちゃうシーンもある。それはきっと観ている側の心理状態が正常な証だと思います。 もしこの映画を観て、すべてのシーンに共感してしまったとしたら、その人の心理状態って結構やばいかもです・・・。 ともあれ、映画としては、なんか惜しい感じでした。なんとなく、盛り上がり損ねた感があります。フラストレーションとストレスが破壊衝動に転化されていくイメージを武器に例えている表現は凄くわかりやすくて良かったし、娯楽作品として良い演出だったと思います。家に着く頃には次第にストレスが収まっていき、それが持っている武器でわかっちゃうわけですが、最後はなんと言っても水鉄砲ですからね。まるで派手な花火を打ち上げた後、しめに線香花火をするみたいな感慨。こんな気の利いた演出ってなかなかないのに、うまいことまとめすぎたんでしょうか、観終わった後切ない気持ちと物足りなさだけが残りました。あと、なんとなく「ファーゴ」を思い出しますね。 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2013-07-17 05:40:32) (良:1票) |
【tottoko】さん [映画館(字幕)] 6点(2011-12-20 01:53:00) |
28.《ネタバレ》 暴力では何も解決しないというが、こんな世の中だし、そりゃ暴れたくもなる。 ラストの警官の会話。これが世間。 【J.J.フォーラム】さん [映画館(字幕)] 6点(2011-08-18 21:39:44) |
27.《ネタバレ》 出てくる人間が基本的にちょっとずれてる。終わり方はグラントリノと一緒なんだなぁって思いました。 【悲喜こもごも】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2011-04-09 00:05:28) |
26.《ネタバレ》 最後は戦車か戦闘機でも手に入れて大企業相手に戦うところまでいくのかな・・・?と思ったんですが・・・(もっと派手に世の中を斬ってくれ~っと)。でもマイケル・ダグラス、いいキレ具合でした。こういう常識もあって正論も結構、言ってたりするのに人付き合いや愛情・感情表現が下手で損してる人って世の中、結構いると思うんですが・・・、結局、何も浮かばれず終わってしまい切ないですが、ハッピーエンドには、どう頑張っても持ってけないよな~。 【より】さん [DVD(邦画)] 6点(2010-10-14 17:38:51) |
25.マイケル・ダグラスが主人公のロープレって感じがした。武器が段々と強力になるのが面白い。 【ベルガー】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-04-29 18:44:14) |
24.先日の話。郵便局が混んでいて10分くらい並んでエクスパックを注文したら、それは隣の列に並べと女性に言われた。隣の列もまた10分くらい並ばなきゃ買えない・・いつもはこの列で買えるのに・・・日本が銃器社会じゃなくて良かった。あやうくマイケルダグラスになるところです。 【東京ロッキー】さん [DVD(吹替)] 6点(2010-02-12 13:31:24) (笑:1票) |
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23.そこそこ面白いけど、最後はなんか切なくなりました。 【doctor T】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-09-26 02:29:36) |
22.《ネタバレ》 それまでの鬱憤が、あるのかどうか分からない引き金で爆発して、人間の闇を写す顛末。 だとよかったんですけど。 も一ひねりあるのかと思った。 どうも理性的な理由付けがいけなかった。 けど、そういう風に感じるのはこの映画よりも日本の衝動的な犯罪の方が遙かに醜いからだと思う。 これを見て恐ろしさを感じているのだとすると、アメリカの方が健全なのか。 【黒猫クック】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2009-01-18 22:33:11) (良:1票) |
21.理不尽にキレる理不尽な男。 守るための装備が他を傷付ける。 悪循環の処理はどうすりゃいいのでしょう。 元凶は人の感情なんでしょうが・・・。 【カラバ侯爵】さん [地上波(吹替)] 6点(2007-12-06 01:28:04) |
20.マイケルダグラスの映画では一番好きな作品。日常の不条理にキレて、事態がますます大袈裟になっていくところは筒井康隆的。もっともっと派手な展開にしても良かったのに。 【marsplay】さん [地上波(吹替)] 6点(2007-03-10 03:16:16) |
19.《ネタバレ》 小さなイライラの積み重ね。溜まったストレスの大きさは自分では案外分からないものです。キレるきっかけは僅かな事でいい。瞬間的にキレた場合は、すぐ我に帰ることが出来ます。しかし“タガが外れた”時はそうはいきません。本作の主人公はこのケース。ただし車を捨てた時点で、完全に外れている訳ではありません。ちゃんと段階を踏んでいます。破壊を実行するごとに、その内容もアイテムもエスカレート。そして殺人という一線を越えます。高いハードル。「プレゼントを壊された」「相手がナチス信仰者」という2つの要因が彼の背中を押しています。砕け散ったのは、プレゼントだけではありません。とてもリアルに感じました。自分が本作の主人公にならないとは言い切れない。ですから彼には、“失業していた”とか“もともと短気だった”“精神的に病んでいた”という設定は必要無かった気がします。主人公と対比される存在が退職間際の刑事。嫌味な上司にアホな同僚。不安定な妻。彼もまた、いつキレてもおかしくない状況です。しかし彼は決してキレたりしません。つまり普通の人はキレたりしないという意味。これも不要です。普通の人がキレるから、誰の身の上にも起こりうるから怖いのだと思います。主人公が特別な存在になってしまったことで、少し醒めてしまいました。残念。 【目隠シスト】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-02-28 18:05:00) (良:1票) |
【虎尾】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-02-27 00:28:29) (良:1票)(笑:1票) |
17.もうこの手の映画はもっと派手に銃撃して街をめちゃくちゃにしてもいいと思うんですよね。とんだお馬鹿映画にしたら面白そうだったのになぁ 【亜空間】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-12-01 21:20:42) |
16.《ネタバレ》 マイケル・ダクラスのキレっぷりが本当っぽくていい。今の若者だけがキレてるんじゃないって感じだ。なんでそんなにキレてんのってそれは日常的な理不尽さに怒ってるんだ。ただそれだけ。そういう設定の映画ってあんまりないんだよなぁ。これがダクラスじゃなかったら全然別の映画になってしまっただろう。ロバート・デュバルも出ていた。相変わらず渋い。その分評価する。 【湘爆特攻隊長】さん [地上波(吹替)] 6点(2005-11-09 08:23:11) |
15.楽しそうに見えて、ちょっと嫌な感じも・・・・。 ただ、どことなくひきつけるものがあるのがジョエル・シューマッカー流。 「フォーン・ブース」の時も感じたんだけど、決定的な何かが足りませんが、けなす何かも足りない。 というわけで6点ということに。 【やぶ】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-06-16 21:34:33) |
14.《ネタバレ》 仕事をクビにされ、妻とは離婚し、娘と引き離された主人公。 うだるような暑さ、ついに彼は爆発した。 娘の誕生日を祝うため、妻と娘が住む家路へ。 行く手を阻む者に社会的な不満をぶつけ、彼は堕ちてゆく。 一体D-フェンスは母親が作る弁当を手に、毎日何処で何をしていたのか。 狂気という名の張り詰めた空気、現代社会に向けた皮肉。 彼の怒りに哀れみさえ覚える。 【HIGEニズム】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-05-25 06:43:53) |