32.《ネタバレ》 三谷幸喜監督2作目。若き日の豪華キャスト競演にて、一軒のおうちを建てるお話。「和」の大工と「洋」の設計家。互いの美学が交錯し、ぶつかり合う両者。だけど折れるのはいつも「洋」のオイラ。癪だけど、ここは日本、まあ仕方ねえか。二人の争いに巻き込まれながらも、静観する依頼主夫婦。脇役の飲んだくれ故・ノギワちゃん、血色悪くてちょっぴりノムガァっぽいぞ。ほとんど我が思い通り、勝ち組の「和」の故・邦江くん、いつも口先をとがらせてるけどナニ言ってるかわからねえぞ。 【獅子-平常心】さん [DVD(邦画)] 6点(2021-08-22 07:30:45) |
31.《ネタバレ》 設計と現場の対立を描いていますが、肝心の施主のこだわりが全く見えてこない。玄関ドアを内開きにするとか、和室20畳とか。自分の家でそんなに遊ばれたらやってられません。それにしてもでかい家ですね。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2016-09-24 01:34:37) |
30.《ネタバレ》 家を建てる。ただこれだけのことを仰々しく映画にする着想と、この題材を娯楽映画に仕上げた脚本はお見事。個人的には、伊丹十三監督の"お葬式"あたりがヒントになったのかな、と感じました。冠婚葬祭にまつわる云々など、知っているようで実はよく知らない日本のしきたりを、ほどよいさじ加減で茶化して人情喜劇にするのは日本映画のお家芸。このへんは米映画にはない味わいがあります。登場人物では、横文字連呼で何を言ってるのかさっぱりわからない唐沢寿明のデザイナーが秀逸。彼に代表されるように人物の風刺を楽しむべき映画ですが、実は一番喜劇的な役回りはある意味で田中直樹と八木亜希子夫婦なのかも。お客様であるべき二人が一番物腰が低くて周りには振り回されてばかり。これは人が好すぎて損をする我が日本人の愛すべき気質を、非常にユーモラスに描いていると思います。良くも悪くも日本らしい映画、正月に家族揃って気軽に鑑賞するのがおすすめです。 【タケノコ】さん [DVD(邦画)] 6点(2015-04-30 21:31:52) (良:1票) |
29.建築設計に携わっているから、すこし採点は甘くなってしまう。 |
28.《ネタバレ》 昔ながらの大工の棟梁と新進デザイナーの対立が、職人とアーティストの意地とプライドのぶつかりでおもしろい。 風水を持ち出す母もからんで、周りに振り回される優柔不断な主人公が気の毒なような情けないような…。 価値観の異なる人と一緒に本気で何かを作り上げたことがあると、あの葛藤と苛立ちはよくわかる。 どうでもいいと割り切れば妥協もできるが、そうするといい物が作れないというジレンマ。 方向性が違う人と組むのは難しいけど、化学反応を起こして思わぬ良いものができる場合も稀にある。 この映画ではその辺りのことをうまくストーリーに組み込んでいた。 ただ、こじんまりまとまった感があって、くすぐられはするけど魂を大きく揺さぶられはしない。 勝手に独断で間取りを変えてしまう父親は、良かれと思ってやってるだけにタチが悪い。 でも、こういう厄介な親って結構いるかも。 田中邦衛がこういう役にぴったりハマる。 妻役の八木亜希子もいい。 【飛鳥】さん [地上波(邦画)] 6点(2013-06-25 23:59:58) |
27.普通にコメディとして楽しめました。期待通り。ただ、壁にペンキをぶっかけた理由がよくわからず…。自分の問題ですから、を契機にぶっかけて喧嘩になるけど、そこんとこどうなったの?って疑問に思ってるところに土砂降りのストーリーが入るから結局よくわからん。全体としては無難にまとまっている佳作。 【Balrog】さん [DVD(邦画)] 6点(2011-05-25 05:57:09) |
26.これって相手にプレゼントを贈るときの人間心理と似ていますね。作って欲しい家と、作ってあげたい家のギャップ。人はどうやってこの折り合いをつけるのか。もちろんこれはプレゼントや自宅の建設にのみ関わることではありません。見たい映画と作りたい映画のギャップ、読みたい本と書きたい本のギャップ、などなども同じですね。 【きのう来た人】さん [DVD(邦画)] 6点(2009-08-26 06:30:10) |
25.同監督の他作品ほど笑いに重点をおいてないが、ドラマとして単純にそこそこ楽しめました。決定打はないですが、三谷、邦衛好きなら損はしないかなってとこですかね。 【すべから】さん [ビデオ(邦画)] 6点(2008-10-09 15:07:12) |
24.《ネタバレ》 「トイレが三つも四つもある家」のくだりは大いに笑わせてもらった。しかし、その後は、邦衛と唐沢の和解に重点を置きすぎ、「一体どんな家が建つのか?」という最もスリリングな部分が欠けてしまった。話の本筋は、あくまで「若夫婦の家を建てる」ということで通してほしかった。焦点がボヤけてしまい、いまいち消化不良の終わり方。ところで、「豪華ゲスト」という点では、『有頂天ホテル』をも越えるキャスティングが実現している。お見逃しなく。 【フライボーイ】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-06-17 21:17:08) |
23.《ネタバレ》 今作は邦衛あっての作品。癖のある人物は思ったより少なく、唐沢演じるデザイナーももっとわがままなキャラかと思ったら割と普通に妥協する人間。そういう意味ではラヂオの時間や有頂天ホテルと較べてパンチが弱いのは否めない。三谷作品は大勢の登場人物が絶妙に絡み合い、見終わった後はお腹いっぱい、あ~でもスゲェ、よく出来てるなぁって感心するんだけど、こちらだけはちょっと毛色が違う。鑑賞後はお腹いっぱいの逆でむしろ空腹。しみじみとした余韻は残るもののちょっと物足りなさを感じた。ただ、今回も大勢の登場人物がああでもないこうでもないと自分の言いたいことを言ってやりたい事やって、で一つの作品「家」を完成させるという大枠は監督らしいと思った。邦衛扮する大工の棟梁、長一郎の事を気に入っている直介(ココリコ田中)はそのまま三谷幸喜で、職人好きなところが伺える。 【ちゃか】さん [地上波(邦画)] 6点(2008-01-05 18:22:57) |
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【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-05-25 14:48:05) |
21.おもしろかった。家を建てるのにはたくさんの人が関わり、複雑な人間関係、人間模様が繰り広げられる。大げさすぎる表現があるが、リアリティがある。 【ホットチョコレート】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-04-26 19:31:28) |
20.《ネタバレ》 主人公の二人のケンカぶりが見事。家の造りでケンカして、いろいろあって、結局は和解して、よくあるタイプだけど、物語としてはよかったなと思う。でも結局は日本人らしさを大切にしようと伝えようとしたラストで、予想できる展開なんだよね 【ラスウェル】さん [地上波(吹替)] 6点(2006-08-11 23:57:32) |
19.《ネタバレ》 今時のデザイナーと昔気質職人が出てきた時点で、 ああ、この二人ぶつかり合うんだろうなあ…と、話の展開が読める。 あとは如何にその予想を越えた展開にしてくれるかが見物だったのだが、 劇的な裏切りはなし。 ぶつかり合って、和解して、ハッピーエンド。 あまりにも予定調和すぎて退屈でした。 ビリーワイルダー風のジョークが出てくるところは微笑ましいが。 【カタログ】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2006-07-16 00:28:35) |
18.ココリコ田中はきっちりコントやってて完璧だったんじゃないかな。 野際陽子と布施明と中井貴一と真田広之もきっちりやってたかな。 あと、さんまもきっちり決めてきたな。 監督の意図を理解できる演者をメインに揃えれば、 かなり面白くなる素材ではあったと思うけど、 変にまじめに演技しちゃう人が居て、中途半端になっちゃったのかな。 逆にコントを撮るつもりじゃなかったんだとしたら、 上記の人たちはいらなかったかもね。 【もとや】さん [DVD(邦画)] 6点(2006-02-20 22:30:41) |
17.ココリコ田中がお笑いとは思えない好演技でびっくり。お人よしなご主人を本当に上手に演じています(地がああいう風なのかな?)全体的に面白かったんですけども、シュールな感じでしたねえ 【サイレン】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2006-01-14 20:46:11) |
16.《ネタバレ》 家を建てるのは本当に大変です。このテーマで伊丹十三監督が撮ったらどういう映画になったか非常に興味がある。ところで気になるのは、布施明が新築祝いに持ってきた電子オルガン。あれはラヂオの時間で忘年会の景品で彼が貰ってたやつ?同じ人???ところで気にいらないのは、新築の家の壁に落書きする子供をあおる親!あれは許せない。 【リニア】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-11-25 00:32:03) |
15.ハチャメチャで思ったより面白かったです。最後のさんまさんの"ダメダメ"が懐かし! 【武蔵】さん [ビデオ(吹替)] 6点(2005-08-04 15:49:10) |
14.とっても楽しめるのだけど、ときどき映画じゃなくて舞台を観ている気がしてしまう。それがなんかいや。 【paraben】さん 6点(2004-11-08 00:35:37) |
13.シベ超の後にぶっ続けで見たので、世紀の超大作に感じた。そういう意味で、かなり甘々な視点なのかも知れないが、個人的に「損はしないよ」という感じ。幾つか爆笑ポイントもあったし、平和ぁ~な映画なので安心して見られる。ラヂオの時間との微妙なリンクも好き。確かに、ストーリーやオチは先が読めるので、三谷コメディとしては少々不出来かもしれないが、何故か本作は許せてしまった(これもシベ超の魔力か)。とにかく、適当なところでアハハと笑いながら、のほほ~んと安心して見られることが、こんなに幸せだとは思わなかった(やはりシベ超の魔力か)。最後に、まったくの個人的なことを言わせて頂くなら、「八木さんが可愛かった!」 【カシス】さん 6点(2004-04-04 21:17:07) |