1.2005年版よりはマンガチックな要素を多少排除し、洗練された形となった。それが良いか悪いかは好みの問題でしょう。個人的には荒唐無稽な2005年版も、今回の2015版も、どっちもウエルカムです。ただあんなとんでもない機械を民間の人間が管理運営しているとこが、オイオイオイ!ってツッコミたくなりました(笑)出入りも厳重じゃないしね。それと肝心のバトルシーンが呆気なく、殺風景な異世界が舞台になっているから、イマイチ盛り上がりに欠けるんですよね。一番の見せ場だけに残念です。あと主人公の家庭環境や友人とのエピソードが薄いかな。まあそこまで時間を割けないのは分かってはいるけれど、もうちょっと上手いことやってほしかったな。と、あれこれとディスってきましたが、決してつまらなかったわけではないんです。そこそこ満足はしたんです。なぜなら、作り手側の試行錯誤が私にはとっても心地よく受け止められたから。これは「バットマン・ビギンズ」を観た時の感覚に近いです。残念ながら本作のクオリティはアレですけど(笑)6点は甘めに付けました。ご了承を。で最後にもう一言。ヒロインがもっと可愛ければな~・・・。以上。