1.《ネタバレ》 最初から実際に話しているセリフと頭の考えが具現化しているセリフがごちゃごちゃになりながら主人公が登場し、なんじゃこりゃ?という雰囲気から始まりましたが、同時にここが自分の知っている地球と微妙に異なる星だということがわかります。なぜか男だけが自分の考えがテレパシーみたいに周りに伝わってしまうという現象がこの星では起こっており、それがこの物語の重要な設定になっているのですが、理由も何もよくわからない、まあ知らない星/世界だからね、という感じで特に説明はありませんでした。せっかく生き残れた移住民なのになぜか女を全滅させてしまうという愚行についても理解に苦しむ自滅行動ですし、ストーリーの展開も面倒くさそうなことは一切描かずに軽い感じで終わっていきました。
主人公が若く純真無垢でとにかく好感が持てる、というのが一番よかった点で、末永く幸せに!って感じですね。個人的には「未来少年コナン」に似た感覚を覚えました(笑)。予備知識ゼロで見始めれば、よくわからない世界が進行してワクワクする部分はあるけど見直そうとは絶対思わない映画ですね。個人的なジャンルの好みもあるとは思いますが、及第点の楽しさは提供してくれたということで、6点つけさせていただきます。