1.《ネタバレ》 いや、全然好く出来てるじゃあないですか~思いっ切り続編を意識してるよーな終わり方でしたが、是非お願いしたい……
とは言え、まずは監督が特撮畑の方だってコトで+自分が監督で入ってた『ウルトラマンZ』と『仮面ライダーゴースト』からそれぞれ主役を連れて来てるってコトで⇒全体としては完全にその手の特撮もの…と言うべき質感に纏まっては居ますかね。また、結局ニンジャ=アクション俳優のアクションがメインの見せ場になってる作品でもあり、他方でサメは(ラストでラスボスとしてチャンと機能はしてると思いますが)分量的には8:2でニンジャ、といった感じでもありますかね(タイトリングには反して)。そして、本質的な個々の見せ場の(映像的)クオリティや、或いは全体的な展開運びのクオリティ等も含め、映画で言ったら正にB級!と言うべきレベルの作品だった…とゆーのもまた確かだとは思うのですよね。
でも、今作もまたB級としてはかなり丁寧にしっかりつくってる=B級の中ならA級以上、と言うべき作品だと(かなり強力に)思われたのです。重ねて、特にニンジャ的なストーリーの内容自体なんかだって相当に在り来りな方のヤツだった…とも思うのですが、でもソコでその見せ場各々に関して「どれを・どの順番で・誰にやらせて」見せてゆくのかがかなり緻密に検討されて居た…という様に思ったのですね。とにかく総じて、個々のソレをどれも一定以上のレベルでしっかり実行し切るコトが可能なキャスト・スタッフを集められていた…と言いましょーか。モチロン、ソレってB級はB級として=一般映画とは異なる質感・雰囲気のモノとして許容できるってコトは前提だと思いますが、ソレに慣れている人なのであれば寧ろ「そのワリに」なんかミョ~に完成度が高いな…と喜んで観れるって作品なのではねーかな、と(コレも)。
結論、評点としては、いつもなら完全に5点を付けるだろう(とゆーか完全に5点ド真ん中っていう)作品だと思われるのですが、どーしても嬉しくって1点加点したいので、悩みましたがその様にしておきます。重ね重ね、何らか続編も期待してます。