10.コメディのようでもあり、サスペンスのようでもあり、エロ映画のようでもある。強烈な色彩と奇妙な格好、変人が揃った変態映画、でもロマンスあるような・・・。奇妙なようでもおもしろい映画だ。これが後でペドロ・アルモドバルと知って大いに納得、さすがだ。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-05-15 20:28:37) |
9.この監督、暖色系の気味悪さを発見したのが手柄だろう。赤や黄色、なかんずくオレンジ色。自然色じゃない人工色の世界。どこかオトギの国の不気味さに通じていく(メイキャップという仕事も人工の世界の仕事)。当然ストーリーは室内劇とならざるを得ない。主人公は気のいい女、最悪ニュースのレポーター・アンドレアの対極、ドラマの展開しやすさからいけば主役脇役が逆になるところだが、これがどこかオトギの国に通じていくキカが軸になる。オトギの国の犯罪。どこか話が閉じていて、テレビというものの閉じ具合と関係づけているのだろう。他人の不幸。暗い人間は死に、見捨てられ、キカはヒマワリを背景に旅立っていく。映画とは、現実に対するオトギの国と割り切っているのだろうか。常連ロッシ・デ・パルマのことを、ピカソの絵から抜け出てきたような、と言うのはうまい。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 6点(2010-09-20 09:48:00) |
8.変態映画です(笑)。でも変態の一言でかたづけるにはもったいない。まず、登場人物がそれぞれかなり曲者ぞろいなのですがちゃんとキャラが確立しています。この曲者の中の一人が変態映画へと昇華させてるわけですが..。キャラが強烈ならば配色も強烈、さらに衣裳も強烈。そのどれもがぶつかりあうのではなく、みごとな調和を持って作品の世界を彩ります。内容よりもその違和感の無い奇怪な画が頭にこびりつく。それ自体は私の中ではかなりの高評を得ています。ただどうしても7点をクリックできません。どうしてでしょう。(聞くなよ!) 【R&A】さん 6点(2005-03-01 13:50:32) |
7.ハハハ・・・何ともいえないアルモドバルのクセのある作品。変態模様オンパレードなのかと思いきや、それに耐えて観ていくと見えてくる人間の奥底にあるもの。んで途中からサスペンスも出てきたのでよけいに味わい深く(!?)仕上がってる。色彩鮮やかなインテリア、レポーターの人のへんてこな衣装、一度見たら忘れられないメイドの顔。キカ(水森亜土ちゃんに似てないか?)も人の良いオバちゃんみたいで何か嫌いじゃなかった。内容濃い割には後味もさっぱりです。 【fujico】さん 6点(2004-06-17 14:38:17) |
6.何かストーリーは滅茶苦茶だけど最後まで楽しんで見てしまった。レポーターの衣装は何なんでしょうか。 【ビンセント】さん 6点(2004-06-10 02:32:32) |
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5.ゴルチエぶっ飛んでます、すごいです。なんともぶっ飛んだバカバカしさがあり、可笑しくかわいい映画、でもってナゼかサスペンス、そんなところもバカバカしい。 【亜流派 十五郎】さん 6点(2003-11-14 00:43:35) |
4.途中から完全なパニック・コメディ映画に。いや、しかし思いもしない展開に別の意味で面白かったです。 【凛】さん 6点(2003-08-12 01:06:54) |
3.ニュースキャスターの衣裳ばかりが記憶に残ってしまった。やっぱり、ゴルチェはいいな。ホントいい。 |
2.私はこの映画を、公開当時劇場で見たのですが、なんとも言えないあっけらかんとしたブラック・ユーモアが印象的でした。こういう異端作は一部の客層から熱狂的な支持を受けそう(私は入ってないけど。) 【KARIN】さん 6点(2002-03-11 09:56:31) |
1.なんともいえない感じの一本。なんともいえない感じを味わてみたい人にはお勧め。 【鉄コン筋クリ】さん 6点(2001-12-02 03:20:54) |