5.《ネタバレ》 「レッド・ドラゴン」にはオリジナルがあるっていうのは知ってましたが、特に観たいとは思わなかった。でも監督がマイケル・マンと知れば一度は観ておこうかなと。
’86年当時に観てればかなり印象に残ったと思う、怖さはないけどレクター博士の存在が当時ならかなり新鮮だったと思います。
ダラハイドも不気味なんだけど怖くないし、チルトン先生はいい人だし、グレアム捜査官がいちばん危ない雰囲気なんですよね。事件の背景とか性質よりグレアム捜査官を描いてる感じ。
ダラハイドについては、虐待されてできあがったモンスターとしてもレイフ・ファインズは何をどうしたってイイ男なので、女に相手にされないというのは説得力に欠けるんです。その点こちらは見た目からして納得だし、リーバが盲目である意味も生きてくると思う。
何がといったら音楽にいちばん古臭さを感じてしまいました。映画にとって音楽の役割ってほんと重要なんですね。
ところで「グレアム」って発音してるのが英語力無しの私でもわかるのになんで「グラハム」になっちゃったの?
それにFBIは「Special Agent」でしょ。今も「刑事グラハム」のままの邦題ってどうなのか・・・