1.《ネタバレ》 リバティへの想いを断ち切って大道芸人として前を向いて生きようとするチャールズに心底ホッとしました。チャールズ・ロートンの味わい深い演技は流石。対するリバティのサクセス・ストーリーには反吐が出ます。出世欲は認めるものの、恩人に仁義も切らないやり口は、綺麗にお化粧して着飾っても性根はコソ泥のままの卑しく貧しいもの。演ずるヴィヴィアン・リーは顔は十人並み、ダンスはキレも気品もゼロ、キャンキャン喚く声音が鬱陶しい。キャラに合わせているのなら名演ですが、さて。翌年にスカーレット・オハラを演じたのが信じられません。