1.《ネタバレ》 登録&第1号コメント、光栄です。
さて、椋木美羽が目的でレンタルして鑑賞。
「椋木美羽ってだれ??」
という方がほぼ全員かなと。
昔、TVドラマで『ナースのお仕事』というシリーズがあったと思うが、あれの一番最初のに出演していた女優。
観月ありさを含む3人組ナースが、寮に住んでいたと思うが、そのうちの一人(足立美紀役)だ。
あんまり出番はなかったけど、その時、一気に好きになってしまった。
当時はまだ彼女も若くて、おそらく20代前半だったと思う。
その椋木美羽が、20代半ばに出演した数少ない“貴重な”作品が、この『Go!』である。
“ロバート・レッドフォードが認めた”脚本の映画化というフレコミだが、そんなことは私にとってはどうでもよかった。
目当てはただひたすら、ナースのお仕事から5年、大人になった椋木美羽との、銀幕上での“再会”である。
ところが、彼女の出番はとても少なかった。
最初の10分ちょいと、最後の10分ちょい。
しかもセリフの話し方がヘタだし、あまり美しく撮られていない。
(それともただ単に、“老けて”しまっただけなのか?!)
というわけで、当初の目的はアッサリ裏切られたわけだが・・・
しかしながら、この作品自体は十分に楽しめる内容で、満足。
脇役陣も何気に充実していて、映画俳優が勢ぞろい。
話題の邦画なんかは、テレビタレントとかアイドルとかがでまくっていて、興ざめなものも多いが、本作はキャストからして秀逸。
内容は“青春ロード・ムービー”。
まさしくそんな感じの内容。
一目ぼれしてしまった彼女の為に、高校2年生の主人公が、“ピザーラ”の原付三輪車で長崎までかっ飛ぶという内容。
お決まりのように、道中色んなイベントに遭遇するわけだが、それを突破する度、「おーーーーっ!!」と雄たけびを上げて再出発する。
これが何とも爽快。
くじけず負けずアクシデントをもろともせず前向きにエネルギッシュに突き進む。
青春の生み出す躍動感が上手に表現されていて、こちらも興奮してくる。
原付とかで、無帽にどこかへ旅に出かけたり、遠出して疲れまくった経験をお持ちの男性諸君には、特にオススメの青春ロード・ムーヴィ!