14.時代はフラフープの58年ということになっているが、空気は20~30年代。アールデコ調の美術、それとキャプラタッチのせいだろう。冒頭のリズムなんかなかなかよろしく、運命の求人広告につくカップのワッカが後のフラフープを予告したり。でもストーリーは美術的興味へ奉仕するだけに提供されていて、いやそれでもいいんだけど、やっぱりなにかキャプラの伝統に対する批評もほしいところ。伝統を継ぐってのは、批評精神を持って生かせるものを生かしていく、ってなかにあるんじゃないか。落ちた主人公が助かる展開などパロディとしての批評なのかも知れないが。実際に存在したフラフープを使って、ここまで話を作っちゃうってのは、素直にすごいと思う。でもやっぱりポール・ニューマンの副社長室の秒針の影など、美術のほうがこの映画の命。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-07-28 10:02:25) |
13.冒頭の、会社の窓→社長のアップという不自然な切り替えし直後の自殺シーンで、完全に惹きつけられてしまいました。途中のフラフープのくだりといい、映像で魅せるシーンと、セリフで魅せるシーンがしっかりと区別されていて、メリハリがついています。監督は映画を良く分かっている人だと感じた。キャラも皆イキイキしてるなぁ。とはいえ、終盤の展開がちょっと納得いかなかったので厳しめで7点 【j-hitch】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-02-11 20:45:18) |
12.《ネタバレ》 フランク・キャプラの「群衆」に非常に似た感じの作品でした(設定等違いはありますが)。あと、おっさんの天使が出てくるところなんかは「素晴らしき哉、人生!」みたいでしたし、最後のセリフはビリー・ワイルダーの「あなただけ今晩は」みたいだったりで、昔の映画のオマージュという感じでした。 ストーリー的には、ちょっと強引なところもありましたね。それに、主人公が最初にきちんと職務を果たしていれば何の問題もなかったわけで、ポール・ニューマン演じる重役(憎めない敵役の演技が見事でした。)だってああいう風にはならなかったであろう事を考えると、ちょっと微妙な感じです。ただ、全体的に心温まる雰囲気の作品でした。 しかし、見終わった後フラフープとフリスビーの発明者が一緒かどうか思わず調べてしまいましたが、やっぱ違いますよね? 【TM】さん [DVD(吹替)] 7点(2006-08-26 15:33:58) (良:1票) |
11.テンポの良いしゃべりが面白かったです。バカバカしいけれど勢いで見てしまった作品。 【なかがわ】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-09-29 13:31:23) |
10.あの『○』を自信満々に見せびらかすティム・ロビンスがたまんない。この映画、一言で言うと、テンポがサクサクしていて非常に心地良いです。時間の長さが感じない映画ということは、面白かった!という一つの尺度ですからね。あの『○』の決済の進め方には、おなかが痛くなりました(笑)。善人っぽい役しか観てこなかったポール・ニューマンが実にあくどいです。コーエン兄弟特有の毒がチラホラあります。力を抜いて観たのが良かったみたいです。 |
9.完成度が高い。ティム・ロビンスのアホ面がよかった。 【PAD】さん 7点(2004-06-04 14:05:07) |
8.GOOD!!テンポがよくって風変わりな人たちがいっぱい!楽しかったです♪ そうそう、忘れちゃいけない!ブシェミさいこうーーー 【kaneko】さん 7点(2004-05-15 02:32:50) |
|
7.ポール・ニューマンしょぼい役やらされておりますが、内容はグットです。前半がちょっとダルイが、後半からテンポUP。 【ボバン】さん 7点(2004-04-04 00:21:18) |
6.フラフープはこうしてうまれた・・であってほしい。社長の自殺シーンも含めてバカバカ映画。考えないでいいから見やすさ満点。 【モチキチ】さん 7点(2004-03-11 18:47:29) |
5.先日「素晴らしき哉、人生」を見た後、あっと思い出したこの映画。「素晴らしき~」がモチーフになっていたんですね。コーエン兄弟製作の普通のメルヘンで、返って異色作に見えます。T・ロビンスは一本ネジの抜けた兄ちゃん役で、あんなに図体デカいのに可愛いし、J・ジェイソン・リーは歌ったり踊ったりでなかなか楽しませてくれます。P・ニューマンの悪役は思ったより似合っていて、おまけにブシェミ登場、なんだかお子様ランチのようなお得加減。遊び心いっぱいの映像、そして最後にちゃんとほろりと来る場面も用意されています。原題とまったく違う「未来は今」このタイトルが重要なんです。元気出ますよ。 【のはら】さん 7点(2004-01-21 02:12:19) |
4.実に愛すべきハッピーな映画!コーエン兄弟はこんな映画撮ってたんですね。滑稽でシニカルに人間を描く姿は今も変わっていませんが、「バーバー」や「ファーゴ」より安心して観れて楽しかった。ビジュアルも味わい深いです。 【たまねぎ君】さん 7点(2003-08-19 02:12:50) |
3.ティムロビンスのアホズラは、あまりに堂に入ってて、とても、演技とは思えなかった。また、みなさん、あまり評価していませんが、私はジェニファー・ジェイソン・リーのオーバーアクションが、新鮮で良かったと思います。筋も意外な展開でおもしろかったのですが、ティムロビンズより、もう少しアホズラでない役者がアホズラを演じてたら、もっと良かったと思う 【わわわ】さん 7点(2003-04-30 04:42:59) |
2.最初に見たとき:ほんとに楽しい1本だー! 2回目:ワーイ、また見るゾー、ルンルン! あらららら、こんなにあっけなかったっけ????? やだーもーー、コーエン兄弟作品て2度見るとガッカリってことが多すぎて、やんなっゃう。最初に見たときはなぜあんなに楽しかったのかしら・・繰り返しの鑑賞に堪えられないものはやっぱダメじゃーん! 1点下げました。コーエン作品は2度は見られない・・ジンクスになっちゃいました。あーあ。 【おばちゃん】さん 7点(2003-04-06 19:27:53) |
1.コーエン兄弟の作品はハイテンポの部分とだれる部分がはっきりしている。前半は毒々しく、最高にさえている。わかりやすいストーリーと人物描写が巧い。ポールニューマンがズボンのすそ上げを二重にしてもらったおかげで助かったシーンが笑えた。 【natyu】さん 7点(2002-12-25 02:53:39) |